ドイツからの通信:「福島の母子と山本太郎さんがGORLEBENの核廃棄物反対デモにドイツの反原発派の人々と参加」
- 2011年 11月 30日
- 評論・紹介・意見
- すみ子リヒトナー福島の母子と山本太郎がドイツの脱原発行動に参加
ドイツの国内報送、南ドイツ新聞SUEDDEUTSCHE.deやBERLINの新聞TAZ.deで報道されました。
http://www.ndr.de/fernsehen/sendungen/hamburg_journal/media/hamj14923.html
西片加奈子さんと2人の子供達、山本太郎さんがGORLEBENのデモに参加して、ドイツの人々に原発事故の体験を話されるのは、とても影響が大きく、ヨ-ロッハ゜や世界の脱原発運動の高揚につながると思います。
ドイツの反原発市民活動家、一般市民から、「日本は自分達で民主主義を築く行動を起こす時が来た。今、始まったのだ。」と云われました。 長い戦いになりますが、国民一人一人が良い日本国を作る為、民主主義を築く為、子供達を守る行動をしていくことが必要だと思います。 そして、そのことをまだ理解していない人々に、草の根運動を通じて語る必要があります。
ドイツの原発反対市民運動の人々も30年間、この草の根運動をしてきました。緑の党SCHWEERSさんは、寒い冬-5度から-15度の中、核廃棄物輸送反対で一日中座り込みをした素晴らしい仲間です。彼は30年間,反原発の戦いをした人です。
今回の核廃棄物輸送はかってないほどの、5日間も輸送時間がかかりました。農民緊急団体もトラクタ-で参加、学生も労働団体も青年達も母親達も参加した大きな力強い戦いになりました。若い人達や反核活動家が線路の上で、雨の中強風の中夜明かしをして座り込み、一部の活動家は線路と体をチエ-ンで固定しました。寒くて足の感覚が無くなったと言っていました。彼らには頭が下がります。グリ-ンピ-スや緑の党、社民党も50台以上のバスをチャ-タ-してGORLEBENの抗議デモに参加しています。
ドイツ国民も反原発活動家も、後9年間原発が稼動して、核ゴミが増え続けるのを認めない、「ただちに原発廃止」を政府に求める行動が始まりました。
緑の党も「我々の原発廃止、核廃絶の戦いは始まった」と宣言しています。
日本もドイツも手を繋いで、原発廃止、核廃絶の戦いを続けましょう。これが子孫に残す今生きている大人の責任と仕事だと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=l3PYzt2x5lI&sns=tw
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔opinion0703:111130〕
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