「悪の枢軸」の企み。
- 2012年 2月 26日
- 交流の広場
- 「悪の枢軸」「神話」とら猫イーチ
日本国の「政・官・産・学・報」の「悪の枢軸」は、挙って国民に虚偽の情報を与えて、自己の欲する結末へ国民を誘導するべく日夜活動されていて、我々国民が自発的・禁欲的に情報を精査しないことには、洗脳され切ってしまい、彼らの思惑から逃れるのは、容易なことではあり得ない状況にあるようです。
その源泉は、所謂「神話」ですが、代表的な「神話」が三つあります。 一は、「原子力安全神話」ですが、これは、昨年の3・11で崩壊したように観えます。でも、この神話と微妙に連携している第二の神話である「地球温暖化神話」は未だに健在で、強固ですので、「クリーン・エネルギー」の基盤神話が健在である限りは、第一神話の崩壊は現実になることは無いでしょう。 第三は、これも連携している「自然エネルギー神話」です。 これ等の神話は、毎年一兆円単位の国家予算がばら撒かれる対象ですが、国民の福利の向上どころか、第一神話では、生存が脅かされる真実が明らかになった存在です。
その他にも、「地震予知神話」があり、3.11の大震災を予知出来なかったにも関わらず、国家予算を未だにばら撒き、出来もしない「予知」の研究を継続するようです。 尚、神話の萌芽である「生物多様性神話」もあり、金銭のばら撒き対象には困らないのが現状です。
最近では、良く報道され一般国民が誤導されている小神話が気に為ります。 「ブータン総幸福国家神話」です。 この国は、未だに鎖国状態で、国内事情が伝わり難い状況がありますので、マスゴミによる情報操作が容易なのでしょうが、神話形成過程が三大神話と同等に見え、危険です。
同国では、支配的民族による少数民族への迫害が継続していますし、王族支配は民主主義とは無縁です。 BBCのTV番組「ヒマラヤ」を注意深く視聴すれば、控え目ではあっても同局の批判精神が伺え有益ですが、日本の報道では、何の問題意識も見受けることは出来ませんでした。 この小神話形成の目標が、何かが気になります。
http://www.japanforunhcr.org/act/a_asia_nepal_01.html
アジア地域/ネパール難民(ブータン難民)
国連UNHCR協会
http://ameblo.jp/keneki/entry-10680951173.html
世界で最も不幸な国、ブータンと「国民総幸福量」
雪国に暮らす医系技官の独り言
備考
「自然エネルギー神話」の批判的記事は非常に少数ですが、地方紙には、散見出来ます。 でも、これらも何れ統制されるのでしょう。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004548648.shtml
神戸新聞 2011/10/15 整備34億円、年間節約3500万円 兵庫県の太陽光発電
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