「16日(月・休)10万人集会へ準備着々」など―地震と原発事故情報
- 2012年 7月 13日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎地震と原発事故
2012年7月13日(金) 地震と原発事故情報【TMM:No1516】-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.16日(月・休)10万人集会へ準備着々
★2.他県人の命を巻き込む条例に「結果はどうであれ」は、許されない
都民投票条例に 私は反対した-その理由(都議会議員 福士敬子)
★3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇参加者募集!『2012年広島』 8月4日~6日(2泊3日)
劣化ウラン兵器禁止全国交流集会
★4.東電新体制が目論む「福島切り捨て」、政治を籠絡し着々と外堀埋める
(月刊「選択」2012年7月号より抜粋)
★5.<テント日誌7/12(木)-経産省前テントひろば 305日目>
7/13(金)~16(月・休)連続行動のお知らせ( Y・T )
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◇サクラパンフ(第9集)発刊のお知らせ
今年のサクラ調査も多くの人の協力で無事まとまりました。例年より少し遅れていますが、全国から寄せられたデータと文章をまとめ、約2週間後に完成の予定です。カラー4頁を含む約50頁、予価500円。後日続報を出します。
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┗■1.16日(月・休)10万人集会へ準備着々
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たんぽぽ舎ボランティアスタッフが、この日のためにあらたに、大型の横断幕とのぼり旗などを制作中。
たんぽぽ舎、経産省まえテントひろばなどが参加する第4案内カーは、あさ11時からの開催です。全国の原発現地からの報告がメインです。ご参加ください。けやき並木にブースも出しますのでお立ち寄りください。
★11:00~ 槌田敦さんのお話、★12:00~ 山崎久隆さんのお話
★パレードは13:15ごろ出発予定
(パレード終了までにかなり時間がかかると予想されます。体調に合わせて無理なく参加しましょう)
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┗■2.他県人の命を巻き込む条例に「結果はどうであれ」は、許されない
│ 都民投票条例に 私は反対した-その理由
└────(都議会議員 福士敬子)
都民投票条例に今回私は反対した。人々の命も暮らしも奪った地域に、地元でもない東京が再び原発稼働を押しつける愚を止めたかった。
3・11の事故の前から原発の危険性は明白だった。私が共同代表として反原発自治体議員・市民連盟を立ち上げたのは3・11以前だった。また、都議会で東京の繁華街を通る核燃料輸送について‘03年から3回質問するなど、原発や核の危険性を訴える活動を続けてきた。
住民投票をするなら原発稼働の是非を問うものではなく、原発廃止のための住民投票を求める署名にすべきではなかったかと思う。
署名を進めた方々は当初、都民投票条例が通れば脱原発になると思っているようだった。それは違う。そのうち、「それぞれが自力判断できる人になる」「自治体の住民が意志を表す責任と権利を行使したい」などと変わった。
私のところにも同じ主旨のハガキや手紙・メールをたくさん頂いたし、連日控室にいっぱいの方々がみえた。皆さんの話や参考人(請求代表者)の意見では、原発の是非を問う住民投票は世界各国でも行なわれたが、消費地での投票が実現すれば、世界でも初だと胸をはる。そして「結果はどうであれ」「都民の意識も変わる」という。
しかし「考えるチャンス・学習する場」や「都民の意識を変える」ために、「結果はどうであれ」では困る。投票結果によっては原発稼働となる事態を招いても良いのか?その時に都民の責任をどう取るのか。そんな危険を冒すことに誰も触れない。
1000万人中33万人(*)の民意と責任<6月議会から>
都民投票条例が成立して33万人以上が稼働に反対の意思を示しても、都内有権者は1000万人余。そのうち知事関連票や東電関係を含め数百万票が原発賛成となる可能性を否定できない。原発反対が勝つ保証はない。世論調査でも、「電力不足の際には、安全確認された原発を再稼働しても良い」と考える人が過半数を超えたという結果もある。
今回の都民投票条例は「さようなら原発1000万人署名」が始まった後に出され、事前の勉強会もあまりなく、私の仲間も含め、都民投票条例が通れば脱原発になるという誤解のまま署名が進んだ。残念ながら自分たち仲間以外の想いを酌み取れていない。なぜ1000万人署名に全力をそそごうとしなかったのか?
