「福島の女性の発言──私たちは国・東電・マスコミすべてから棄てられた」など―地震と原発事故情報【TMM:No1423】
- 2012年 4月 16日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎地震と原発事故
2012年4月16日(月) 地震と原発事故情報
転送歓迎
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★1.4月19日19時から、明石昇二郎さんが語る『東電に嫌われる方法』
東電の闇を暴く作戦会議に参加しよう!(東電前アクション)
★2.たんぽぽ舎、反原発自治体議員・市民連盟のみなさまへ
四国電力伊方原発再稼働阻止の応援団に感謝
(原発さよなら四国ネットワーク 堀内美鈴)
★3.福島の女性の発言──私たちは国・東電・マスコミすべてから
棄てられた──4・12首相官邸前抗議行動に参加して(葛飾区 青山)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇映画上映のお知らせ『friends after 3.11【劇場版】』各地で。
◇許すな再稼働、原発より命がだいじ 原発なくても大丈夫
さよなら原発4.20アクション、午後6時半から、大井町(品川)きゅりあん
★5.新聞・雑誌から
◇「非常識」安全に不信、県庁まで抗議 (4月15日 東京新聞)
★6.<テント日誌4/13(金)―経産省前テントひろば216日目―>
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┗■1.明石昇二郎さんが語る『東電に嫌われる方法』
│ 東電の闇を暴く作戦会議に参加しよう!
└────(企画 東電前アクション)
日時 4月19日(木) 19:00~21:00
場所 スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4階)
ルポライターとして、東電の数々の闇を暴き、ついには去年7月に東京電力への刑事告発を始め、4月19日に新刊「刑事告発 東京電力」を発売する明石昇二郎氏による講座です。
今、東京電力自身が世論がどちらに傾くのか固唾を飲んで見守っています。
「東電を罰せよ」か、それとも、、、今のまま存続することを許すのか。
私たちは東電をどうしたいのか、一緒に考えていきませんか。
・どうすれば東電が嫌がるのか。
・具体的に実効力を持った行動を起こすにはどうしたらいいのか。
・刑事告発と民事訴訟の違いとはなんなのか。
色んなアイデアが飛び出す作戦会議のような全く新しい講座。
参加すればあなたも東電に抗議行動しに行きたくなる!?
講座の最後には質問コーナーや新刊のプチサイン会なども行われる予定です。
※明石昇二郎さんお勧めの本 ~これを読めばさらに講座の理解が深まる~
『福島原発事故の「犯罪」を裁く』出版・宝島社、600円
著者・広瀬 隆/明石 昇二郎/保田 行雄
『刑事告発 東京電力<ルポ 福島原発事故>』出版・金曜日、1785円
著者・明石昇二郎
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┗■2.たんぽぽ舎、反原発自治体議員・市民連盟のみなさまへ
│ 四国電力伊方原発再稼働阻止の応援団に感謝
└────(原発さよなら四国ネットワーク 堀内美鈴)
このたびは、大変お忙しいなか、15日・16日、四電伊方原発再稼働阻止への応援団を結成し、緊急集会を支援してくださって、ほんとうにありがとうございました。
緊急集会や交流会へのご参加、たんぽぽ舎と議員連盟からのバナーの寄せ書き、伊方町および中村愛媛県知事への要請、県庁前での街宣活動と、たくさんの方からの応援がこんなにもすごいものなのかと、実感しています。
これからも皆さまと力を合わせて原発のない、環境を傷つけない社会を実現していきたいです。
経産省前テント広場のことや、ボランティアの皆さまの活躍のご様子など、あっというまの2日間ではありましたが、様々な方々と直接会ってお話をうかがうことができました。とても感謝しています。
最後になりますが、横須賀市議会議員の山城様から、16日の愛媛県庁での中村知事への要請文で触れた愛媛県議会臨時会の資料についておたずねがありました。添付ファイル(※)で送付させていただきます。
今後の資料としてお役立ていただければ幸いです。
心から感謝を申し上げます。どうぞお元気で。
(※メルマガには添付ファイルはありません)
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┗■3.福島の女性の発言
│ ──私たちは国・東電・マスコミすべてから棄てられた
│ 4・12首相官邸前抗議行動に参加して
└────(葛飾区 青山)
連日連夜の再稼働反対抗議行動。12日は首相官邸前で18時より行われた。
各団体代表や個人が次々に要請文を読み上げ、内閣府の直立不動の職員に手渡していく。帰宅する官庁街の人々にも聞こえている。福島からの女性の話が胸を打つ。「あのとき、何も知らされずに雨風に打たれて、被爆しながら水や食べ物を求めて行列に並んでいた。道路は通れたのに、食料を積むトラックが放射能を恐れて来なかった。私たちは、国・東電・マスコミすべてから棄てられたのです…」と。
たんぽぽ舎ボランティアのTさんも発言。「伊方原発も危ないので、15日松山市の再稼動反対西日本緊急集会に十数名で参加、翌日抗議行動をしてきます。政府は原発を止めて、恥かしくない政治をしてください。」と官邸に呼びかけた。150人位の参加者の「再稼働はんた~い!」のシュプレヒコールの声が、夕闇の霞ヶ関のビルの谷間に何度もこだました。
