孫崎享氏のTwitterより“米中関係、読売豹変、指導力不足、地方の決定、候補者前原、尖閣「棚上げ論」、隷属継続、代表戦、次期首相米国の判断”など

＜「ちきゅう座」編集部＞

■2011年08月28日

米中は日中より密
・米中関係：将来の米中関係は協力と対決が交錯。しかし極めて密接な関係が築かれる可能性あり・下記は些細、象徴的：バイデン副大統領訪中の時、孫ナオミを帯同。彼女は5年間中国語を学んでいる。他方twitterしたが習 近平の娘（习明泽）は昨年18歳でハーバード大学入学。米中、日中より密へ
（08月28日 posted at 00:22:58）

読売、逃げ計る
・前原氏・読売：読売、前原氏を持ち上げてたのに､一生懸命逃げ計る。27日読売：前原氏の献金問題公表…疑惑払拭？逆効果？、前原前外相が、政治資金規正法で禁じられている在日外国人からの政治献金が別にもあった事実を自ら公表したことに、波紋。」「禁じられてる」とわざわざ書き込む
（08月28日 posted at 00:36:11）

米国経済、嫌な流れ
・米国経済：嫌な流れ。27日朝日「米ＧＤＰ改定値、１．０％増に下方修正　４～６月期」「市場では、リーマン・ショック後の景気後退のような”二番底”に陥るのではないかとの懸念が強まっている」
（08月28日 posted at 00:42:19）

哀しい実態暴露
・代表選：世界の目は哀しい実態暴露。実害発生：２６日ファイナンシャルタイムズ「国会で泣いた経産相、失敗しやすい元外相、沢山の指導者能力不明の候補者、この中での選択は容易でない。だがこれが現実。他方課題山積み：景気回復、円高、原発、ムーディーズ日本国債格下げ時政治の指導力欠如指摘。
（08月28日 posted at 07:07:57）

読売豹変
・前原氏・読売：読売豹変前原叩き強化。弱者叩く。強いと思う者（米国含む）に媚びは社是？：28日読売：前原氏へ献金企業、外国籍夫婦経営の建設会社。政治資金規正法は”外国人や主たる構成員が外国人もしくは外国法人の団体から、寄付を受けてはならない”と規定。前原氏詳しい説明なし。説明不足
（08月28日 posted at 07:17:55）

密かな合言葉
・代表選：28日産経実態つく。「密かな合言葉”真の目標は小沢首相”。　”何で海江田さん？”と詰め寄ると、小沢氏”俺のためだ”。政治資金規正法違反事件で小沢氏は来春にも無罪を勝ち取ると踏む。そこから来秋の代表選に向け、復権の足がかりを作るには海江田政権を作るしかないという理屈。
（08月28日 posted at 07:40:13）

米国のリビア介入顛末は？
・Rall:In Libya U S has overthrown a dictator without solid plans for transition to a post-dictatorship regime. WMDs missing,sound familiar?
（08月28日 posted at 08:01:21）

原爆より深刻？
・放射線：原発の後遺症原爆より深刻？27日WSJ日本版「福島原発のセシウム１３７放出量は原爆168個分！。国会へ政府提出数字。ヨウ素１３１では2.5倍、ストロンチウム９０は2倍。児玉教授は、放射能残存量は１年後に、原爆は1000分の1に減少、原発は10分の1にしかならないと述べた」
（08月28日 posted at 08:31:12）

日本の指導力不足
・民主党代表選：日本の指導力不足が国債格付けの格下げに。議員の人材不足は民主党だけの問題でない.自民党も同じこと。かって中国人（日本人の妻）が通訳の印象「政治でも経済でも、中国では上へ行けば行くほど人のIQは高い。日本は上へ行けば行くほどIQが低い。私は常に恥ずかしい思い。何故？」
（08月28日 posted at 08:39:46）

