5つの情報をお知らせします(11月12日) 地震と原発事故情報その231
- 2011年 11月 13日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
★1.テントから視えるこの国この時代
11月11日経済産業省を取り囲む人間の鎖行動に参加して
★2.11月11日経産省を包む人間のくさり報告
前段活動で”原発なしで電気は足りる”ビラ2500枚を配布し、
宣伝カーでも周知活動
★3.◎デモは初めての母と共に参加して◎
11.11 たそがれの経産省キャンドル包囲
「人間の鎖」アクション感想
★4.「脱原発の鎖経産省囲む」(東京新聞より)
★5.11月11日~12月11日『原発再稼働反対月間@
経産省前テント』が始まります。
★1.テントから視えるこの国この時代
11月11日経済産業省を取り囲む人間の鎖行動に参加して
乱 鬼龍(川柳作家)
11月11日は、あいにくの雨でもあり、平日の夕方からということもあり、人の
集まりは、どうだろうかと思って、仕事を終え急ぎかけつけたが、PM6時、6時
半、7時―と時間がたつにつれて、どんどん人が集まってきて、結果的には1300
人と私の思っていたことを大幅に上まわる大結集だったと思う。しかもとても参
加意欲の高い人々ばかりであった。
これは、福島そして全国の女性たちの連続する行動、テントを撤去せよと連日
のように押しかけてくる右翼及び警察権力の攻撃、といったことが重なり合って、
多くの人々が強い関心をもち、自分も参加したり、参加して意思表示をしなけれ
ばという熱い想いを抱いて、続々と結集してきた結果であると思う。
この結集の力を、さらに前進させるためにも私たちはテントを維持し、ここを
結集軸として福島をはじめとする全国の人々と連帯し、戦いを継続し、発展させ
よう。
“常在戦場テントに集う心意気”
2011年11月11日夜記
★2.11月11日経産省を包む人間のくさり報告
前段活動で”原発なしで電気は足りる”ビラ2500枚を配布し、
宣伝カーでも周知活動
柳田真
イ.11月11日(金)の経産省を囲む人間のくさり(第2回)は成功できたと思う。
1300人の参加は前回(9/11)と同じだが、雨の中の参加であること(1~2割は
減るのが普通。たんぽぽ舎にも雨天は中止か?の問い合わせ電話あり)、なによ
りも強い参加意欲+原発廃止の意欲を持った人々の自主参加である点が大きい。
たんぽぽ舎も全力で参加をよびかけ貢献できた。
2 11日(金)の午後6:00の人間のくさりの前段に1時間余りにわたり40人
(8班×5人)で、ビラまきとマイク宣伝活動をおこなった。(あわせて宣伝カ
ー数台で走りまわりアピールした)ビラの中味は原発なしで電気は足りる―公開
データが証明=全国電力設備データは原発54基がゼロでも電気は大丈夫を示して
いるという図表と説明文。(もう片面は経産省テントの闘いの歴史と11月~12月
アクションの掲載)
全国の発電設備は2億8172万kwあります。(火力・水力・自家発電・原子力
の4つ)
ここから原発54基分=4896万kwをぬいて、2億3276万kwあります。2010年の
10社の最大電力は1億7775万kwです。かなりの余力があります。
原発なし(ゼロ)で、”電気は十分足りる”のです。
地震・余震が心配。今動いている11基を止めて。定検後の再稼働反対!原発大
惨事を心配しなくてすむ社会へ、
宣伝活動は有楽町駅(2班10人)新橋駅(2班10人)東電前(1班)日比谷公
園周辺(1班)経産省や文科省周辺(1班)など。計8班が大型マイクを使い、
手製のノボリを立てビラをまいた。
●11/11経産省包囲-人間の鎖の様子を動画で見ることができます。
イ 11/11の岩上チャネルの映像です。
http://www.ustream.tv/recorded/18445037
ロ asahi.comから
http://video.asahi.com/viewvideo.jspx?Movie=48464141/48464141peevee432297.flv
ハ 11/11人間の鎖・たんぽぽ舎・合唱隊
http://www.youtube.com/watch?v=CycZNu70DXI&feature=share
★3.◎デモは初めての母と共に参加して◎
11.11 たそがれの経産省キャンドル包囲
「人間の鎖」アクション感想
たんぽぽ舎 ボランティア 唐木
まずは冷たい雨が降り注ぐ悪天候の中、参加者のみなさん本当におつかれさま
でした!
