「抗議の場から問題確認の場へと、進化する官邸前」など-地震と原発事故情報
- 2012年 9月 27日
- 交流の広場
- たんぽぽ地震と原発事故情報
たんぽぽ舎です。【TMM:No1588】
2012年9月27日(木) 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.抗議の場から問題確認の場へと、進化する官邸前
9月21日、官邸前抗議行動レポート、ぜひ次回(9/28)も参加を!
(たんぽぽ舎金曜ボランティア 金子)
★2.南大隅町につづく「寝耳に水!」 強引に進められた最終処分場候補地
選定に、市民と自治体がNO!(下野新聞(9月25日)と関連情報)
★3.新聞・雑誌から
◇原発事故の原因徹底究明求める 川口市議会が意見書(9/26埼玉新聞)
◇大飯原発再稼働検証求め意見書 越谷市議会(9/26埼玉新聞)
★4.<テント日誌9/26(火)―経産省前テントひろば381日目>
急激に涼しくなった霞ヶ関に今日もテントが
9・30 福島ー首都圏交流集会へのご参加を( Y・T )
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◆9月29日(土)13:30から、於・スペースたんぽぽ、参加費800円
隠ぺいされた福島原発事故 第5回『東電に対する告発状から「加害」の事実
について』講師:槌田敦さん
詳細はこちら→http://tppsa.sakura.ne.jp/wp/?p=1483
いつもより、質問タイムを多くとります。事前質問も受け付けています。
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┗■1.抗議の場から問題確認の場へと、進化する官邸前
│ 9月21日、官邸前抗議行動レポート、ぜひ次回(9/28)も参加を!
└────(たんぽぽ舎金曜ボランティア 金子)
夕方まで断続的に降った雨も上がり薄日射す官邸前は、先週より集まりが早
い、規制は相変わらずで抗議の人の列は三重、四重にびっしり重なっている。
だが、警官の数は減っているようだ、これは何を意味するのか。抗議が以前の
勢い無しと見ているのか?だとしたら大きな間違いと言えるだろう。各地に広
がる金曜デモに見られるように人々の脱原発への思いは広く深くなっている。
スピーチに立った横須賀の女性は「原発は止まります、燃料棒を作る工場が
操業しなければ。私たちはそれに気づき行動し始めました。今、横須賀の工場
が操業を再開しようとしています、皆さんも燃料棒を作っている工場を動かさ
ないでと呼び掛けてください」と声を高くし、「おーい、野田さーん」と呼び
掛けた男性は、福島の避難者への支援、賠償、除染が嘘にまみれている、と訴
えた。
主催者側の女性が、「原発労働者の事をわすれているのではないか、と記事
が出ていましたが、私たちは決して忘れてはいません。だからこそ原発を止め
たいと思っているのです」と叫ぶ、と、其処此処から忘れてないぞ!の声、声。
岡山県出身の男性は、幾重にも重なる下請けの構造が賃金のピンハネ、労働事
故の責任回避、被曝線量の誤魔化しを生み出し労働者を苦しめている。この構
造を無くさなければ、身を挺して被曝労働をしている人が犠牲になるだけだ。
被曝労働者の賃金、雇用の確保のため国が直接雇わなければだめだ、と私に
語られた。今、官邸前は脱原発への問題確認の場ともなっている。
★9月28日(金)午後6時~8時 たんぽぽ舎もいつものように官邸前抗議
行動に参加します。午後1時~4時:たんぽぽ舎での作業、午後5時経産省
まえテントひろば着、午後5時半テント前から官邸、国会議事堂前へ出発。
泊原発再稼働反対の寄せ書きも行いますのでご協力ください(柳田)
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┗■2.南大隅町につづく「寝耳に水!」
│ 強引に進められた最終処分場候補地選定に、市民と自治体がNO!
└────(下野新聞(9月25日)、関連情報)
(原発立地でない地域が、突然、高レベル放射性廃棄物の最終処分場に
させられる危険性が全国に。知らぬ間に候補地選定がきまり、住民無視の
決定を迫る勢いです。あなたの地域は大丈夫?)
