「『原子力規制委員会』人事-首相任命に大反対する」など―地震と原発事故情報
- 2012年 9月 5日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎地震と原発事故
たんぽぽ舎です。【TMM:No1565】
2012年9月5日(水) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「原子力規制委員会」人事-首相任命に大反対する
採決すれば民主党内の造反必至! 原子力ムラだらけの人事案反対!
原子力ムラの横暴を許さないぞ!
9月7日(金)18時から20時 首相官邸前行動へ
★2.首相官邸「裏」からの抗議行動
9月7日(金)18時15分~19時45分
★3.メルマガ読者からのお知らせ
◇9/11豊崎博光講演会「核と先住民、そしてフクシマ」&
ダンスと音楽で綴る ホピセッション
★4.原発再稼働したら 核燃料プール数年で満杯
6割が運転不可に
★5.<テント日誌 9/3(月)―経産省前テントひろば 359日目>
皆が目の前の問題を一つ一つ、出来る範囲ですることの大切さ
まさにエンデの「モモ」の掃除人のように・・・
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※9/6学習会にご参加を
子どもたちを危険な放射線管理区域から、安全な地へ移住させよ
疎開裁判提訴以来最大の転換点-仙台高裁・裁判10月1日(月)決定
日 時:9月6日(木)開場18:30 開会19:00
講 師:柳原敏夫弁護士、
黒田節子さん(郡山市在住、原発いらない福島の女たち)
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円(学生と避難者 400円)
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┗■1.「原子力規制委員会」人事-首相任命に大反対する
| 採決すれば民主党内の造反必至!
| 原子力ムラだらけの人事案反対
| 原子力ムラの横暴を許さないぞ
| 9月7日(金)18時から20時 首相官邸前行動へ
└──── 編集部
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原子力規制委 首相権限で任命へ
田中氏ら原案通り 国会の同意見送り
政府・民主党は、原子力規制を一元的に担う新組織「原子力規制委員会」の委
員長と委員4人の国会同意人事に関し、今国会での採決を見送り、野田佳彦首相
が首相権限で原案のまま任命する方針を固めた。8日の今国会閉会を受け、11日
に首相任命を閣議決定する方向で調整している。
国会同意人事で採決を経ず、首相が任命権を行使するのは極めて異例。委員長
候補の田中俊一・前原子力委員会委員長代理らの人事案に対しては、民主党内に
原発建設を推進してきた「原子力ムラ」に近いとの反対論があり、採決すれば造
反が出る恐れがあることも見送りの一因になった。独立性の高い規制委は、国会
のお墨付きがないまま発足する。 (2012年9月5日東京新聞より抜粋)
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┗■2.首相官邸「裏」からの抗議行動
| 9月7日(金)18時15分~19時45分
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今週も反原連有志が呼びかける金曜の首相官邸抗議行動が開催されます。
私たちは、7月13日以降、同時刻に首相官邸の裏側(溜池山王側)から、脱原発
・再稼働反対・規制委員会人事撤回を訴えてきました。「再稼働反対」等のコー
ルを繰り返すだけでなく、参加者それぞれの思いを官邸に向かって直接訴えるこ
とができます。ひろびろとした空間から官邸に向かって訴える行動は好評で、回
を重ねるごとに人数が増えてきています。
今週(7日)も同様の行動をやります。「表」に同期しながら、「裏」からも首
相官邸に脱原発を訴え続けることは、今とても大切なことだと考え、できるだけ
官邸を目の前にして、できるだけ声が聞こえる位置から、野田首相や官邸に居る
人たちに訴え続けながら、互いに脱原発の思いと情報を交換します。
よろしければどうぞご参加願います。
(名前)首相官邸「裏」からの抗議行動
