映画監督・今井正の作品上映会 6/14から東京で、生誕111年を記念して
- 2023年 6月 12日
- 催し物案内
- リベラル21今井正映画
敗戦直後に『また逢う日まで』『ひめゆりの塔』などの名作をつくったことで知られる映画監督・今井正の作品が、6月14日(水)から20日(火)まで、東京都練馬区栄町の「ギャラリー古藤(ふるとう)」で一挙上映される。同監督の生誕111年を記念する催しだ。
上映されるのは、今井監督が独立プロの時代に発表した作品で、次の8本である。
◆「どっこい生きている」(1951年) 日雇い労働者の一家の食うや食わずの生活と絶望から
再起に向けた格闘を描いた作品
◆「やまびこ学校」(1952年) 無着成恭による山形県山元村中学校の文集『やまびこ学校』
を元に、教育のあり方を問うたドラマ
◆「にごりえ」(1953年) 樋口一葉の短編小説「十三夜」「大つごもり」「にごりえ」
をオムニバス形式で映画化した作品
◆「ここに泉あり」(1995年) 市民オーケストラが群馬交響楽団へと成長する
実話を舞台としたヒューマンドラマ
◆「キクとイサム」(1959年) 会津磐梯山の農村を舞台に、゛戦後日本の混血児問題
を真正面から描いたドラマ
◆「橋のない川 第1部」(1969年) 住井すゑの小説を映画化したもので、明治から大正に
かけて、人間の尊厳をかけて激しく生き抜いた人々の生活を描く
◆「橋のない川 第2部」(1970年) 奈良盆地の未開放部落を舞台に、根強く残る差別を
乗り越え、全国水平社を創立した兄弟の姿を描く
◆「婉という女」(1971年) 土佐藩家老・野中兼山の死後、政敵の謀略で40年間幽閉された
女医野中婉の生涯を記した大原富枝の小説の映画化
★ギャラリー古藤は西武池袋線江古田駅下車、南口から徒歩6分、武蔵大学正門前
★電話・メールで予約を
電話 03-3948-5328
メール fwge7555@nifty.com
★チケット
大人=予約1000円 当日1200円
大学生・ハンディのある方=800円
高校生以下は無料
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