「7月16日代々木公園いよいよ運命のその日が迫ってきました」など―地震と原発事故情報
- 2012年 7月 14日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎地震と原発事故
2012年7月14日(土)地震と原発事故情報【TMM:No1517】-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.7月16日代々木公園いよいよ運命のその日が迫ってきました
「正しい報道ヘリの会」がにぎやかな代々木公園の上空から空撮します
山本太郎さんがヘリに乗り全首都圏に結集を呼びかけてくれます
地上から空へ、そして空から全国へと結びます!
(正しい報道ヘリの会 広瀬 隆)
★2.首相官邸前抗議行動が大きな成果
7/13(金)は国会正門前でも盛り上がり-たくさんの人々
過剰警備の中、たんぽぽ舎・反原発自治体議員・市民連盟も活やく
(柳田 真)
★3.7月13日(金)参加者からの声、いくつか
★4.官邸前デモ 首相ピリピリ 強まる勢い 増すダメージ
★5.<テント日誌7/9(月)―経産省前テントひろば302日目>
『知らぬ存ぜぬを決め込むな!
国民は皆んな怒っている野田!・ノダ!・NOだ!!!』
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※7/15再稼働阻止・全国相談会のご案内
日 時:7月15日(日)13時00分~18時00分
議 題:第一部 全国各地からの報告
第二部 再稼働阻止の運動とネットワークについて
特別報告1.大飯原発と破砕帯
特別報告2.福島第一原発の現状
会 場:中央区・浜町区民館 電話 03-3668-2354
都営地下鉄新宿線「浜町」駅下車A2番出口徒歩5分
参加費:500円
【呼びかけ】
再稼働反対全国アクション、反原発自治体議員・市民連盟、経産省前テントひろば、ストップ再稼働阻止現地アクション、たんぽぽ舎
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┗■1.7月16日代々木公園いよいよ運命のその日が迫ってきました
| 「正しい報道ヘリの会」がにぎやかな代々木公園の上空から空撮します
| 山本太郎さんがヘリに乗り全首都圏に結集を呼びかけてくれます
| 地上から空へ、そして空から全国へと結びます!
└──── 正しい報道ヘリの会 広瀬隆
神田香織さん(司会)、坂本龍一さん、鎌田慧さん、内橋克人さん、大江健三郎さん、落合恵子さん、澤地久枝さん、瀬戸内寂聴さんそしてスペシャルゲストとして福井県から中嶌哲演さん、福島県から武藤類子さんが来てくださる。
永六輔さんと、小室ひとしさんも参加されるそうだ。
ヘリコプター(ROBINSON R44)が見えたら、手を振ろう!!!!われわれのヘリだ・・・みんなの魂で飛ばすヘリだ・・・今回は一回の飛行です。3人のプロフェッショナルが乗りこみ、メインステージ集会とデモに向かう人々の勇姿を伝えます。
・ビデオ映像撮影(綿井健陽さん)
・スチール写真撮影(野田雅也さん)
・マイクリポート(山本太郎さん)
▼午後1時15分~2時代々木公園上空撮影
▼午後2時15分ごろ新木場ヘリポートにヘリ着陸
▼午後2時半から、映像配信が始まります。・映像配信IWJ/アワプラTV
☆なお、たんぽぽ舎は、ボランティアグループが中心となり、「畳6枚分の大きさの大横断幕」=「原発やめろ」を作りました。当日、ヘリコプターからも見える大きさに近づけました。本当は、人文字が一番なのでしょうが、多人数の混雑ゆえムリのようなので、「大横断幕」としました。うまくヘリコプターの目にとまり、撮影されるとうれしいのですが…(柳田 真)
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┗■2.首相官邸前抗議行動が大きな成果
| 7/13(金)は国会正門前でも盛り上がり-たくさんの人々
| 過剰警備の中、たんぽぽ舎・反原発自治体議員・市民連盟も活やく
└──── 柳田真(たんぽぽ舎・反原発自治体議員・市民連盟)
○7月13日(金)夕方18:00から20:00、大飯原発再稼働を停止せよ首相官邸前抗議行動が、首都圏反原発連合有志-たんぽぽ舎も参加-の主催で、巨万の市民を集めておこなわれた。(主催者発表15万人、警察発表-前回の2万1千人より下回る)
たんぽぽ舎は、メールマガジンや、たんぽぽニュースで多くの参加を呼びかけて7/13抗議行動の成功に努めました。
