“「さようなら原発」に17万人、これまでの最大!今日のデモは楽しかった”などー地震と原発事故情報
- 2012年 7月 17日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎地震と原発事故
2012年7月17日(火) 地震と原発事故情報【TMM:No1519】-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「さようなら原発」に17万人、これまでの最大!
今日のデモは楽しかったー参加者の声、毎週金曜の官邸まえ抗議行動が
効いた。たんぽぽ舎は、6畳大のヨコ幕で「原発止めよ!」(柳田真)
★2.7.16さようなら原発10万人集会に参加して。
―再稼働反対の巨大デモで市民のパワーが爆発―
(山田知恵子 さよなら原発みなと)
★3.新聞・雑誌から
◇民主・谷岡氏ら3人離党へ、大飯再稼働に抗議
(7月17日 東京新聞より)
◇志賀原発、直下に活断層の可能性 現地再調査も
(7月17日 東京新聞 TOKYO Webより)
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◇あす18日『twitter基本講座~誰でも今日からつぶやける』
講師:森本裕次さん、参加費500円、19時開始、
スペースたんぽぽ(たんぽぽ舎4階)へ直接お越しください。
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┗■1.「さようなら原発」に17万人、これまでの最大!
│ 今日のデモは楽しかったー参加者の声
│ 毎週金曜の官邸まえ抗議行動が効いた
│ たんぽぽ舎は、6畳大のヨコ幕で「原発止めよ!」
└────(柳田真 たんぽぽ舎、反原発自治体議員・市民連盟)
○7月16日(月・休日)さようなら原発10万人集会が代々木公園で開かれた。よびかけ人の一人は「10万人来てくれるかな?」と前日も電話で心配されていたが、フタを開けてみると全くの杞憂、次から次へと続く人の波はそんな心配を吹き飛ばした。これまでの最大の17万人だという。たんぽぽ舎、反原発自治体議員市民連盟の隊列で参加された北海道の岩内町議会議員の佐藤英行さんの言葉:「今日のデモは楽しかった、良かった。(反原発の)この勢いは止まらない(今後も続く)と述べられたのが印象に残る。
○17万人の大結集は、毎週金曜の官邸前抗議行動(首都圏反原発連合・有志主催)も大きく効いていると実感した。再稼働に踏み切った野田首相や原子力帝国に対する人々の怒りが、毎週の官邸前行動で共鳴され、拡大され、高まり続けた。その延長線上に実質上17日の「10万人集会」が位置し、17万人となった。毎週金曜の官邸前行動が大きく効いたといえる。
○集会全体のもようのこと(第一ステージ、第二ステージ、第三ステージ)のことはよくわからないが、たんぽぽ舎が参加した第四カー(ステージ)では全国の原発現地からの切実なアピールが次々になされた。たんぽぽ舎の槌田敦さんと山崎久隆さんも発言した。「傲慢な東電と闘う3カ条」と旧料金仮払いの呼びかけ(槌田敦さん)と東電株主代表訴訟への協力のよびかけ(山崎久隆さん)。
○たんぽぽ舎は広瀬隆さんのよびかけ(ヘリコプターから空中撮影、山本太郎さん解説)に応えて(人文字は無理なので)6畳の大きさの「原発やめろ!」の大横断幕をボランィア女性数人が1週間かけて作成して当日持参(この他にも再稼働やめろなどの横断幕を10枚作成して持参した)。この巨大な横断幕はヘリコプターから撮影され、16日夕方9時のNHKニュースや朝日新聞のホームページの冒頭に掲載された。
○たんぽぽ舎は明治公園コースで、福島隊の大きなノボリ2つが翻る(ひるがえる)後ろに続いて行進した。共にデモ行進したのは、反原発自治体議員市民連盟、経産省前テント広場、茨城県の「霞ヶ浦を守ろう」の隊列。4大学共闘、争団連、釜が崎、フェミン、脱原発荒川千人アクション、市民有志などなどの皆さん(私の記憶にモレがあったら、ごめんなさい)。
デモ隊だけにとどまらず、街頭の人々の反応や車の反応も良かった。たんぽぽ舎スタッフの話:デモの途中から街頭の母娘が参加された(盛装していた)のを見た。また車道に広がったデモのため、自動車通行がキュウクツだったようだが、ブーイングの車笛は一つもなかったと。またVサインに応えてくれる車がかなりいた。こんなことは珍しい、地殻変動が起きている。
○ブース(テント):たんぽぽ舎、反原発自治体議員市民連盟の合同。テント広場と福島の女たちと3つ並んだブースは盛況で、お昼頃に持参した本、パンフは売り切れた。原発何でも相談コーナー、電気料値上げ問題相談コーナーも同時に開かれた。
○第4カー(第4ステージ)の自動車の配備が遅れたこと、「11時からの歩行者天国=道路解放」と思っていたのが12時になったこと、明治公園コースのデモ隊の区切りは700人ごと、と当初聞いていたが当日は250人で警察に切られたこと、等など、いくつかのくい違いはあったが、でも全体には解放感と充実感の残った17日の行動でした。
○愛媛県にある伊方原発に反対する「八幡浜△△」のノボリ旗を持って2人のお連れ合いが朝10:00過ぎに代々木公園のたんぽぽ舎の黄色い旗(当日8本持参)の所に見えた。私どもの伊方ツアーで知り合った方のようだ。
こういう嬉しい出会いがあちこちでいくつもいくつも起きた17日の集会でした。
○デモ終了後、JR四ツ谷駅近くの店で20人弱で今日の感想を話し合った。一番多かったのは今日のデモに解放感があったことと、全国各地で地殻変動が起きていること(原発やめよの声と動きがあちこちから起きている)であった。たくさんの意見が出されたが、それは又の機会に紹介したい。
