「思想史講座」6月講座「神と霊魂」のご案内 子安宣邦
- 2022年 6月 5日
- 催し物案内
- 子安宣邦
『神かみと霊魂たま』ー宣長と篤胤の国学思想
私は「神の成立」と「霊魂の行方」という主題にしたがって宣長・篤胤の国学を再構成し、市民に向けて解説する作業をしてきました。それは次のような5章からなるものです。
第1章 1「神」とは何か 神はカミなりー本居宣長の「神」の注釈
2「神」とは何か 神はカビなりー平田篤胤の「神」の解釈
第2章 「神の道」の成立ー『直毘霊』道ということの論あげつらい
第3章 「あの世」と死後霊魂の行方
第4章 「幽世」と幽冥の神ー篤胤『古史伝』第二十三巻より
第5章 天主教的な神と教えの受容ー平田篤胤『本教外篇』より
6月は 第4章・第5章を合わせて篤胤における救済論的な国学的神道の再構成のあり方を見たいと思っています。
なお懐徳堂研究会による「思想史講座」大阪教室はこの6月の講座が最終回になります。長期にわたりこの講座を支えて下さった方々に心からのお礼を申し上げます。
*会費は実費(会場費・テキスト代)を頂戴します。
*この会には何の入会規定もありません。当日出席した人が会員です。ご自由にご参加下さい。
■「思想史講座」2022年6月のご案内
■大阪教室:懐徳堂研究会
なお大阪における「思想史講座」はこの6月が最終回の講座になります。
6月18日(土)・13時00分〜15時00分
「神と霊魂」ー宣長と篤胤の国学思想
第4章「幽世」と「幽冥の神」、第5章 天主教的神と教えの受容
*資料は当日配布します
*会場:梅田・アプローズタワー 13階会議室5・6号室 「梅田」茶屋町口下車3分
■東京教室:昭和思想史研究会(会場は早稲田奉仕園です。)
東京教室での講座「神と霊魂」は6月をもって終了とし、9月から新しい、
あるいは私にとっての最後の講座を何らか新しい体制で始めたいと思ってお
ります。皆さまのご支援のほどをお願いいたします。
6月25日(土)・13時00分〜15時30分
「神と霊魂」ー宣長と篤胤の国学思想
第4章「幽世」と「幽冥の神」、第5章 天主教的神と教えの受容
*資料は当日配布します
*会場:早稲田奉仕園・リバティーホール バス「西早稲田」「馬場下」下車、穴八幡宮の裏
初出:「子安宣邦のブログ・思想史の仕事場からのメッセージ」2022.6.5より許可を得て転載
http://blog.livedoor.jp/nobukuni_koyasu/archives/88331081.html
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