○前回・7/6(金)「警察の規制」が厳しかったので、参加者の不満が大きく、官邸から遠く離れた地へ追いやられて、お通夜みたいになったという声をふまえて、今回は前回以上に警察の規制が厳しくなると予測して、次のような対応策を立てました。具体的には、午後6時から8時の抗議活動の活発化をめざして、官邸から離れたいくつかの地(財務省の北側、外務省の北側など角の道路上)で「大型ハンドマイクを複数持参し、しっかりシュプレヒコールをやろう」と決め、実践しました。大型ハンドマイク5台、小型ハンドマイク3台、メガホン数個を用意し、それぞれの場所でガンバった。多くの人が協力して唱和し、警察の過剰な警備(言論・表現の自由への圧迫だ)の中、元気な空間をつくり出しました。
主催者は、官邸前のほかに、国会正門前の地をもう1つの重点にして抗議行動をおこない、大きく盛り上がった(と、たんぽぽ舎のメンバーから報告あり)。
○抗議行動終了後の20:00から、たんぽぽ舎と反原発自治体議員・市民連盟の合同ビラ-原発やめようの学習会、再稼働やめよハガキなどを記載した-4000枚余のビラ配布と、再稼働やめよハガキの普及活動をおこないました。(20時30分終了)
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┗■3.7月13日(金)参加者からの声、いくつか
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デモ終了後、19人で経産省前テント広場のすぐそばの居酒屋で今日の総括と、今後の方向を話し合いました。その要旨を報告します。
Aさん(男):今日の私達の活動=「マイクを持参して活発にシュプレヒコールをやろう」方針はかなり成功した。官邸前から離れた地点でもそれなりのコールができた。多くの人が協力し唱和した。
Bさん(女):国会正門前は、一杯の人々が来た(参加した)楽しくできた。参加した父母にもどんどん喋ってもらった。成功だ。ただ、官邸前のようすが全然伝わらなかったので、せめて無線を活用して様子を知らせてもらうとよかった。
Cさん(男):機動隊の誘導はケシカランやり方で社会文化会館の方へ人々を流そうとした。私は逆の方向へ人々を誘導して盛り上げた。
Dさん(男):コールは「再稼働反対」1本のみの感じ(これの反応が大きい)。しかし、原発止めよ、子供を守れ、放射能はいらない、野田は辞めよ…などもう少し内容を広げる工夫、努力が必要。
Eさん(女):財務省の坂上で楽器を持ち何人かで唱和を続けたが、盛り上げの一助を担ったと思う。経産省前テント広場にはたくさんお世話になっている。
Fさん(男):スタッフの若手(の一部)が過剰警備している警察の下請けみたいな行動が見られた。不快だ。
Gさん(男):若い人たちは経験がまだ少ない。過去の実例にあるように今後、経験の中で警察の本質を学んでいくという長い目でみてあげよう。助言してあげよう。
Hさん(女):国会議事堂正門前は人数も多く、成功したと思う。
Iさん(男)私も参加して、そう思う(成功)。
Jさん(男):官邸前は正直言って今回はつまらなかった。今後の改善として車で通る工夫→自動車パレードを考えたらどうか。
Kさん(男):茨城から4週連続して参加している。前回はお通夜的だったので、今回は自分で小型マイクを購入して持参し、たんぽぽ舎と共に唱和した。一定の効果があったと思う。
Lさん(女):港区から参加した。地下鉄など、警察の規制がひどかった。「どうして通してくれないのか」と抗議した。
Mさん(女):タクシーで国会周辺を通り、声を上げた。
Nさん(男):初期の1000人くらいの共同空間、官邸への意思表示の段階から現在は大きく発展して何万人もの抗議行動になり、主催者の力量を超えた現状がある。今日の警察の過剰規制もある。これだけ大きな行動を実現した成果を生かし、次は7・29の国会大包囲行動をどう成功させるかーにあると思う。私達の課題でもある。
Oさん(男):若い人々(グループ)が元気でやっていたが、マイクを持っていなかったので、私達の大型マイクを1台貸した。喜ばれた、若い人を育てよう。Pさん(女):15日(中央区・浜町区民館)、1:00~6:00に開かれる「再稼働阻止全国相談会」に参加しよう。
Qさん(女):女川原発反対の大きな旗を2本掲げた人々が財務省横を通って国会正門前へ向かった(午後7時ころ)。私達は拍手で遠くからの参加者を激励した。
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┗■4.官邸前デモ 首相ピリピリ 強まる勢い 増すダメージ
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(7/14東京新聞より抜粋)
(省略します―「ちきゅう座」編集部)
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┗■5.<テント日誌7/9(月)―経産省前テントひろば302日目>
| 『知らぬ存ぜぬを決め込むな!
