第22回九州・沖縄地区平和研究集会
- 2010年 8月 26日
- 催し物案内
【大会メインテーマ】:日米安保改訂50周年:日米安保と普天間基地問題の再検討
米軍普天間飛行場問題をめぐって「迷走」を続けてきた民主党連立政権ですが、鳩山政権鳩山由起夫首相がその解決策を示すと公言した期限である5月28日に発表された日米共同声明に、橋本政権以降の政府案である辺野古案にほぼ近い内容が明記されるという形で一応の「決着」をみました。しかし、こうした連立与党および地元の合意を欠いたままで日米合意を優先させた対応は、社民党の連立離脱と沖縄をはじめ各地元住民の激しい反発と怒りを招き、鳩山政権の崩壊という結果となりました。
そこで、今回の平和研究集会では、まさに焦点となっている現地の沖縄において、今年6月23日の日米安保条約改定50周年を目前に控えた今日の時点で、戦後日本の歩みを振り返りながら、日米安保体制のあり方を再考するとともに、この普天間基地問題の解決する「突破口」策を探ってみたいと思います。
平和学会会員だけでなく、九州・沖縄各県および地元各方面の平和団体、市民団体の方々の積極的なご参加を期待し、ご案内申し上げます。
2010年7月20日
日本平和学会九州・沖縄地区担当理事:石川 捷治(九州大学)
開催校責任者:仲地 博(沖縄大学)
第22回九州・沖縄地区平和研究集会
〔日時〕2010年11月27日(土)13:30~17:30, 28(日)9:15~12:45
〔会場〕沖縄大学研究会3号館101教室、休憩室:隣接ホール
(連絡先: 那覇市国場555 沖縄大学法経学部
(TEL&FAX)098-993-7987,E-mail:h-nakachi@okinawa-u.ac.jp)
〔主催〕日本平和学会九州沖縄地区研究集会実行委員会/九州・沖縄平和学会
〔協賛〕九州平和教育研究協議会/長崎総合科学大学長崎平和文化研究所
<研究集会プログラム>
統一テーマ:日米安保改訂50周年:日米安保と普天間基地問題の再検討
☆【第一日目】(11月27日、土曜日)13:30~17:30
・司会者:舟越耿一(長崎大学)、討論者: 木村 朗(鹿児島大学)
1.桜井国俊(沖大前学長)「辺野古をめぐる環境アセスメント問題について」
2.屋良朝博(沖縄タイムス記者)「在沖海兵隊の実態と普天間撤去可能性」
3.佐藤学(沖国大教授)「普天間問題と日米の政治構造」
☆【第二日目】(11月28日)9:15~12:45
・司会者:石川捷治(久留米大学)、討論者:芝野由和(長崎総合科学大学)
1.金城緑(明治大学大学院OB)「米軍基地強制収用における”公共性”について」
2.北上田源(沖縄アメラジアンスクール講師)「アメラジアンスクールにおける平和教育実践~日米の教師による協働授業」
3.鄭有景(韓国 釜山新羅大学 講師)「韓国の民主化過程と地域社会運動―釜山地域の釜馬抗争を中心にー」
<懇親会>11月28日(土)午後6時~ ※ 希望者のみ、会費約3000円予定
・会場: 居酒屋「のんべえ」http://www.hotpepper.jp/strJ000597976(℡098-836-3589)
<宿泊>お勧めは、以下のホテルです。ご面倒とは思いますが、ご予約は各自でお願いします。
・県庁付近:ホテルルートイン那覇泉崎 (沖縄県那覇市泉崎1-19-12 ℡:098-860-8311) ※沖縄大学へはホテル向かいの市外線バスターミナルから、35番(志多伯線)、40番/109番(大里線)、100番(白川線)にて「沖縄大学前」下車、またタクシー(千円程度)。
・新都心:①東横イン那覇おもろまち駅前(沖縄県那覇市おもろまち1-6-6 ℡: 098-862-1045)②ホテル法華クラブ那覇新都心(沖縄県那覇市おもろまち4-3-8 ℡:098-860-6611)
おもろまち駅バス停から那覇バス6番にて沖縄大学前下車、またはタクシー(千円程度)。
<問い合わせ先>
・開催地責任者: 仲地 博/那覇市国場555 沖縄大学法経学部
(TEL&FAX)098-993-7987,E-mail:h-nakachi@okinawa-u.ac.jp)
開催事務:島袋 純 /琉球大学教育学部
(TEL&FAX)098-895-8473 E-mail:junshima@edu.u-ryukyu.ac.jp)
・九州・沖縄平和学会事務局: 芝野由和/長崎総合科学大学長崎平和文化研究所
(TEL&FAX)095-838-4866, E-mail:sibano@nipc.nias.ac.jp
※お願い:ご参加を希望される方は、できれば事前に、上記問い合わせ先に、e-mail、または電話、Faxでご連絡いただければ幸いです。なお、今回ご欠席の方も、今後の連絡等のため、できればe-mailアドレスをお知らせいただければ、助かります。
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