「6月17日(日)いのちが大事 今なぜ再稼働? ふくいでつながろう」などー地震と原発事故情報【TMM:No1472】
- 2012年 5月 30日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎地震と原発事故
2012年5月30日(水) 地震と原発事故情報
転送歓迎
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★1.6月17日(日)福井へ行こう、バス5台で、新幹線で。
<いのちが大事 今なぜ再稼働? ふくいでつながろう>
(たんぽぽ舎 福井応援ツアー)
★2.再稼働反対ハガキアクション、1万枚をこえ、新しい版を印刷しました
(たんぽぽ舎 ハガキアクション)
★3.確実な安全性が確保されない限り、原発の再稼働を許さない
日弁連が5月25日の定期総会で宣言文を採択(下)
(弁護士 海渡雄一)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇6月2日(土) 18:30開会、文京区男女平等センター
<ポスト5・5>脱原発討論会 ─ 再稼働をどう止めるか ─
★5.<テント日誌5/26(土)
―経産省前テントひろば259日目 稼働原発ゼロ21日目>
大飯再稼働阻止の願いがテントから広がる。その想いを福井に
届けたい。おおい町での「もう一つの住民説明会」大成功
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┗■1.6月17日(日)福井へ行こう、バス5台で、新幹線で。
│ <いのちが大事 今なぜ再稼働? ふくいでつながろう>
└────(たんぽぽ舎 福井応援ツアー)
原発反対福井県民会議(中嶌哲演代表委員、ほか)と、福井県内の市民グループが力を合わせて、6月17日(日)再稼働阻止をめざして集会を開きます。
◇6月17日(日)12:00~15:00 集会とパレード
◇福井市中央公園(県庁となり)(4月の集会場所と同じ)
◇<いのちが大事 今なぜ再稼働? ふくいでつながろう>
◇主催 ふくいでつながろう実行委員会
東京からは、経産省前テントひろばが中心になってバス5台を準備中です
【行程・バス利用】問い合わせ:テントひろば 電話 070-6473-1947
1人3000円の格安交通費(カンパ歓迎)
16日(土)21:00、新宿駅西口(スバルビル前)集合
翌朝6時ごろ福井着、休憩をとって現地交流会の予定。
正午までに中央公園へ参加。
【行程・新幹線利用】問い合わせ:たんぽぽ舎(柳田) 電話 03-3238-9035
17日あさ7時33分の「ひかり503号」(3号車)に乗車、11時ごろ福井駅着、バス組と合流し、中央公園へ向かいます。
こちらの行程は、交通費が約3万円かかります。
★なお、おおい原発の再稼働が早くなった場合は、日程調整もふくめ、
現地の判断を尊重して行動します。
★東京でもアクションがあります。ご参加ください。
『首相官邸抗議ウォーク』6月9日(土)17:30 首相官邸前集合、
枝野経産相や仙谷政調会長代行に「市民による問責決議文」を提出!
※プラカードや鳴り物、キャンドルなど持参を。
呼びかけ:再稼働反対!全国アクション
連絡先 : 090-6185-4407(杉原)
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┗■2.再稼働反対ハガキアクション、
│ 1万枚をこえたので新しい版を印刷しました
└────(たんぽぽ舎 ハガキアクション)
原発の再稼働は絶対に反対してください!
原発を再稼働させることは現在・未来への犯罪行為です。
福島第一原発の過酷事故は、すでにチェルノブイリの原発事故のレベルを超え、今後も被曝し続けるのです。大震災・津波・原発事故(人災)の三重苦に加え、全く責任を取ろうとしない東電、無為無策の政府によって、筆舌に尽くせぬ多重苦に苦しみながら必死で生きようとしている福島県民の現実をあなた方は看過できるのですか?
