放射能×自然と生命の循環 生活者として語り合おう再生可能文化を!
- 2012年 9月 7日
- 評論・紹介・意見
- 川元祥一
テント談話室
「福島の牛と肉はどうなっている?」 課題提起 川元祥一
ゲスト 高城順さん 品川芝浦屠場労働者・部落解放同盟品川支部書記長
◆畜産農家の多かった福島県浜通り。壊滅に等しい出荷量。
◆品川芝浦屠場の「お得意先」だった岩手、宮城、栃木の畜産農家。牛出荷は半減。
◆風評被害は、屠場労働者の苦境をまねいている。屠場労働者の伝統技術と誇り。
◆屠場で屠畜解体しないと東電の保障が付かない。子牛まで送られてきた。
◆品川芝浦屠場での「お肉」。セシウム全頭検査を東京都はやろうとしなかった。屠場労組、部落解放同盟品川支部の申請と抗議で昨年12月から始まる。今は「保証」付きで食卓へ。
牛も豚も全頭受け入れシステムになっている食肉市場。そこで働く屠場労働者の話を聞こう。
日時・9月13日(木曜) 午後5時~7時
場所・経済産業省前・脱原発テント広場
――入室無料――
第3次テント談話室として
経済産業省前・脱原発テント広場は9月11日1周年を迎える。毎週金曜日の首相官邸への抗議デモの拠点ともなってますますその存在が大きくなっている。当日は首相官邸デモ、原子力規制委員会人事への抗議、福島の伝統芸能など多彩な行動がある。私たちの「テント談話室」は昨年12月27日から2月27日までの4回を第1次とし、「脱原発・生活者の会」として4月19日から6月25日までの4回を第2次と考える。7月8月を小休止したが、9月13日からの「テント談話室」を第3次とし、やはり4、5回をめどに試みる。
脱原発、反原発の運動や論議がややもすると専門知識に偏るなか、専門知識を尊重しながらも、そればかりに頼らず、原子力が再生不能なのを知るだけで、それはすでに人々の生活と生命を脅かすものであり、それは人類の本来の在り方に反することを生活者の立場から主張する。)
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔opinion980:120907〕
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