911事件「ツインタワー:コーナー支柱切断の証拠映像」
- 2012年 1月 31日
- 時代をみる
- 911事件童子丸開
これは私が1週間ほど前に公開したものですが、訂正事項などのウエッブ上での反映が遅れていたので、お知らせが遅れました。
これは911事件について技術的な見地からの指摘なのですが、そのほとんどが写真と図表の映像を用いた説明で、メールの形では文章で書いた部分の、冒頭と結論の部分だけをお知らせします。もし興味をお持ちなら、下のアドレスから本文の方にお進みください。
またこのページの後半に、今まで日本語字幕の作られたAE911Truth(911の真実を求める建築家とエンジニアたち)製作のビデオの一覧があります。
このウエッブページの結論部分で私は、福島事故について「餅は餅屋だと思っていたが、餅屋がなかなか出てこない」という東大理学部の早野教授の言葉を引用しましたが、私は10年以上、911事件について「餅屋が出てこない」悔しさを味わってきました。「餅屋」が「餅」を作らないどころか、泥をこねて「餅だ」といって人々に食べさせるようなことが、どんな分野でも起こっているのでしょうね。
昔見たエイゼンシュタインの「戦艦ポチョムキン」の中で、ウジのわいた肉に抗議する水兵たちに、軍医が「これはウジではない」と説明する箇所があったのを思い出します。
童子丸開 拝
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http://doujibar.ganriki.net/911news/Cutter_Charges_in_the_North_Tower.html
デイヴィッド・チャンドラーの新たなビデオ(日本語字幕付き)
ツインタワー:コーナー支柱切断の証拠映像
以下は、次のビデオ(日本語字幕)の内容を、詳しく、より分かりやすく説明したものである。
Cutter Charges in the North Tower by David Chandler – Japanese (2012年1月14日UP)
http://www.youtube.com/watch?v=IAVMz0iLLoU
ビデオを作製したデイヴィッド・チャンドラーは、数学と物理の高校教師だが、AE911Truth(911の真実を求める建築家とエンジニアたち)と協力して2001年の911事件で崩壊したニューヨークWTC(世界貿易センター)ツインタワーとWTC第7ビルの映像記録の分析を行っている。
このビデオはツインタワーのうち第1ビル(北タワー)のコーナーで見られる特徴ある現象を分析したものだが、それは公式の「崩壊理論」では起こりえない現象を明らかにするものである。このページではビデオの静止画像を使いながら、チャンドラーの説明に私(童子丸開)からの補足を加えて、その事実をより明らかなものにしていこう。
第1ビルの崩壊については、『見れば分かる9・11研究』の該当ページでご研究いただきたいのだが、ここでは崩壊の前半部分に注目している。ぜひ、ビデオ映像と交互に見比べながらじっくりとご検討いただきたい。
【中略】
この第1ビル(北タワー)上層階については、同じデイヴィッド・チャンドラー製作の次のビデオ(日本語字幕付)をご参照いただきたい。
AE911Truth.org – North Tower Acceleration by David Chandler – Japanese
(北タワーの加速度:デイヴィッド・チャンドラー:日本語版)
http://www.youtube.com/watch?v=wmoXhLWwtJ0
次のページには、チャンドラー以外に他の専門家による詳しい分析も書かれている。
『NISTから「解放}された WTCビル群「崩壊」の映像資料
第2部 まとめと解説②:ツインタワー崩壊 その2』 より
●第1ビル上層階崩壊の記録と分析
チャンドラーは上の分析とは別の視点から、北タワーの崩壊で起こっている現象を調べている。
【中略】
もちろんだが、ビデオでチャンドラーが述べているように、これ以上のことは知りようがない。もし98階付近と80階付近のコーナー支柱や、各階のコーナー支柱と外周構造の間の接続が、カッターチャージ(切断用の爆破装置)で切り離されたという仮定をたてたとしても、それがどのように仕掛けられどうやって起爆させられたのかの説明を行うことは、今まで解明されている事実の範囲では無理である。だが、少なくとも今までに米国の公式な機関から発表されているツインタワー崩壊原因についての推定からでは、上にお見せしたような現象を説明することはとうてい不可能なように思える。
というよりも、『いま我々が生きている虚構と神話の時代』で述べたとおり、このような崩壊途中に起きた事実の記録を研究し解明しようする専門家や学者がほぼ皆無に等しい現実がある。上の例はその中にあるほんの小さな一例に過ぎない。専門家や学者たちの大部分は、誰も彼も、事実の記録から目を背け事実から逃げているだけなのだ。
先日、フクシマ3・11について、毎日新聞に次のような記事が載っていた。
『3・11後のサイエンス:「餅屋」はどこにいる=青野由利』
(私はこの記事を大沼安史さんのサイトで知りました。ありがとうございました。)
この記事の最初の部分から引用すると、
”「餅は餅屋だと思っていたのに、なかなか餅屋が出てこなくて」。そう笑うのは東大理学部の早野龍五教授だ。”
私は911事件について「餅屋」が出てくるのを10年以上も待っているのだが、AE911Truth.orgで積極的に発言する(世界的に見れば)ごく少数派の建築や構造力学などの専門家たち(以下に紹介するビデオを参照のこと)を除いては、いまだにほとんどの「餅屋」が姿を隠しているようだ。「餅」を放棄する「餅屋」の時代に、我々はいつまで我慢しなければならないのだろうか。
【後略】
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔eye1807:120131〕
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