ZOOMでも参加できる板垣雄三連続講座「イスラエル・パレスチナ問題」
- 2024年 1月 23日
- 催し物案内
- パレスチナ連帯・札幌松元保昭
信州イスラーム世界勉強会2月定例会「イスラエル・パレスチナ問題」板垣雄三さん
https://muslimworld.naganoblog.jp
信州イスラーム世界勉強会、2024年2月定例会
は板垣雄三・信州イスラーム世界勉強会代表による集中講座
全3回【2/3(土)、2/10(土)、2/17(土)】
「イスラエル・パレスチナ問題=入門から物知りへ最短コース=」です。
元旦から、国内でも「能登半島地震」に見舞われ被災された皆さんには
大変な日々を過ごしておられると思いますが、ガザ・パレスチナの情勢も混迷を極め心を痛めておられる方も多いかと思います。
パレスチナからの生の声を聴き、理解し、現状を根元から理解することを企図した連続講義です。
会場も設営しておりますが、できるだけ多くの皆様に参加していただくべく、オンラインウェービナーとのハイブリッド形式で開催します。
どなたでも参加いただける自由な講座です。ご参加をお待ちしています。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfDoI-JPdzaYoRX-MvERLqBu1Ac3W8jhfhkWKdTfiO0Dm3rsg/viewform
講師略歴 板垣雄三
93才、パレスチナ問題研究70年
東京大学名誉教授・東京経済大学各名誉教授、文化功労者
第1次・第2次石油危機や湾岸戦争を早く警告
「イスラーム化と近代化」「イスラームの都市性」等の国際共同研究を組織、「日本とイスラーム世界の文明間対話」招集者など
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「イスラエル・パレスチナ問題」 〔入門から物知りへ 最短コース〕 集中講座
全3回主催 信州イスラーム世界勉強会 講師:板垣雄三教授
内容としては、広い時間・空間の視野において「ユダヤ人問題」「パレスチナ問題」の構造を俯瞰し、なぜそうなったかを検討し、
これからの世界のあり方・変わるべき姿を考えようとするものです。
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2月3日(土)
・たそがれの欧米文明 – ユダヤ人差別とイスラーム憎悪の傷跡
会場:Mウィング(松本市中央公民館)中会議室4-4
(1)
基本コンセプト(ユダヤ人、アラブ、パレスチナ人、イスラエルの民・市民、異邦人、シオニズム、
エルサレム、
ユダヤ教・キリスト教・イスラーム教、聖地、聖典、神との契約、預言者、…)
(2)
ユダヤ人差別・迫害の歴史、宮廷ユダヤ人、金融業、寛容、啓蒙、同化、キリスト教終末論
(3) 十字軍、東方問題、アシュケナズィーム・スファルディーム・ミズラヒーム
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2月10日(土)
・20世紀イスラエル国家の成立 – 欧米の前哨/ホロコーストの罪責の「償い」?
会場:Mウィング(松本市中央公民館) 午前:中会議室4-4 午後:中視聴覚室
(1) フランス革命、帝政ロシア、シオニズム
(2)
第1次世界大戦、オスマン帝国分割、英国三枚舌、サンレモ会議、シオニズム、ナチズム
(3)
ショアとナクバ、国連総会決議181、「独立戦争」、D計画、スエズ戦争、六日戦争、核武装
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2月17日(土)
・パレスチナ問題にひそむ偽善と非法の暴力 — 公正な世界を築きなおすには
会場:あがたの森文化会館 講堂 第一会議室
(1)
パレスチナ解放機構PLO、「〈テロ〉との戦い」のはじまり、イスラーム主義、インティファーダ
(2)
「既成事実化」としての「中東和平」、「二国家方式」=「オスロ合意」溶解、「反テロ戦争」
(3)
2023年10月7日の「破裂」をとりまく国際環境の総体と表面化した世界秩序解体の意味
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★ご参考:板垣雄三さんは札幌にも5回来ています(松元)。
2002「対テロ戦争とパレスチナ問題のゆくえ」(女性センター)
2005 第1回反植民地主義フォーラムin北海道「響きあうパレスチナとアイヌー国境・土地・アイデンティティ <先住民族>の未来によせて」(教育文化会館)
2006 第2回反植民地主義フォーラムin北海道 響きあうパレスチナとアイヌ テッサ・モーリス・スズキ&板垣雄三「パレスチナ問題と世界、日本、そして先住民族」(エルプラザ)その後フィールドワーク(北大アイヌ納骨堂⇒対雁)
2007 「イスラームについて」講演(北大学術交流会館)
2017 継続する植民地主義、深まるレイシズム、世界の未来を透視する:パレスチナ、アイヌ、沖縄、在日コリアン―共犯、共苦、共歓―
[講演①]第一の鏡:和の国の国民主義というレイシズム―サムライの国の征夷に目を向ける―[講演②]第二の鏡:欧米植民地主義の「近代」からの脱却―「対テロ戦争」の終焉から来たるべき世界[講演③]第三の鏡:知の組み換え、生き方の転換、公正をつくる―排除と共犯のシステムを乗り越える―(教育文化会館)
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