現状を作り出した組織への怒りに
・原発：28日読売「退陣表明した首相からの”宣告”（長期間居住が困難の地域が出るとの厳しい見通しを明らかに）に怒りの声。」しかし怒りは菅氏に向ければいいというものでない。現状への怒り、現状を作り出した組織への怒りであるべきだ。そしてこの怒りが多くの国民に共有されることを祈りたい
（08月28日 posted at 08:51:52）

マラソンへの身体作りたい
・ジョギング：超スローでしかし、皇居三周何年ぶりかで走る。これから二ヶ月位１５Kを走っていく予定。マラソンへの身体作りたい。ただ我々の年令故障すると復活困難なので､慎重にいく予定。
（08月28日 posted at 15:16:28）

説明責任
・前原氏：政治家に最も重要は説明責任。前原氏、これ許されないでしょう28日yahooニュース（産経）「献金問題　前原氏、脇の甘さ再び　”これ以上説明しない”」「経緯やＹ社の業種、外国人との接点に説明はなく、会見２０分。説明を求める報道陣に対し”十分説明した。これ以上は説明しない”
（08月28日 posted at 15:40:54）

戦略不足で早くも危うい
・海江田氏；早くも危うい。仮に海江田政権になり重要なのは、国会運営。ある程度の妥協は不可欠。遡って既存の合意破棄は賢い選択ではない。カーチス望む国会難航、総選挙、自民大勝の筋書きにはまる。28日毎日「民主代表選：海江田氏”３党合意（子供手当など）白紙も”。海江田氏に戦略不足か
（08月28日 posted at 22:19:34）

完璧洗脳下の日経クイックvote
・前原氏：28日日経；クイックvote　「前原氏支持が最多。５０．４％」。日経読者は前原氏だと日米関係が良くなり経済＋と思うのだろう。1990年から約20年日本は米国に隷属。その結果経済どう？成長無し。日本の相対的地位低下。この失われた20年をどう評価？それも見えぬ盲信、完璧洗脳下
（08月28日 posted at 22:55:33）
　　

■2011年08月27日

前原伸びず
・次期首相；前原伸びず。目算狂いは読売。先頭で前原支持出してたのに。27日「”反菅”が裏目？目算狂った前原氏。、前原陣営が国会内で開いた決起集会。３００人収容できる大会議室に現れた国会議員は４０人を切った」、朝日一週遅れで前原よいしょ。26日「首相適任者は前原氏４０％、世論調査」
（08月27日 posted at 09:39:34）

新たな問題の発覚
・前原氏：アウトへ更なる動き：27日テレ朝：「“新たな外国人献金”で釈明　代表選出馬の前原氏、前原氏は、外国人からの献金が新たに4件あったことを明らかに。自ら新事実を明らかにすることでこの問題にケリをつけたい考えですが、新たな問題の発覚は党の内外に波紋
（08月27日 posted at 15:49:01）

地方の決定の重要性
・原発；首相が海江田氏であれ、別人であれ、原発稼働の方向に動き出すだろう。今､総理に全能を期待し全て委ねるという時代を超え、自らが如何なる行動が出来るか、それを実施する時代に移っていると思う。幸い原発稼働には地方の承認がいる。地方の決定は一般の人に近い。人々はここに影響を与えうる
（08月27日 posted at 23:53:51）
　　

■2011年08月26日

なぜ有難がって購読？
・２６日読売社説批判；増税増税と叫く新聞を日本国民の約１千万人が何故有難がって、購読するのか、わからない。「民主党代表選”挙党態勢”で争点をぼかすな」「政府・与党は、消費税率を１０％へ引き上げるという成案を得ている。根強い慎重論に乗じて”ちゃぶ台をひっくり返す”は避けるべき」
（08月26日 posted at 08:37:33）