私は石原知事の言う「原発は国策であり政府が決めるべき」という反対理由も納得できない。しかし陳述人である宮台真司氏が「議会を席巻しているポピュリズムを正すため」「目的は原発をやめることではない」「住民投票の結果が原発賛成だったら……それでもかまわない」と言うのに対し、住民投票を進めた人々から異論が出たように見えないのも不思議だと思う。
結局は、都民投票条例でつながった仲間ができ、条例提案者の「民主主義」という扇動に自分の想いを重ねた錯覚で終わっていないか心配している。民主主義とは、多数決だけではなく、他者の意見をも汲み取ることである。被災者の生活に想いをはせ、投票結果で何が起こるかをしっかり考える必要がある。
学習の機会なら、つねづね原発推進を公言し、選挙期間中に「大地震は天罰」「津波を利用して我欲を洗い流す」と発言した石原都知事を260万余りの票で当選させたことを再度考えるべきだろう。
今回の都民投票条例は、仮に私が賛成したとしても、自公の反対で条例成立の見込みはなく、おとなしく賛成しておくという選択肢もあった。しかし、今回の都民投票条例の問題点をしっかり考え、反原発についての議論を深めるためにも、安易な賛成票は投じたくなかった。
(*:都民投票 有効署名数32万3076人/有権者数1071万0254人)
(出典:福士敬子レポート 2012年 No.71号より転載)
(都議会議員・福士敬子さんは、市民派・無所属、杉並区選出)
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┗■3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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◇参加者募集!『2012年広島』へ、
ヒロシマからナガサキへそして福島へ(放射能の恐怖)
今年も、広島で『放射能兵器』劣化ウラン兵器の禁止と原発・原爆(核兵器)の廃止を訴え!交流します。【申込みは7月20日まで】
日程 8月4日(土)~6日(月) 2泊3日
参加費 1万6千円(2泊7500円×2、集会参加費その他:3000円)
(交通費(新幹線利用)は各自負担は約35,000円)
募集人員10名
行動予定:8/5原水禁分科会へ参加、広島8・6市民集会参加、8/6原爆ドームまえ集会、中電前集会
主催 劣化ウラン兵器禁止全国交流集会
★申し込みは、7月20日までに 090-7940-7421 山本へ
劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク 事務局(たんぽぽ舎内)
宿泊場所など詳細は申し込み後にお知らせします。
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┗■4.東電新体制が目論む「福島切り捨て」、
│ 政治を籠絡し着々と外堀埋める
└────(月刊「選択」2012年7月号より抜粋)
(省略します―「ちきゅう座」編集部)
『廃炉費用は軽く十兆円を超える』
東電は福島第一原発事故発生以降、あらゆる手段を通じて破たん回避を模索してきた。金融機関からの緊急融資に始まり、原子力損害賠償支援機構による賠償資金の立て替えや企業向けの電気料金値上げを実現。ついには原賠機構を通じ、国の決議権比率を最低限に抑えながら一兆円もの公的資金を引き出すことに成功した。
東電は現在、総合特別事業計画に基づき、家庭の電気料金引き上げ、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に突き進んでいる。値上げも再稼働も東電を黒字化するための必須条件だが、これによってすべてが片付くと見る向きは皆無だ。ある地方電力幹部は「仮に値上げと再稼働が実現したとしても廃炉や賠償が消え去るわけではない。この足枷をどうにかしない限り、東電は生き返れない」と説く。
廃炉や除染を含む賠償にかかる費用は、実は今も全貌が明らかになっていない。特別事業計画上は廃炉費用1兆1510億円、賠償費用2兆5462億円が盛り込まれている。だが、この二つの費用にはいずれも「現時点で見積もりは困難」との但し書きがついており、今後も無尽蔵に膨らんでいくことが示唆されている。
このうち最も深刻なのが廃炉費用だ。賠償費用は原賠寄稿の立て替えという抜け道があるが、廃炉費用は今の仕組みではそうならない。爆発によって損壊した建屋が多く、溶けた燃料を取り出さなければならないという特殊事情を考えれば、費用は軽く10兆円を超えるとみられる。東電が今も廃炉費用をひた隠すのは、公にした時点で会計に乗せなければならないからだ。会計に乗った瞬間、東電は債務超過に追い込まれる。