矢板市における現在までの経緯(矢板市ホームページ)
http://www.city.yaita.tochigi.jp/20120903_saisyusyobun/index.htm
・9月3日 環境省副大臣が来庁(ここで、いきなりの”候補地発言”をきく)
・9月4日 市長、候補地を視察、同日夜、地域住民説明会
・9月7日 矢板市議会で「指定廃棄物の最終処分場建設候補地の
白紙撤回を求める意見書」を全会一致で可決、内閣、環境省へ送付
・9月10日 市長、栃木県知事と会談
・9月13日 矢板市、臨時の区長会議を開催。処分場建設反対の意思を固める
・9月14日 環境省による、市町担当説明会
◎9月24日 矢板市として、反対組織団体の設立総会を開催予定
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【参考記事】
8月29日 [汚染土最終処分] また過疎地を狙うのか(南日本新聞 社説)
http://www.373news.com/_column/syasetu.php?storyid=42768&ym=201208
9月24日 矢板(栃木県)で市民同盟、処分場反対集会
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20120924/882671
国が放射性物質を含む「指定廃棄物」の最終処分場として、矢板市塩田の国
有林を選んだことを受け、最終処分場の建設に反対する全市的な組織「指定廃
棄物最終処分場候補地の白紙撤回を求める矢板市民同盟会」の設立会議が24日
夜、同市矢板の市文化会館大ホールで開かれた。会議には市区長会や商工会、
農協など約60団体、市民ら約1500人が参加し、会の名称や規約、役員、事
業計画などを決めた。
はじめに、遠藤忠市長が環境副大臣との面会や反対理由を説明した上で、
「今こそ問題の重大性を認識し、市民一人一人がこの事実を受け止め、どう対
処すべきか真剣に考えてほしい。今こそ市民力を発揮する時」と強調。さらに
「私は逃げているわけではない。同盟会の会長にならなくても、率先して取り
組んで参ります」とあいさつした。
会議では会の規約や、関係機関などへの要望活動、横断幕や懸垂幕、立て看
板の設置のほか、反対運動はすべて募金で資金調達することなどを決定。
役員人事では、会長に地元で反対運動を行っている塩田地区同盟代表の小野
崎俊行氏、副会長に市区長会の江部和栄会長と、市女性団体連絡協議会の中嶋
加代子会長ら11人を選出した。小野崎会長は「同盟設立によって、市民や団体
を問わず活動ができるようになった。塩田地区は飲料水や農業用水の水源地で、
県の田園百選にも選ばれている」と、貴重な自然を強くアピールした。
最後に「指定廃棄物最終処分場候補地の白紙撤回を求める市民同盟会の決議
案」を全会一致で採択した。
【参考資料】環境省ホームページより
◆最終処分場として、栃木、茨城、宮城の3県に対し、候補地(選定手順)
説明会が開かれていることがわかる。
指定廃棄物の最終処分場候補地の選定手順等についての市町村説明会資料
http://www.env.go.jp/jishin/rmp/waste_municipal-breif.html
栃木県市町村説明資料 、茨城県市町村説明資料、宮城県市町村説明資料
◆「放射性物質汚染対処特措法」に基づくロードマップにより、無理やり
候補地選定、現地説明会が進められている。
http://www.env.go.jp/jishin/rmp/waste_fds-candidate.html
原子力発電所事故による放射性物質対策
┗指定廃棄物の最終処分場の候補地提示
┗栃木県
9月3日 栃木県における指定廃棄物の最終処分場の候補地提示
9月14日 指定廃棄物の最終処分場候補地選定等に係る市町説明会
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┗■3.新聞・雑誌から
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◇原発事故の原因徹底究明求める 川口市議会が意見書
(9月26日 埼玉新聞より)
川口市議会は9月定例会最終日の24日、原発に依存しない安全なエネルギー
供給の確立を政府に求める意見書を全会一致で可決した。