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┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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◇映画上映のお知らせ『friends after 3.11【劇場版】』
4月13日まで オーディトリウム渋谷
4月7日~ 神戸アートビレッジセンターにて上映中
4月14日~ 横浜シネマ・ジャック&ベティにて公開
4月21日~ 京都みなみ会館にて公開
株式会社 ロックウェルアイズ
〒108-0071 東京都港区白金台5-18-9 ビサイド白金6F
tel: 03 3444 7011 fax: 03 3444 7013
mobile: 080 1987 7365
email: yasuda@iwaiff.com
◇許すな再稼働、原発より命がだいじ 原発なくても大丈夫
さよなら原発4.20アクション
日時:4月20日(金)午後6時30分開演
会場:大井町きゅりあん大ホール(JR京浜東北線大井町駅徒歩1分)
内容:講演~神田香織さん、落合恵子さん
報告~福島避難母子の会in関東
報告~品川区の子どもたちを守る会
歌 ~橋本美香(制服向上委員会会長)
参加費:500円(高校生以下、震災避難者無料)
主催:さよなら原発東京南部1000人アクション実行委員会
TEL/FAX:03-3783-3370
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┗■5.新聞・雑誌から
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◇政府の「安全」発言に不信、誰が見ても非常識 (4月15日 東京新聞)
(省略します―「ちきゅう座」編集部)
(4/15朝刊の一面、「再稼働はいやどす」「えだNO」などの横断幕が映る大きな写真入りで掲載されました)
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┗■6.<テント日誌4/13(金)―経産省前テントひろば216日目―>
│ 首相官邸前に1500人、経産省前でも遅くまで抗議
│ 福井へ、大飯へ 集団ハンスト準備も着々と
└────( Y・T )( Q記 )
4月13日(金) 崩壊中の福井第1原発の様々な不具合と不安状態が伝えられている。とくに4号機の燃料プールの冷却水低下は、重大事態へと至りかねない不安を抱え込んでいる。「事故収束」など真っ赤なウソである。そういう中、4閣僚会議はインチキでインスタントな安全基準をでっち上げて、大飯原発の「安全」を確認し、再稼働に踏み切ろうとしている。
いよいよ今日の閣僚会議でその政治判断を下しそうだ、ということで、首相官邸前行動には1500人の人々が集まった。官邸の向かい側の記者会館前歩道、その向かい側の議員会館横歩道に人々がビッシリと立ち並ぶ。その最中に閣僚会議の「政治決断」と枝野の福井行きが伝えられ、怒りは絶頂に。
官邸前行動の後も、テント横の経産省正門前では40~50人が遅くまで抗議の声を上げる。
枝野の福井入りに対する県庁前行動に向けて、テントからも何人かが明日出発。京都の友人から、京都からはバスを仕立てて100人程で行くとの連絡が入る。そして15日に何人かで大飯現地に行くそうだ。福井には枝野の他、仙石が県議団工作に行くようだ。「チーム仙石」の行動なのか。
17日からの集団ハンスト行動への準備も着々と進む。17日正午からのテントひろば記者会見には、国会議員や1000万人アクション呼びかけ人や中嶌哲演さん、広瀬隆さん、元国立市長上原公子さん、福島の女性達、等々の参加で賑やかになりそうだ。沢山の人々がテントひろばに集い、盛大に、賑やかに、ハンスト初日を迎えたい。みずみずしい命の叫びを! ( Y・T )
<大飯現地から>
大飯原発の足元、大島半島東端に9日夜から建てられた゛原発再稼働監視テントに到着。13日午前11時。毎日大阪判にUさんの横断幕を持った写真入りの小さくない記事がこの日の朝刊に載った。先輩3氏のほか大阪から真宗大谷派の脱原発委員長のご夫妻が先着していて、夕暮れまで対話交流。カンパも戴く。
入れ違いに若々しいロックミュージシャンが2人、アーティストが1人ボックスワゴンに脱原発とカラフルに大書した車で登場。対話に花を咲かす。原発街道に桜並木。見栄えする所は交付金によるのはいずこも同じ。お若いのに大袋一杯のカンパ食料品。一緒に晩飯。Uさんの飯とカレー風シチューで歓待。
向かいの土場に簡易小屋がもちこまれ大型のユニックやローラーが整地を始めた。ヤバい気配? 先輩Yさん、この横断幕の目覆いしてんだな、あうんの呼吸で長続きしなきゃな、あんまり見詰めなさんな!とのこと。ふりかえれば、凪の内海。とりたちの低空飛行。
ああ不知火の海のようだ。京都から週末の釣りを楽しみに、ひとり、ふたり、と。夜釣りだそうな。こちらは目立たぬように、昔からいたみたいにいたいもの、と。この海の平和と豊穣を祈って、まずは初日のご報告を。 ( Q記 )
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【編集部より】
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