尖閣「棚上げ論」の合理性
・尖閣問題:今再度、尖閣問題浮上。極めて重要な視点は尖閣諸島については（１）中国も自国領としている（２）日本の同盟国である米国ですら、領有権の問題ではどちら側にもつかないという立場であること、従って、日本の領有が国際的に確固たる物でないことです。日本が領有の立場を強くしたいとして、強い行動をとれば、中国も呼応し強い立場取る。つ１９７８年には中国漁船は１００隻以上領海内に入って滞在。中国は常にこれ位の行動可能。その時、数隻の保安庁船舶では対応不可。自衛隊でも対応不可。．米軍は出てきません。そう考えた時に日本に管轄権を認める、軍事的行動はとらないとする「棚上げ論」が最もいい方法なのです。互いに違反した時、船舶の属する国が対応をとるちする日中漁業協定の適用が最もよい手段なのです。我々は主張する時、常に相手との力関係を考えなければなりません。声高に叫けばいいというものではありません。
（強い中国に屈せよと言うことですか）私はそんなことを言っていない。日中双方が領有を主張する中、尖閣問題では棚上げが日本の管轄を認め日本に一番有利な解決。これは周恩来、鄧小平の決断。日本が守る限り中国は破れない。日本が棚上げ合意がないと言えば中国待っていましたと実力行使する。
（08月26日 posted at 10:52:53）

小沢の選択基準
・後継首脳：小沢氏の選択基準が「御輿は軽くてパーがいい」でないことを祈る。２６日テレ朝「小沢・鳩山は”反前原”で力を結集し、海江田氏と小沢元環境大臣の一本化の調整等”前原包囲網”を築く構え
（08月26日 posted at 13:16:33）

隷属継続の認識が重要
・日米同盟：２６日「米兵の裁判権放棄、日米秘密合意…外交文書公開」「１９５３年１０月法務省刑事局総務課長が”日本に著しく重要と考える事件以外では、裁判権を行使するつもりがない”と表明。日本は占領→第一次安保→第二次安保と軍事面で隷属を継続してきてる認識が重要。裁判権もその一環
（08月26日 posted at 14:22:48）

代表選は政策路線闘争を内包
・民主党代表選：小沢（海江田）対反小沢（前原）の極めて重要な点は脱米国隷属か米国隷属強化かの戦い。極めて重要な政策路線闘争を含んでいる。決して派閥対立だけの話ではない。
（海江田さんは脱米国隷属なのですか？）御指摘の通りTPP,原発見ても本人に脱米国隷属の意識は薄い。しかし、後の小沢・鳩山の脱米国隷属意識は強く、海江田氏の政権運営に大きい影響を与えるという読みです。この懸念があったからこそ、米国は途中で野田を切り強引に前原持ってきた
（海江田氏に対して、脱米国隷属路線の影響を与えられるというご指摘、いささか甘い見通しではないでしょうか？)希望的観測入っているのは事実です。他方、前原氏であれば、一直線、隷属強化です。それを考えれば海江田氏は最悪事態回避の選択でないかと思っています。
（08月26日 posted at 20:00:01）

我々の主、米国は･･･
・菅首相評価：26日読売「遅い・停滞した・裏切った…野党は菅政権を酷評」。読売さん思い切って標題次の様にされたらもっと国民によくわかるのでないですか「遅い・停滞した・裏切った…我々の主、米国は菅政権を酷評」
（08月26日 posted at 20:36:26）

カーチスの短命予言
・次期首相：カーチス（政策工作に従事。CIAと関連と言われる）の予言：26日NYT「カーチスは”次期首相は最も短命首相になるのでないか”と発言」「自民党は法案ストップで早期解散に追い込む予定」
（08月26日 posted at 22:40:42）

次期首相、WP紙の状況判断
・次期首相：26日ワシントン・ポスト紙：今週、日本のメディアは前原氏をフロントランナーと解説。しかし小沢氏が海江田氏を支持したことによって、金曜日バランス変化（海江田氏の方へ）。
（08月26日 posted at 22:50:45）

次期首相、米国の判断
・次期首相：WPとカーチス（NYT)見ると､米国（１）次ぎ海江田の可能性高いと判断し（２）その際は自民党使い早期退陣に追い込み､自民党政権を作る方向に動きそう
（08月26日 posted at 22:53:56）
　　　

孫崎享氏のツイットhttp://twitter.com/magosaki_ukeru
を許可を得て転載。孫崎享氏は元外交官・元防衛大学校

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
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