■樋口健二講演会「原発労働と差別問題」のお知らせ ・・・・人のいのちをないがしろにしてきた原発の本質・・・・
- 2011年 10月 6日
- 催し物案内, 評論・紹介・意見
【講演演目】
1)原発産業の構造はどうなっているのか
2)原発は差別の上に成り立っている
原発下請け労働者の構造/元炭鉱労働者の悲劇/少年被爆労働者の実態など
3)闇に消された被爆労働者
4福島第一原発事故による原発労働者の悲劇はこれから始まる
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☆3.11以降まだ事故は終結せず、どれほどの放射能汚染が広がっているのか、その実態すらつかめないまま、多くの人びとが福島を離れ、そして当分故郷には帰れない、住めないということが起きようとしている。
40年近く続いた国策である原発は、大きな事故など想定も出来ないほど「安全」と言われ続けてきた。その「安全」はもろくも崩れ去り、今後何十年続くかわからない、未曾有の放射能汚染との闘いが続くであろう.そしてその中にあって、原発労働者は今も高濃度の放射線量の中で働いている。
講演者の樋口氏はかねがね、原発は事故が起きたら危険なのではなく、事故が起きなくても毎日労働者が被爆しており、その電力を供給するという構造こそ大問題なのではないか、と指摘する。
人の命や健康を踏み台にした原発とはいったいなんなのか、それはその人びとの命を軽視しているとしかいいようがないのではないか。
原発と差別問題は密接な関係であることを、明らかにする。
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☆樋口健二(ひぐち・けんじ)氏は、報道写真家。日本写真芸術専門学校副校長。日本写真家協会会員、世界核写真家ギルド会員。
1937年長野県生まれ。四日市公害をはじめとする公害問題や原子力発電所における被爆労働等の取材を敢行。報道写真家として原子炉内の撮影は世界的スクープとして、海外でも高い評価を受けている原発取材の第一人者。2001年核のない未来賞受賞。
著書に『闇に消される原発被爆者』(八月書館)、『これが原発だ カメラがとらえた被爆者』(岩波ジュニア新書)、『樋口健二報道写真集成-日本列島66-05』(こぶし書房)ほか多数。
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日時:10月22日(土) 13:30~16:30
場所:明大リバティタワー1126教室(12F)
参加費:500円
主催:現代史研究会/後援:合同出版
申込・問合せ
現代史研:090-3216-0033(生方)
合同出版:03-3294-3508(八尾) e-mail: yao@godo-shuppan.co.jp(八尾)
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔opinion0638 :111006〕
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