週末は福島(情報センター立ちあげ)といわき市(集会)へ
- 2011年 7月 15日
- 催し物案内
連帯・共同ニュース 第132号 2011年7月13日
■ みなさん暑くなりましたね。どうお過ごしですか。東日本大震災から4カ月が過ぎました。僕らは緊急支援活動や脱原発の運動に参加してきました。例年なら夏休みという時期ですが、この時期の活動を検討しています。具体化しましたらお知らせいたしますが参加を願います。
■ 大震災の被災地ではまだ瓦礫に処理も進んでいないという報道を目にするたびに復旧はどうなっているのだ(?)という思いもします。福島原発の冷却安定というさしあたっての復旧作業はできていませんし、放射能汚染対策は一貫したものとは思えません。福島原発暴発阻止と放射能汚染から人々の身を守ること、とりわけ乳幼児や子供たちの防衛は原発推進と脱原発という立場を超えた緊急の課題であると考えてきました。山田さん提案の福島原発行動隊は現地視察の段階に入っています。行動隊に参加したみなさんの出番もあるかも知れません。「放射能汚染から子供たちを守る福島ネットワーク」のみなさん達との関係の中で具体的な行動に進めます。
■ 玄海原発の再開をめぐる騒動は何だったのでしようか(?)海江田経産相は経産省と電力業界に操つられピエロ役を演じたのでしようが、これでは防衛省や外務省の官僚の代弁者として辺野古新基地建設の旗をふる北澤防衛大臣と何らかわりません。要するに電力供給の逼迫という理由の通りやすいいま経産省や電力業界、あるいは原子力村の意向にそっての原発再開です。海江田経産大臣の政治的見識も判断も見えません。福島第一原発は収束していないし、事故の調査も検証も済んではいません。福島復興構想は冒頭に脱原発を掲げています。海江田には政治主導で原発行政を見直すということが出来ていないことを暴露しているだけです。
■ 週末はいろいろの集会などがあります。僕らはその中で16日~18日までの行動を予定しています。一つはトラック隊を中心にした支援行動です(7月16日~18日)。これは7月14日に東伊豆で提供して頂く甘夏などを無認可保育園などに届け、「放射能汚染から子供たちを守る福島ネットワーク」などの情報センター立ちあげへの協力です。PCなどの情報機材の提供もいたします。7月18日にはいわき市での集会に参加します。これは小名浜市民会館大ホール(13時~17時)での7・18シンポジウム「ふくしま原発40年とわしたちの未来~原発震災の渦中から」です。7月17日には静岡での集会があります。トラック隊や集会への参加希望者は事務所の方に連絡ください。打ち合わせ等を行いたいと思います。(文責 三上治)
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