6月29日(金)は官邸前、国会前を埋め尽くそう
- 2012年 6月 29日
- 交流の広場
2012年6月28日 連帯・共同ニュース第269号
■ 「おいテレビを見たか」とい電話が突然かかってきた。古い友からである。6月22日(金)の夜のことであり、テレビとは大飯原発再稼働に反対する首相官邸前の前の行動を取り上げた報道番組のことである。朝日テレビの報道ステーションの事だ。僕は官邸前から家に帰って見た。久しぶりにどきどきしたよ、というのが友達の話であり、興奮さめやらぬ呈だった。友達はかつての仲間ではあるが昨今の脱原発運動には直接関与してはいない。これはこの間の再稼働反対の意思表示の反響を示すエピソードだが、それだけ広がっていることだ。官邸前行動には背後に膨大な人々の後ろ押しがあるのだ。一番、鈍いのは永田町や霞が関の住人たちだ。各電力会社の株主総会では脱原発の議案は否決されたと報道されているが、電力会社の経営者(社会的官僚)も同じだ。だが彼らも心の底では不安を感じ心的には安閑とはしていないのだろう。国民の意志や声の恐ろしさを彼らに思い知らさなければならない。永田町とそれを取り巻くメディアだけで日本の政治があると思いこんでいる面々の思いあがりに鉄拳をである。国民あっての政府であり政府あっての国民ではないのだ。ここに政治の原点があるのだし、今それが姿を見せ始めているのだ。僕らはこの歴史的な舞台をより大きく回さなければならぬ。その可能な場に今いるのだ。
■ 6月29日(金)は6時からまた官邸前行動がある。22日を一人でも超えた集まりにしよう。今大事なことはそれだ。一人でも多くということが意志表示なのであり、それが現在の力なのである。とりあえず官邸前に出掛けよう。そこで多くの人に出会おう。この6月29日(金)にはもう一つ「大飯原発再稼働を許さない!女たちの国会前緊急アピール」がある。これは13時経産省前集合、15時院内集会、17時国会正門前アピール行動等となっている。この女性たちの行動は「原発いらない福島の女たち」等が提起する霞ヶ関・国会に向けた意志表示であり、最後は官邸前行動に合流する。午後からの長い行動になるが、多くの人の結集を呼び掛けたい。
■ 6月30日(土)~7月1日(日)おおい現地行動バスツアーである。6月30日(土)STOP原発再働!おおい集会とデモ。7月1日(日)大飯原発ゲート前行動がある。6月30日(土)午前6時集合、6:30分出発。場所新宿西口スバルビル前。帰着:7月1日午後7時頃に新宿西口着(費用:1万円《バス費用+宿泊費》)。7月1日の原発起動日を迎えて現地は緊迫している。おおいの監視は増え続けている。テント申し込みはテントひろば、070-6473-1947に。 (文責 三上治)
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