意見書は「東電福島第1原発の事故から1年6ヶ月経過したが、原発再稼働に
反対する国民の声は大きく、原発に対する国民の不安、不信が取り除かれてい
るとは言えない」と指摘。
(1)事故原因の徹底究明と独立性の高い原子力安全規制組織の設置
(2)自己責任を負う東電に対する電気料金値上げの見直しなど指導徹底
―などを要請している。(後略)
◇大飯原発再稼働検証求め意見書 越谷市議会
(9月26日 埼玉新聞より)
越谷市議会は9月定例会最終日の25日、関西電力大飯原発(福井県おおい
町)の再稼働の是非を再検証するとともに、他の原発の再稼働について慎重な
対応を求める意見書を全会一致で可決した。
意見書は「関西電力管内で電力不足が生じるとされていたが、実際は猛暑
だった2010年夏より13%も下回った。需要予測の根拠を再検証する必要があ
る」と不備を指摘。さらに稼働の根拠となった夏場の電力不足の心配がなく
なった現在、「稼働継続についての再検証が必要。また今後の他の原発の再稼
働についても慎重に進めるべきである」としている。
意見書は首相、経済産業相、環境大臣宛てに提出される。
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┗■4.<テント日誌9/26(火)―経産省前テントひろば381日目>
│ 急激に涼しくなった霞ヶ関に今日もテントが
│ 9・30 福島ー首都圏交流集会へのご参加を
└────( Y・T )
9月26日(火) 曇り
昨夜は激しく雨が降り、テントを叩く雨の音で何回か目を覚まされた。日曜
日あたりから急激に涼しくなり、未明に起きだして外に出ると肌寒さを感じる
くらいであった。
19日から首相官邸前で1人でハンスト座り込みをされている広島のFさん、
今日はひまわり診療所の平野先生に診察していただく。明日で1週間だが、ま
だまだ元気そう。10月19日までの1ヶ月の予定だと仰る。
泊原発を廃炉へ!全道集会に参加されてきたTさん、高速車いすで登場。泊
原発の周辺地域はガンによる死亡率が他地域より極端に高いことや、心臓疾患
が多いことを聞いてきたと興奮気味に話す。全道集会については追って報告が
ある模様。
夕刻、以前から時々1人でやってきてはマイクでテントに向かって悪口をが
なり立てていく、ちょってねじれてひねくれたという感じのはぐれ右翼(?)が
またやってきて、例によって悪口をがなり立てる。その同じ時間帯にドイツの
放送局が取材にきて、テントの中でEさんにインタビュー。このところドイツ
からの来訪者が多い。
今週のテンTV テントから~ あおぞら放送は首都圏反原連のミサオに出
演していただいて、淵上代表と熱く語っていただいて、11・11超巨大行
動ー100万人国会包囲を大々的にアピールしていただく予定である。また椎
名さんに福島から世界へ発する思いと現在の福島について語っていただく。ま
た国会議員へのインタビューも。
28日金曜日 午後4時~5時
視聴アドレスは、テントひろばから
UST⇒/www.ustream.tv/channel/tentcolor
今度の日曜日(9月30日)には、事故後1年半たった今、事故の原点に立
ち返り、福島の現実を理解することが、現下の状況においてとくに重要と考え、
福島ー首都圏の交流集会が開催される。
発言は、原発いらない福島の女たち、飯舘村住民、浪江町希望の牧場、借り
上げ住宅にお住まいの方、子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク、ふ
くしま集団疎開裁判の会、双葉町町長の予定。
9月30日(日)午後1時開場 1時半~5時
(開会まで「原発の町を追われて」を上映)
日比谷図書館地下コンベンションホール 資料代300円
是非、多くの方のご参集をお願いします。
福島原発告訴団・第2次訴訟への参加をお考えのみなさんへ。委任状・陳述書
の締め切りは10月15 日ですが、事務処理上できるだけ早めにご送付下さ
い、との要望が事務局より届いています。
まだの方は早急に頑張ってお書き下さい。
( Y・T )
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【編集部より】
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