国民の声は燎原の火となり野田政権を焼き尽くす!
- 2012年 6月 25日
- 交流の広場
- 9条改憲阻止の会
2012年6月25日 連帯・共同ニュース第268号
■ 大飯原発の3・4号機の再稼働に向けた準備は進んでいるが、野田首相ら体制や権力側は再稼働が具体的になれば反対運動も鎮静化すると踏んでいた。野田首相の「反対論は精神論だ」という発言はそのことをよく示している。要するに現実性を欠いた観念的なもので。再稼働が始まれば消えて行くといいたげな発言である。国民をなめきった発言や態度は「冗談じゃないぜ」という怒りを喚起し、あらためて人々を行動に駆り立てている。6月22日(金)の首相官邸前抗議行動は4万5千人が集まりそれを示した。ただ、この官邸前へ集まった人々の意志と声は燎原の火となり始めたものであり、これから本格化していくものだ。燎原の火となるのはこれからだ。
■ 経産省前テントひろばは拠点的な機能を保持しているが、霞ヶ関や国会の周辺では連日、何らかの行動が行われている。今週も主なものはとして三つある。一つは6月27日(水)の東電株主総会に向けての行動である。東電株主総会は6月27日(水)に代々木体育館で朝10時からはじまる。東電前アクション等では午前9時から宣伝活動などを行なう。そして午後7時から「あらためて東電解体」という行動を展開する。日比谷公園中幸門集合である。二つ目は6月29日(金)の官邸前行動がある。これは毎週展開しているものである。4万5千人を超えた結集になると思う。この日には6月29日(金)大飯原発再稼働を許さない!女たちの国会前緊急アピール。13時経産省前テント集合、15時女性議員との院内集会、17時国会前アピールもある。「原発いらない福島の女たち」をはじめとする女性が中心となった霞ヶ関・国会での意志表示である。官邸前行動は18時からだから連続した行動としてイメージされる。合流していくと思う。
■ 三つ目は6月30日(土)~7月1日(日)おおい現地行動バスツアーである。6月30日(土)STOP原発再稼働!おおい集会とデモ。7月1日(日)大飯原発ゲート前行動がある。6月30日(土)午前6時集合、6:30分出発。場所新宿西口スバルビル前。帰着:7月1日午後7時頃に新宿西口着(費用:1万円《バス費用+宿泊費》超過分はテントへのカンパから援助。申し込みはテントひろば。070-6473-1947又は090-1791-1105(八木)へ。おおい現地のテントは日々増えている。
■ この間、テントは拠点のような役割を果たしている。テントが日常的に脱原発の意志空間として存続することの重要性は明瞭になってきている。時間があればテントに足を運んで欲しい。6月26日(火)はスペースたんぽぽで19時から全体会議。こちらにも是非参加を。 (文責 三上治)
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