山本太郎さんや制服向上委員会の登壇もあり1,300人もの参加で大成功に終わ
りました。
今回の人間の鎖は2回目であり、経産省テントが誕生した9.11行動の成功を引
き継いでいます。また12.11までの「再稼働反対!全国アクション」へのスター
トでもあります。
経産省と保安院が入った官庁をキャンドルやペンライトで取り囲む「たそがれ
のアクション」でした。私たちは再稼働の中止と全原発停止、さらには自主避難
者への賠償など、避難の権利の確立を求めました。
昼間、雨は止む気配がなく平日の夜ということもあり、経産省一周を囲めない
かもしれないという心配の声もありました。しかしそれは参加者一人一人が自分
が行かなければ!と足を運ぶ理由になったようです。前回同様、無事に手と手を
繋いだ人間の鎖が完成しました。
私は今回初めて抗議行動に母を連れて行きました。原発なんていらないという
気持ちがあっても今までただ見守っていた母。野田政権の原発推進、日に日に強
まる権力側の弾圧を娘から聞きようやく参加しました。彼女の一番の感想は参加
者のみなさんの姿に頭が下がるということ。こんなに冷たい雨の中、こんなに多
くの人が行動していることに衝撃を受けていました。自分はすっかり年老いた身
であり、雨の日にレインコートで立つ立場ではないと勝手に錯覚していたのに、
もっと大先輩が若い人たちと参加しているという事にただ驚いていました。それ
を見せられただけでも娘の私には満足でした。いくら家族に原発の話をしても分
かってもらえない人がたくさんいて、私もここまで来るのに8ヶ月かかりました。
アクション自体は前回よりもバージョンアップして、参加者が楽しめる工夫が
たくさんありました。マイクアピールが隅々まで聞こえるように数カ所で行われ
たり、待機している間、退屈しないようにとドラム隊が演奏して回ったり、鎖が
完成した瞬間も参加者が同時に知ることができました。
みんな雨に濡れない事より繋いだ手を少しでも長くアピールすることを優先。
レインコートを着た人もキャンドルやペンライトを照らそうと、かじかんだ手を
外に掲げていました。
私たちの繋いだ手と手はとても温かく、人との繋がりを肌で感じることができ
ました。参加者の首に提げられた紙のバナーはこの日びしょ濡れで私たちの勲章
となりました。
★4.「脱原発の鎖経産省囲む」
「脱原発」を目指す市民団体のメンバーらによるデモが11日、東京霞が関の経済
産業省周辺であった。約千三百人が1周九百メートルの同省を囲んで手をつなぎ、
「人間の鎖」を作って原子力発電所の再稼働中止や停止を訴えた。
市民団体などでつくる「再稼働反対!全国アクション実行委員会」が呼びかけ
た。福島第一原発事故から八か月のこの日、午後六時過ぎから雨の中を市民らが
続々と集まり、キャンドルを点灯した。
小学六年の女児の母は「事故が収束していないのに、他の原発を再稼働するなん
て正気ではない」と話した。(東京新聞11月12日朝刊掲載を抜粋)
(なお、11日の「asahi.com」でも配信されました)
★5.11月11日~12月11日『原発再稼働反対月間@
経産省前テント』が始まります。
経産省前人間の鎖包囲を皮切りに、『原発再稼働反対月間@経産省前テント』
がスタートします。僕は13日のAPEC本番の日米首脳会談の原発輸出や沖縄辺
野古への基地移設に反対します。他の仲間は原発再稼働へのストレートな反対や
TPPにも反対します。みなさまも自分のテーマでの表現をぜひお願いします!
朝でも昼でも夜でも、いつも誰かが座り込みしている状態にできれば、その上に
色んなデモ、集会、ライブや上映会を組み合わせられるはずです。日曜以降もみ
なさんの座り込みと表現アピールをお願いします。
アクション月間の詳細はtmblr.co/ZtOapwBiLfRC (園良太)
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[編集部より]
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