大飯原発が一度事故を起こせばどういう事になるのか、福井県知事も、おおい町長もご存じない筈がありません。周辺自治体の京都府・滋賀県の両知事は大飯原発の再稼働に反対し、積極的に要望・提言等を発信し続けています。大飯原発の再稼働に同意を与える事は日本の原発再稼働の突破口となり、犯罪行為です。
「再稼働にNO!」の決断をして下さい。
※ハガキ申し込みは、たんぽぽ舎または反原発自治体議員・市民連盟へ
申し込み方法はホームページをご確認ください。
http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=1011
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┗■3.確実な安全性が確保されない限り、原発の再稼働を許さない
│ 日弁連が5月25日の定期総会で宣言文を採択(下)
└────(弁護士 海渡雄一)
総会では、確実な安全性が確保されることがあるのか、誰がそれを判断するのかというご意見もありました。日弁連はすべての弁護士が加入する強制加入団体であり、会員の合意の範囲で行動をしてきました。1976年・1983年には、日弁連は原子力開発の抜本的な見直しを提言し、2000年10月6日の人権擁護大会では「エネルギー政策の転換を求める決議-原子力偏重から脱原発へ-」を採択し、原子力発電所の新増設の停止と既存の原子力発電所の段階的な廃止を求めました。福島第一原子力発電所事故後には、このような事故を二度と起こさせないため、2011年7月15日に「原子力発電と核燃料サイクルからの撤退を求める意見書」を採択し、上記のような具体的な基準を示した脱原発政策プログラムを提案しています。今回の意見もその延長上にあります。
今回の意見においても、敷地付近で大地震が発生することが予見される原発と運転開始後30年を経過した原発は即時廃止を求め、「先に述べた意見によって直ちに廃止すべき原子力発電所以外であっても、福島第一原子力発電所事故の原因を解明し、その事故原因を踏まえて見直された安全基準による適正な審査によって確実な安全性が確保されない限り、現在停止中の原子力発電所を再稼働しないことを求め」(提案理由の結論部分)たものです。理由中では、ストレステストや政府の暫定基準についても具体的に批判していますので、ご参照下さい。
全ての原発について即時廃止を求めるものではありませんが、安全性確認のないままでの再稼働については,明確に反対するという姿勢を明らかにした点で大きな意義があると考えるものです。そして日弁連は、政府や規制機関が安全といっているからといってそれだけで確実な安全性が確保されているとは考えていません。
5月17日には保安院が新耐震設計審査指針が制定された後、旧指針で審査された原発の許可も有効であるとの見解を原子力安全委員会に無理強いし、原子力安全委員会はこのような圧力に屈して、同様の見解を示していた事実が発覚しました。規制機関が根本から生まれ変わるのでなければ、到底市民の信頼は得られないことでしょう。事故原因の正確な理解を踏まえ、確実な安全性が担保できる審査基準が設定され、公平な審査がなされることが必要であり、規制機関の判断だけでなく、司法判断が必要となることもあり得ると考えています。
日弁連の定期総会宣言を簡単にご紹介しました。この宣言が福島原発事故の被害に苦しむ多くの市民の法的な救済につながり、また二度と同様の事故を起こさせないために、脱原発政策を早期に実現するため、少しでも役立つことを祈念いたします。 ([上]はTMM:No1469に掲載しました)
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┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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◇<ポスト5・5>脱原発討論会 ─ 再稼働をどう止めるか ─
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脱原発を実現するための課題は多岐にわたりますが、この討論会では、まず喫緊の「再稼働問題」に焦点を置き、具体的な行動提案を導き出すため、共通テーマ(*)をベースに、参加者がいくつかのグループに分かれ、全員が議論に参加する場を設けます。話を聞くだけに留まらない、これからの行動について討論します。ぜひお集まりください。
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日時 6月2日(土)18:00開場 18:30開会 資料代500円
場所 文京区男女平等センター(文京区本郷4-8-2 TEL 03-3814-6159)