(目的)首相官邸により近いところで再稼働反対、規制委員会人事反対を訴える
(呼びかけ)梶野、木村(連絡先:080-5062-4196)
(日 時)9月7日(金)18時15分~19時45分
(集合場所) 首相官邸「裏」
(官邸西側、地下鉄銀座線・南北線の溜池山王駅7番出口すぐ、首相官邸と山王
パークタワーとの間の歩道)
(注意)反原連有志が呼びかける「表」の行動とは全く独立の行動です。
当初から警察の不当な「誘導」や規制や「お願い」がありましたが、毅然と丁寧
に断り続ける中で、何ら制約を受けることなく抗議行動ができるようになってき
ています。但し、先週は知らぬ間に警官が横からビデオ撮影をしていたようです。
今度は肖像権の侵害をしないように訴えます。非暴力で毅然と抵抗しましょう。
ただし、不当に逮捕されることのないように十分に注意して行動してください。
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┗■3.メルマガ読者からのお知らせ
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◇豊崎博光講演会「核と先住民、そしてフクシマ」&
ダンスと音楽で綴る ホピセッション
地球の被爆を追い続ける豊崎博光さんと、ウラン採掘で被爆を強いられた
歴史を持つアメリカ原住民ホピ族の魂の共演を是非、ご覧下さい。
日時 9月11日(火)開場18:00
場所 つくばノバホール(茨城県つくば市吾妻1-10-1 TEL 029-852-5881)
チケット 前売 一般 1,000円 障がい者・学生 500円
当日 一般 1,500円 障がい者・学生 700円、高校生以下無料
主催 脱原発ネットワーク茨城・「千羽鶴の祈り」実行委員会
詳細ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/dgni0911(チケットの通販あり)
連絡先 花小路 TEL 029-857-8845(小張)
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┗■4.原発再稼働したら 核燃料プール数年で満杯
| 6割が運転不可に
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全国の原発50基のうち約6割の33基が、数年間稼働させれば使用済み核燃料プ
ールが満杯になり、動かせなくなることが、各電力会社への取材で分かった。新
たに中間貯蔵施設を造るには十年はかかり、使用済み核燃料を再処理しても、核
のごみは減らず、再生される混合酸化物燃料(MOX燃料)は使う計画がない。
原発の抱える深刻な問題がはっきりした。(後略)
(2012年9月4日東京新聞より抜粋)
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┗■5.<テント日誌 9/3(月)―経産省前テントひろば 359日目>
| 皆が目の前の問題を一つ一つ、出来る範囲ですることの大切さ
| まさにエンデの「モモ」の掃除人のように・・・
└──── ( F記)
土曜に引き続いて夕べも泊まり番。昨日の早朝は吃驚するくらいの土砂降りで
した。天気予報では今日から気温が下がるようなことを言っていましたが、昨夜
に続いて朝方雨が降って、これが秋の清々しい季節を呼んでくるのだろうか。
昨夜は久方ぶりに関西から北海道に行き戻ってきたQさんと共に夜の泊まりメ
ンバー、来客とミニコンサートをしました。彼とのコラボは5ヶ月ぶり、最初は
さすがに戸惑ったがしばらくすれば以前の息が戻ってくるのでした。それにして
も5ヶ月も彼の居ないテントで生活していたのだと思うと、感慨深い面持ちです。
大飯に一緒に行き、その後テントのメンバーになったTさんとトクさんがジャン
ベを叩いてくれ、S女史が僕らの歌声に合わせて踊っている。まるで霞ヶ関の混
乱が嘘のような、平和な時間が流れるのです。
意外だった(失礼)のはトクさんがジャンベを手にしたこと。音楽好きな彼で
あることは以前から知ってはいましたが、静かに潜めていたその感性が目を覚ま
したのでしょうか?テントブラザースもいよいよ3人体制か(嬉)
本格的な夏も終盤を向かえ、残暑も予想される9月ではありますが、関電が大
飯原発3号、4号基を再稼動させた根拠が全くの嘘であったことが証明されたと
も言えます。そもそも八基の火力を止めたことで、その根拠が電力不足ではなく
