核や災害で故郷を追われた人びとを考える 今年の3・1ビキニ記念のつどい
- 2023年 2月 7日
- 催し物案内
- リベラル21水爆第五福竜丸
今から69年前の1954年3月1日に太平洋のビキニ環礁で米国の水爆実験が行われ、付近で操業中だった静岡県焼津港所属のまぐろ漁船「第五福竜丸」乗組員と周辺の島々の住民が、実験による「死の灰」を浴びて被ばくしました。乗組員の久保山愛吉無線長が急性放射能症で死亡しました。いわゆるビキニ被災事件で、これを機に原水爆禁止を求める運動が世界的に盛り上がりました。
被災した第五福竜丸は、東京・夢の島の都立第五福竜丸展示館に展示されていますが、ここを管理している公益財団法人第五福竜丸平和協会は、これを記念して毎年、3月1日前後に「3・1ビキニ記念のつどい」を開いてきました。
今年は2月25日(土)14時から、展示館近くの「夢の島マリーナ」(JR京葉線・りんかい線・東京メトロ有楽町線「新木場」駅から15分)で「記念のつどい」を開催し、核・災害・気候変動などさまざまな理由で故郷を追われた人びとについて考えます。
◆ブログラム
映画上映 「故郷を追われて」(監督・坂田雅子、2021年、30分)
講演 豊﨑博光「故郷、文化、伝統、コミュニティーの喪失」
トーク 「核・気候・災害の記憶を繋ぐ」
瀬尾夏美(作家・映画監督・アーティスト)
一谷智子(西南学院大学)
蓮沼佑助(第五福竜丸展示館学芸員)
◆資料代:500円
◆問い合わせ:℡03-3521-8494へ
初出 :「リベラル21」より許可を得て転載http://lib21.blog96.fc2.com/
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