共催 脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会(eシフト)、福島原発事故緊急会議
*共通テーマ
◎[電力需給]原発推進派の“電力不足論”をくつがえすアクション
<提案:竹村英明さん>
◎[安全性]推進派が延命させようとする「安全神話」を打破するアクション <提案:杉原浩司さん>
◎[地元との連携]原発立地の人々と連携を強めるアクション
<提案:アイリーン・美緒子・スミスさん>
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┗■5.<テント日誌5/26(土)
│ ―経産省前テントひろば259日目 稼働原発ゼロ21日目>
│ 大飯再稼働阻止の願いがテントから広がる。その想いを福井に
│ 届けたい。おおい町での「もう一つの住民説明会」大成功
└────( F記 )( Y・T )
5月26日(土)晴れ。
今朝は江田さんの事務所で目を覚ましました。昨夜、江田さん、渕上さんと共に福井再稼働阻止の現地応援ツアーの呼び掛けの準備のため徹夜をしましたが、渕上さんとはチラシの印刷をしながら多いに語り合い、テントの今を、そして今後の活動をゆっくり話し合う有意義な時間を過ごす事ができました。
途中、印刷機の調子によって思いの外時間が掛かったのですが、まるで生き物のようにこちらの気持を見透かすように安心していると止まってしまうのです(苦笑)機械とは言え、印刷機ですら日頃のケアとメンテナンスをしっかりしていないとご機嫌を損ねてしまうのですから、増してや原発など安全神話にあぐらをかくなど以ての外なのです。
午後からはチラシの折り込みです。テントメンバーのSさんのご厚意で、職場の三つ折り機をお借りする手はずになっていたので、Sさんの車で出掛けました。こちらの機械はメンテナンスが行届いているのか、作業はとってもスムースに2時間ほどで終えることが出来ました。機械にも愛が必要なのです!Sさんありがとうございました。そして、職場の皆さんもご協力感謝致します。怪しげな僕にも親しくご挨拶頂き、さすが、Sさんのお仲間と感心致しました。
( F記 )
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午後から「全ての原発の終焉をめざして」と題する加藤哲朗さんの講演会があった。「反原爆と反原発の間」で、森滝市郎や水戸巌・久米三四郎・高木仁三郎等といった反核=反原発の先駆者に比して、「原子力の平和利用」論に拘り続けた日本マルクス主義の思想的理論的陥穽の切開と克服が語られていた。
残念ながら途中からの参加で肝心のところを聞くことができなかったが、第2部で、テントひろば淵上代表やたんぽぽ舎柳田氏が現在の運動の状況・歴史的位置・直面する課題について報した。予定されていた福島からの椎名さんの報告・訴えは、大飯での「もう一つの住民説明会」への出席で取りやめとなった。
その大飯と「もう一つの住民説明会」がまだ継続中に電話がつながり、様子を聞く。その後、たて続けに椎名さん、京都・大阪の友人と電話で様子を聞く。
70名程の予定で資料を用意していたのが、140名の参加だったそうだ。おおい町の人たちの参加は30名弱。小浜の人たちあわせて40名程とか。福井県内ということではさらに多い。県外からも関西を中心に、東京からもたくさんの人が参加。ネットで知って参加された方も相当であったそうだ。多くの人の目が大飯に注がれている。
やはり、福島の女性たちの話は地元の人たちの胸に迫るものがあり、涙しながら聞き入っていたそうだ。会場からの発言はすべて地元の人たちからで、最後のお寺の住職さんの涙ながらの訴えは圧巻だったいう。
1週間弱での急な準備で、しかも当初の会館使用が「福島の人の講演」ということで拒否されるという困難を乗り越えた中での成功だけに、若狭に一つの希望の灯がともった、と感じられる。
26日の説明会に先立って、25日にはおおい町役場に町長宛の要望書をもって、福島の女性4人を先頭に、関西、首都圏の市民が20名ほどが訪れ、対応した企画課の課長に福島の女性達が福島とおおい町への想いを話したそうだ。
なかでも富岡町から避難されている木田さんの話は胸に迫り、参加者は涙を抑えることができず、対応した課長の目も潤んでいたそうである。
木田さんは町長宅にも訴えに行かれており、そのとき出てきた夫人は木田さんの話を聞いて涙を流し、「私はどうしたらいいのか」と言っていたということも付け加えておきたい。 ( Y・T )
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【編集部より】
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