経営の問題だったことは皆さんももうご承知のことと思います。
久しぶりなので午前中、図書館にQさんと行きました。彼は今やテントひろば
の隠れたベストセラーになった「オキュパイ大飯の乱」の編者でありますが、昔
取った杵柄はさすがです。黙々と調べ物をしながら思考の世界に入っていました
が、続編?への期待が高まります。
テントに戻り、正清さんとAさんと三人で議員会館に向かいました。「原発・
国会議員意見聴取プロジェクト」の一環で国会議員に面談するためです。
先に国民の生活が第一・森ゆう子参議院議員事務所に行き、8月20日の活動
の御手配を頂いたお礼と今回の趣旨の説明を正清さん自らするために関熊秘書に
ご挨拶いたしました。更に本来の目的であった約束との行き違いがあって時間が
空いたので、参議院会館102会議室で行われていた「福島原発告訴団」の会見に
参加することにしました。
議員会館ロビーで福島の森園さんが入館証渡しをしていました。連日の東京で
のロビー活動、抗議集会の参加、全く頭が下がります。大飯原発ゲート前で聞い
た『愛するものを残し、福島の現状を訴える日々です』、あの言葉とその響きが
思い出され、胸が自然と熱くなります。決して強い身体ではないのに・・・。ご
自愛下さればと思うばかりです。
結局、30分遅れで共産党・紙参議院議員とお会いすることになりました。約
束の時間にお訪ねできなかったばかりか当初の時間を延長して、次のスケジュー
ルぎりぎりまで私たちの声を聞いて下さったことには、党派・主張を越えて敬意
を覚えます。党やご自分の意見のみを披瀝するのではなく、我々の声を自らが聞
くという姿勢は大切です。
話は原発のみならず、TPP、ACTA等広範囲に亘り、現政権・野田首相の
常軌を逸した暴挙を許してはならないとの一致と今や国民の声として盛り上って
きた「脱原発」を確かなものにするためには国会議員の役割が今こそ大事である
し、そのための取り組みであるとの理解をお願いしてきました。もっと書きたい
ことはあるのだけど言いながら議員は既に書いてあった書面を手渡ししてくれま
した。
今僕に何ができるのか?9月11日はテントが立ち上がって一周年です。当日
は盛り沢山なイベント満載です。更に9月から10月に掛けて催しが予定されて
います。しかし何より大切なことはテントが中心になって、福島とあらゆるもの
との接点となる活動が出来るかを再確認することです。
それは意外と簡単にはいかないものであると思うのです。
しかし、目の前の問題から少しずつ解決していくしかありません。まるでミヒ
ャエル・エンデの小説「モモ」に出てくる掃除夫ペッポの言葉にあるように。ペ
ッポはモモにこう語ります。
『いちどに道路ぜんぶのことを考えてはいかん、わかるかな?つぎの一歩のこと
だけ、つぎのひと呼吸のことだけ、つぎのひと掃きのことだけを考えるんだ。い
つもただつぎのことだけをな。』そして最後に『するとたのしくなってくる。こ
れがだいじなんだな、たのしければ、仕事がうまくはかどる。こういうふうにや
らにゃあだめなんだ。』
以前、この話を椎名さんと福島原発告訴団の杉並集会でした時、『目の前には
だかる福島の悲劇とその救済を阻む国・東電という大きな力との闘いに勝利する
には一歩ずつ前へ進むしかないよね。モモに出てくる掃除人の言葉を鮮明に思い
起こされるのよ』。そして『思えば良くここまで来たんだな』と。道程は遠いけ
れど一歩一歩と足を進めるしかありません。
今まさに福島の集団告訴という大きな取り組みが全国に広がっていく中で、テン
トは選挙に向かいあらゆる手を多くの人々、団体と結んでしていく必要性を強く
感じています。
その意味で911以降、新たなステージにテントを押し上げるお力を皆さんに
お願いするものです。そして福島と全国の原発立地地域と連携を深める役割を果
たして行きたい。その上で、今何ができるか?この命題を胸に行動をし、答え探
しをしていきます。テントがその答え探しをする上でも重ねてテントへのご支援
とご協力を重ねてお願い申し上げます
今僕に何ができるか?
明後日、おおいに行きます。闘う仲間のもとへ!そしてフクシマのために!
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【編集部より】
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