| 国民は皆んな怒っている野田!・ノダ!・NOだ!!!』
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7月9日(月) 曇り後晴れ 大飯原発再稼動8日目(怒)。
昨夜はテントの泊まり番。先月の16・17日に福井の全国集会に一緒に参加し、翌18日におおい町の監視テント村まで同行して下さったTさんに初めてテントに泊まって頂いた。帰りの新幹線で大いに語り、その続きを是非テントにいらして語ろう!と話したところ、テントの泊まり番も引き受けて下さる事になったのだった。
泊まった感想を聞くと、『いやぁ~このように皆さん泊まっておいでだったのですか。寒い冬の間は大変だったでしょう』と仰って下さったが、改めて夢中で過ごしてきた半年の間にあったことを思い、感慨深いものを感じ取った。
日曜日の晩は以前から議論が活発でアイディアだけでなくそれを行動にしてきたものだが、その中に彼が入って下さった事は心強く思える。福井から帰った彼とはその後何回か連絡を取っていましたが、日ごろは物静かな人でお話も静かにされる方ですが、心の底から大飯再稼動には怒りを表し、福島の人々への思いを強くお持ちなのです。来週の日曜日の泊まり晩の承諾も得て、日曜日の晩の泊まりは磐石?かなと一安心です。
今日は朝から多くの方がテントに訪ねて下さった。一番先に見えたのは大阪の牧師さんでした。東京での会議にあわせ、以前から一度応援に来たかったと言いながらお昼近くまでテントの仲間とお話を活発にしていました。その他、『何も出来ないのでせめてものカンパを』と言いながらカンパ入れに入れて下さる年配の女性。その他にも数名が。
この方は、田中稔氏が『週刊金曜日』(2011年12月16日号)誌上に『最後の大物フィクサー、東電原発利権に食い込む』と題する記事を執筆・掲載したことのよる損害賠償裁判の傍聴をされてきたのでした。資料も頂く。原発関連で私服を肥やし、フィクサーとして君臨してきた白川司郎を追求した記者個人を追い詰めて、社会的経済的に葬り去ろうとする意図が見え見えの裁判であると怒りを訴えていかれました。
このような提訴をスラップと呼ぶのですが、米国カリフォルニア州では抑制法があるのだというが、日本ではそれがなく資料には名誉毀損の濫訴が行われているとありました。
又ここでも司法の問題と原発利権の問題なのかとため息が出てしまいます・・・。
午後「7.9外国人労働者・難民申請者による対法務省デモ」が行われた。テントから一路向こうに旗が見え、行ってみると移住労働者・難民の人たちのデモだった。頂いたチラシによると、現在日本に在住する200万もの外国人に対する劣悪な労働環境、それに伴う日本政府の人権無視の政策に抗議してのデモとあった。
250人程でたまたま出会ったフリージャーナリストのSさんに、「随分多いですね」と聞くと、「やはり反原発巨大デモで刺激を受け、自分たちの権利は自分たちで声を上げて主張せねば、という意識が高まっている」と言われた。
反=脱原発の巨大行動は社会を揺り動かし、社会の隅々まで様々な波紋を広げ、その結果抑圧されてきた様々な人々の運動が芽生え、台頭し始めているのだ、と感じる。きっとその中に勝利の方向が見えてくるのだろう、と思いたい。
夜になって関電前行動をおこなっていたメンバーが戻ってきた。5人程でおこなっていたところへ、20~30人程の人だかりとなったそうだ。タクシーの運転手さんが降りてきてその輪に加わったり、年配の男性がマイクを握ってアピールしたりと、これまでと様相は大きく変わったとか。ここにも官邸前巨大行動の波紋が見える。
今度の金曜日、官邸前抗議行動がどれだけの広がりを見せるか。大飯原発の3号機に続く4号機の再稼動が18日と言われている中で多くの人々の参加を期待しています。さらに17日に経産省で行われる「第19回地震・津波に関する意見聴取会」において破砕帯の問題を注視するために参加を予定しょうと思っています。
野田が官邸前の抗議の声を『大きな音』と言って猛スピードで官邸を逃げるように離れたり、大飯原発抗議の際はゲート前を避け、船でコソコソ裏から原発内に入る牧野の行動で明らかなように、表を堂々と歩けなくなるほどにお前たちへの国民の怒りは更に迸っているのだ。野田・ノダ・NOだ!(F記 )
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【編集部より】
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