「11月29日(火)夕方のおさそい 原発を廃止するアイデア提案会(第4回)」など 地震と原発事故情報 その249
- 2011年 11月 28日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
4つの情報をお知らせします(11月28日)
★1.11月29日(火)夕方のおさそい
原発を廃止するアイデア提案会(第4回)
みんなで発言、討論 - 山崎久隆さんを助言者に
★2.テント日誌 11/26(土)
近づく師走へ、様々な想いとアクションは広がる
―― 経産省前テントひろば 77日目 ――
★3.メルマガ読者からの講演会・集会のご案内2つ
「肥田舜太郎さんに聞く」とデモ
反原発アクションin埼玉
★4.新聞・雑誌から
地震の発生率が10倍以上に上昇
震災前と比べて東大地震研の調査。東電柏崎刈羽原発が危ない!
全国で11の活断層が。
★1.11月29日(火)夕方のおさそい
原発を廃止するアイデア提案会(第4回)
みんなで発言、討論 - 山崎久隆さんを助言者に
○12月末には稼働原発が6基(10%)のみになる-全54基中-という日本
原発史上、初めての事態(廃原発に一歩近づく)が生まれようとしています。
それだけに原発推進側も必死で、全権力と金の力を活用して水面下で原発再稼
働のための方策(ウルトラCも含めて)を練っています。悪賢い人々、集団ゆ
え今後何が出てくるか、予断を許しません。
○これらに抗して今こそ原発全廃を打ち出すチャンスです。そのための様々な
アイデアや提案をもちよろう。過去1~3回では色々の思いの披露(自己紹介
プラスα)から始まり、現在の運動の改善や問題点の指摘、今後の方向性など、
いくつも出ました。議論が少しずつ熟成されてきています。自分の思い・考え
を自由に発言できる場です。積極的に参加を。提案文の持参も歓迎(A4版1
枚に)助言者は山崎久隆さん
(柳田真)
★2.テント日誌 11/26(土)
近づく師走へ、様々な想いとアクションは広がる
―― 経産省前テントひろば 77日目 ――
テントで頑張っていた富久さんが急遽、沖縄の高江に向かった。その富久さ
んからの便りがあった。
原発問題と沖縄基地問題、その構造は同根であるだけに、富久さんもテント
と高江を紡ぐような気持ちで頑張っているだろう。
先日も記したが、テント近辺のプラタナスが丸裸にされて寒々と樹木の肌を
晒している。この寒々とした光景は本格的な冬の訪れを知らせる。自然に被災
地の人々のことを思い浮かべたりするが、そう言えば今日は福島県の双葉町か
ら避難され、現在港区に住んでおられるKさんがテントを訪れた。
Kさんはいろいろのことを話していかれた。「東電から支払われた100万円
は後に返却とのこと。だから受け取らなかった」という。驚く。
報道もされた仮払金のことだが、その現実を知る人は少ない。「電気代は支払
いをしていない。これは東電の方と話しをするためである」。この種の話は良く
聞くが東電の官僚的応対が透けて見える。
「東京の人には親切にしてもらっている。今いるところは3月11日まででそ
の後が不安」と。原発震災で避難されている方の現状を僕らも実情が意外とわ
かっていないことを痛感した。
今日はドイツとイタリアの人がテントを訪れた。ドイツとイタリアはヨーロ
ッパの中で脱原発に踏み切った。第二次大戦時の枢軸国は悪夢であったけれど、
今、脱原発の同盟ならいいのではないかと思った。
日本はドイツやイタリアから学ぶべきであり、いつもアメリカばかり顔を向け
ているべきではあるまい。
テントには多くの催しのチラシなどが届けられる。脱原発の学習会、コンサ
ート等の情報が伝えられる。
脱原発の運動の広がりを実感させてくれるが、中には小水力発電事例の載った
小冊子を届けてくれる人もいる。脱原発の現実的な取り組みとその可能性を示
していて、僕らの脱原発の方向やイメージを豊かにしてくれる。地方自治体も
含めエネルギー転換の歩みを多くの人は進めており、あまりメディアの報じな
い情報だけに勇気を与えてくれる。
師走も近づきいろいろの企画が組まれている。簡単な紹介を。いずれもテント
前広場、あるいはテント内にて。
11月28日(月)歌声喫茶(13時~18時)
12月 1日(木)「十月十日の座り込み」開始日
12月 3日(土)落語会(13時~13時40分)
12月 4日(日)12・4脱原発ミニライブ(13時~17時)
( 文責 M・0)
★3.メルマガ読者からの講演会・集会のご案内
タイトル
12月11日 反原発アクションin埼玉
講演会 「肥田舜太郎さんに聞く」とデモ
内容
日時: 12月11日(日) 13時30分~
会場: ときわ会館大ホール
さいたま市浦和区常盤6-4-21(さいたま市役所隣)
賛同費: 1000円のご負担をお願いいたします。
☆ 講演会 「肥田舜太郎さんに聞く」
福島第一原発事故による放射能汚染。海産物や農作物の汚染。政府・マスコミ
からは「健康に影響するものではない。」と。はたしてそうなのでしょうか?ヒ
ロシマで被ばくし、その後60年にわたり被爆者の治療と内部被ばくの研究を
続けて来られた医師肥田舜太郎さんのお話しを聞きます。
☆ デモ 16時~
講演会終了後に、脱原発を訴えるデモを行います。ときわ会館隣にあるさいたま市役所前を出発し、浦和駅西口まで行進します。
講演会のみ、又はデモのみのご参加でも歓迎いたします。
連絡先: 埼玉反原発アクション http://blog.goo.ne.jp/saitamaaction
後藤 090-1257-8983 saitamaaction@yahoo.co.jp
★4.地震の発生率が10倍以上に上昇 ― 震災前と比べて
全国で11の活断層が。東大地震研の調査。東電柏崎刈羽原発が危ない!
マグニチュード(M)9.0を記録した東日本大震災の影響により周辺での地震
の発生率が震災前と比べて10倍以上に上昇した活断層が全国で11カ所あるこ
とが24日、東京大学地震研究所の研究チームの調査で分かった。
特に断層帯の動きが活発化した可能性が高く発生率が上がったのは東北から
中部にかけてで、長野県の境峠・神谷断層帯主部や岐阜県の猪之鼻断層帯、神
奈川県・静岡県の北伊豆断層帯など6カ所。北伊豆断層帯は最も高い70倍と
なった。
調査結果をまとめた東大地震研の石辺岳夫特任研究員は、東日本大震災のよ
うなプレート間での巨大地震の前後で、大地震が集中する傾向にあると指摘。
「大地震に直結するわけではないが、活動が活発化しており、継続して監視す
るべきだ」(茨城新聞11月25日)
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・東電柏崎刈羽原発が危ない理由
地震発生頻度が10倍以上高まった
活断層が3つもあるので。
東大地震研の調査発表によると地震発生頻度が10倍以上高まった活断層の3
つもが東電柏崎刈羽原発周辺にある。それは次の3つ
高田平野東縁断層帯(新潟)約13倍
十日市断層帯西部(〃)約22倍
六日町断層帯東部(〃)約10倍
浜岡原発も危ない
北伊豆断層帯(神奈川・静岡)が70倍もの最高の発生確率を示しているか
ら。プラス長野県内の2つの活断層も66倍、27倍と記述されている。これ
も浜岡原発に悪影響大。地震・余震が心配。稼働中の原発をすぐ停めてほしい。
再稼働やめよ。 (柳田 真)
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