だが、これらの負の遺産を放り出せば、東電は息を吹き返すことができる。バッド東電の分離にこだわるのはこのためだ。バッド東電は国にとってもやっかいな存在にほかならない。「国はすでに1兆円の大金をつぎこんだ。バッドが残るままでは、今後も無尽蔵にカネを入れ続ける恐れがあり、そのカネが戻ってこないリスクもある」(地方電力関係者)。
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┗■5.<テント日誌7/12(木)-経産省前テントひろば 305日目>
│ 7/13(金)~16(月・休)連続行動のお知らせ
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7月12日(木) 雨のち曇り
13日(金)から16日(月・休)は、様々な行動と催しが目白押しである。既にお知らせしてきたものもあるが、もう一度まとめてお知らせしておきたい。
((中略) 全文はテントひろばHPからご覧ください
http://tentohiroba.tumblr.com/post/27070805915/7-12-305 )
★再稼働阻止・全国相談会 7月15日(日)13時~ 中央区浜町区民館
皆様におかれましては反・脱原発、再稼働阻止の闘いに奮闘されておられることと存じます。政府と電力会社は、多くの人たちの意思と私たちの阻止運動を押しのけ、大飯原発を再稼働してしまいました。そして、この後は伊方、泊、志賀、川内と、次から次と再稼働を進めてくることは必至です。
さて、7月16日には、1000万人アクションによる10万人集会が、東京代々木公園を会場にして開催されます。そして、この集会には全国各地で反・脱原発運動を担っておられる方々が、少なからず参加されます。皆様におかれましては、全国的な再稼働阻止の運動が、今こそ必要であるとの認識をお持ちのことと存じます。つきましては、この機会に表題にありますように全国各地の仲間の皆さんと、今後の方向性を相談したく存じます。
勝手ではありますが、私たち5団体が呼びかけをさせていただきました。どうか趣旨を理解し、相談会に参加いただきたくご案内いたします
尚、当日は各団体・個人あわせて100名程度の参加を想定しております。
日時:7月15日(日)13時00分~18時00分 終了後に参加できる方で交流会
議題:第一部 全国各地からの報告
第二部 再稼働阻止の運動とネットワークについて、特別報告1.大飯原発と破砕帯、特別報告2.福島第一原発の現状
会場:中央区・浜町区民館 電話 03-3668-2354
都営地下鉄新宿線「浜町」駅下車A2番出口徒歩5分
参加費:500円
【呼びかけ】再稼働反対!全国アクション、反原発自治体議員・市民連盟、たんぽぽ舎、経産省まえテントひろば、ストップ再稼働阻止現地アクションこの集まりへの期待が広がっています。今、全国から参加が続々と届いています。北海道、福島、 茨城、東京圏(千葉・埼玉・神奈川)、福井、関西圏(京都・大阪・滋賀)、 四国(愛媛-伊方)、九州など。
★7/16 10万人集会 代々木公園
テントひろばは、第4案内カーのステージ正面脇に集合。原宿から最も近いところです。(ただし原宿駅は混雑のため使えないかも) テントの旗が目印です。このステージは11時から集会が始まり(全国の原発現地からの報告がメーン)、13時半デモ出発です。→明治公園までのコース、たんぽぽ舎等と一緒です。飲み物・日除け等は予めご用意下さい。携帯はほとんど使えなくなりそうとのこと。けやき並木にはブースも出ます。テントひろばは、とつきとおか(十月十日)アクション、原発いらない福島の女たちと共同のブースです。( Y・T )
(メルマガ掲載にもれてしまった7月9日のテント日誌は、テントひろばHPからご覧ください http://tentohiroba.tumblr.com/post/27045730328/7-9-303 )
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【編集部より】
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
「集会・デモ・講演会のお知らせ」に関しては、タイトル及び内容を400字以内で、またその他投稿に関しては400~800文字以内でタイトル及び内容をお送り下さい。宛先は、magazine@tanpoposya.net です。
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