○前日に開かれた「再稼働阻止、全国相談会」(5団体共催、会場:中央区)は100人を超える参加者の(全国各地、北海道から九州まで)再稼働阻止の闘いの報告があった。闘いの実践報告は具体的で今後の運動へのヒントも多く、刺激される内容であった。二次会(午後6時~8時半)も半分以上の人が残って参加し、互いの交流が行われた。(詳細は後日お伝えします)
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┗■2.7.16さようなら原発10万人集会に参加して。
│ 原発やめろの大シートを発案してよかった。迫力あるデモ行進。
└────(山田知恵子 さよなら原発みなと)
―再稼働反対の巨大デモで市民のパワーが爆発―
7.16さようなら原発10万人集会に参加しました。
10万人集会と言っていますが、もっと来るだろうと私も思っていました。17万の人が集まりました。今回は愛知県に住む妹も地元(三河地区)からバスが2台出るからそれで参加すると言っていました。(直前になって腰痛が悪化して参加できず残念)
また、「彼氏と一緒に参加する」「姉が甥を連れて参加する」「友人が群馬から母親を連れて参加する」などや「具合が悪くて行けないがユーストリームやニコニコ動画で見てるからね。」と何人か友人の方から連絡をくれたりしました。
私は仕事が昼まであり、なんとかデモには間に合うようにと行きました。途中で娘と友人母子との4人になり、会場に着くとすでに1時20分近くで、先に行っていた「さよなら原発みなと」の仲間とデモの隊列に加わりました。私たちのデモは出発が早くて良かったのですが、その為にステージを見たいみなとの仲間は会場に残る人が多くなりました。
今日はたんぽぽ舎がたたみ6畳分もある「原発やめろ!」のシートをヘリから見えるように掲げると聞いていたので、とても楽しみでした。
実は、11日の水曜日にたんぽぽ舎で会議があった時に、帰りがけ柳田さんに「7月16日にはヘリから見えるように上向きに見せる大きなメッセージを作ったらどうですか?」と提案したのです。その時は「うーん、すごくやることが沢山で、うーん、でもいいアイデアだよね。」と言っていただいたのです。
時間がなく、大変だと思いましたが、私がその大きなものを作るのは無理でした。メルマガを読んで6畳分の大きさの「原発やめろ」を作ってくれたと知り、わくわくしていました。
大きなメッセージを囲んで、テンション高く福島隊のあとから出発しました。出発時、たんぽぽ舎の隊列の「原発いらない!」コールの様子などがNHKの7時のニュースで流れたのを愛知の姉から電話で教えてもらいました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120716/k10013623521000.html
また、9時のNHKニュースでは「原発やめろ!」メッセージがばっちり映っていました。他にも朝日新聞デジタルのトップの写真と動画に出ていますし、
http://www.asahi.com/national/update/0716/TKY201207160202.html
テレ朝の報道ステーションにもたんぽぽ舎の隊列が出ていました。
私たちの隊列はとても力があったと思います。それはたんぽぽ舎が福井や大飯、伊方その他さまざまな原発立地に直接出かけて地元の方と一緒に原発反対の運動を行ってきたこと、毎週金曜日の官邸前行動やその他多様な活動で民意は再稼働反対であることや、社会の実際の動きを敏感につかんでいるからだと思います。
青山通りに出て後ろを見るといつの間にか上り車線が全て人で埋まっていました。「そうかー、全部開放したのかー、それなら」と私たち先頭も車線いっぱいに広がって歩きました。なんという解放感。気持ちがいい。先週の官邸前での圧迫感をいっきに開放した感じでした。私は急いで歩道橋に走り写真をとりました。すばらしい光景でした。
この時の写真を「さよなら原発みなと」のブログに載せました。
http://sayonaragenpatsu.cocolog-nifty.com/blog/
今後、より運動を活発化して原発の稼働停止、再稼働阻止を進めるための画期的な集会パレードであったと思います。
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┗■3.新聞・雑誌から
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◇民主・谷岡氏ら3人離党へ、大飯再稼働に抗議
(7月17日 東京新聞より)
(省略します―「ちきゅう座」編集部)
◇志賀原発、直下に活断層の可能性 現地再調査も
(7月17日 東京新聞 TOKYO Webより)
(省略します―「ちきゅう座」編集部)
┃(メルマガ編集部・注)これと同様のニュースを読売新聞では、「国が見落と
┃しの疑い」と報じた。志賀原発1号機、2号機の設置許可申請時、さらに、
┃2006年の耐震設計審査指針改定にともなう審査で浮上した地下の亀裂や浸食
┃の跡が、あわせて3度(いずれも自民政権時代)も、国と電力会社によって
┃無視され続けていた。これを今さら「見落とし」とは大きな誤解があるようだ。
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【編集部より】
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