「ダーバン+20:反レイシズムはあたりまえキャンペーン」主催「徴用工問題」を考える連続講演会 第一回 高橋哲哉「終わりなき歴史責任とは何か」January 15 Lecture By Takahashi Tetsuya: What is Endless Historical Responsibility? Part I of the Lecture Series on the Issue of Japanese Wartime Forced Mobilization of Koreans
- 2022年 12月 26日
- 評論・紹介・意見
- 「ピースフィロソフィー」
Peace Philosophy Centre も協力団体となっているオンライン講演会のお知らせです。ふるってご参加ください。参加申し込みリンクはここです。
釜山日本領事館そばの公園にあった強制徴用労働者像(2019年7月23日撮影)
ダーバン+20:反レイシズムはあたりまえキャンペーン
「徴用工問題」を考える連続講演会
解決が求められながら日韓間の懸案問題として混迷が続く「徴用工問題」とは何なのか。解決を妨げているのは何なのか。その根本にさかのぼって考えるため、3回連続の講演会を開催します。
第1回は、植民地支配責任を世界史的視野に立って考えます。植民地支配とその責任を問う視点を提示したダーバン宣言(2001年)の意義と限界を踏まえ、その後の20年間に旧植民地宗主国が示してきた謝罪と和解のための努力を振り返ります。私たちは、終わらない過去にどのように向き合い、どのように「克服」していく必要があるのか、高橋哲哉さんに問題提起してもらいます。
第2回は、植民地支配責任を国際法的視点から考えます。国際人権法を基軸に、植民地主義の現在をどのように解析するか、阿部浩己さんに問題提起してもらいます。
第3回は徴用工問題に焦点をあて、解決のために何が必要かを考えます。
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第1回 2023年1月15日(日)13:00~15:40
「終わりなき歴史責任とは何か」
講演:高橋哲哉さん(東京大学名誉教授)
イントロダクション:矢野秀喜さん(強制動員問題解決と過去清算のための共同行動事務局)
◆場所:オンライン(Zoomミーティング)
◆参加申し込みはこちらをクリックしてください。
※参加を申し込んだ方には当日参加用のZoomリンクをお送りします。
※当日参加できなかった場合も、後日、期間限定で視聴可能です(参加申込者に限る)。
◆参加費: 無料(カンパ歓迎)
※カンパ振込先:
多摩信用金庫(金融機関コード1360)京王八王子支店(店番号042)
口座番号0417868
ダーバン+20あたりまえキャンペーン 代表前田朗(まえだ あきら)
****今後の予定****
第2回 2023年3月26日(日)
「国際法の視点から植民地支配責任を考える(仮)」
講演:阿部浩己さん(明治学院大学教授)
第3回 2023年5月頃(準備中)
徴用工問題の解決に向けて何が必要かを考えます。
主催:ダーバン+20:反レイシズムはあたりまえキャンペーン
https://durbanplus20japan.blogspot.com/
協力:アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)、強制動員問題解決と過去清算のための共同行動、市民外交センター、人種差別撤廃NGOネットワーク(ERDネット)、Peace Philosophy Centre、ヒューライツ大阪
★「ダーバン+20:反レイシズムはあたりまえキャンペーン」紹介
私たちは、2001年のダーバン会議(人種主義、人種差別、外国人排斥および関連のある不寛容に反対する世界会議)から20年目となる2021年に、
ダーバン反差別世界会議とは何だったのか?
植民地主義をいかに乗り越えるか?
ブラック・ライヴズ・マターBLMは何を求めているか?
新型コロナはマイノリティを直撃していないか?
ダーバン宣言20周年を私たちはどう迎えるか?
レイシズムを克服するために何が必要か?
という問いを掲げて、「ダーバン+20」キャンペーンを立ち上げ、ダーバン宣言と行動計画を基礎に、次の10年に向けた反差別と人権運動を呼びかけました。
2023年もこの問いに向き合い、皆さんと対話を続けます。
https://durbanplus20japan.blogspot.com/p/about.html
初出:「ピースフィロソフィー」2022.12.25より許可を得て転載
http://peacephilosophy.blogspot.com/2022/12/20january-15-lecture-by-takahashi.html
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://chikyuza.net/
〔opinion12674:221226〕
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