経済産業大臣 齋藤 健様 経産省は原発政策を見直してください。
- 2024年 7月 21日
- 評論・紹介・意見
- 「経産省前テントひろば」有志原発政策見直しの要望書
経済産業大臣 齋藤 健様 経済産業省の皆様
資源エネルギー庁長官 村瀬 佳史様 資源エネルギー庁の皆様
経産省は原発政策を見直してください。
2024年7月22日 「経産省前テントひろば」有志
私たちは2011年の福島原発事故の後、原発の危険性を知り脱原発はやめるべきとの思いを強くし
その年9月11日から経産省前で原発反対を訴える座り込みを続けています。
しかし岸田政権は福島事故を忘れたかのように原発推進に舵を切りました。
私達は断固として反対を訴え続けます。
原発に反対する理由
1)原発は安全ではありません。地震はいつまた来るか判りません。
2)原発は決して安くはありません。再稼働に向けて安全対策などたくさんの費用が掛かります。
3)処理する見込みのない核のゴミを増やし続けます。学術会議の科学者も日本には地層処分出来る場所はないと言っています。
4)原発は地球温暖化の役に立ちません。発電するためにはCO2を出さないかも知れませんが、ウラン掘り出し、安全対策工事その他で大量のCO2を排出します。
5)原発を動かすことで被ばく労働者を生み出します。原発で働いたために白血病他癌にかかった人が沢山いていまだに補償もされず苦しんでいます。
人の犠牲の上に成り立つ発電はやめるべきだと思いませんか。
福島事故で13年経った今も避難生活を余儀なくされている人が沢山います。
また家の取り壊しを余儀なくされて故郷を失った人たちもいます。
過酷な避難中に亡くなったお年寄り、原発さえなければと自死した人、原発事故によってたくさんの人が人生を狂わせられました。福島の癌患者は他に比べて多いそうです。
事故による放射能の影響が心配です。
福島第一の廃炉は見通しも立っていません。
デブリの取り出しの見通しさえ立っていない状態です。
老朽原発動かしてまた事故が起きるかもしれないことを想像してみて下さい。
再生可能発電も普及してきたのに原発のために出力制限すると聞いています。
電気が余っているのなら危険な原発を動かす必要はないでしょう。
以上述べたことを真剣に考えて第7次エネルギー基本計画に原発ゼロを書き込んでください!
連絡先 〒105-0003 港区西新橋1‐21‐8 新虎ビル2F 経産省前テントひろば
乾喜美子
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion13806:240721〕
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