「さようなら原発1000万人アクションに6500人」など-地震と原発事故情報
- 2012年 10月 14日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1611】
2012年10月14日(日)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.さようなら原発1000万人アクションに6500人
大間建設許さない。鎌田慧さん、大江健三郎さんら
(柳田真)
★2.福島原発告訴団
告訴人受付け最終締切は10月31日に延長!
全国各地で告訴団の説明会が開催され、告訴人が続々増えています!
★3.ゆったりとした空間で訴え続ける首相官邸「裏」抗議行動
★4.<テント日誌 10/12(金)――経産省前テントひろば398日目>
テントひろばでの、歴史を刻む出会いと交流
内容の深かったテントTV あおぞら放送
━━━━━━━
┏┓
┗■1.さようなら原発1000万人アクションに6500人
| 大間建設許さない。鎌田慧さん、大江健三郎さんら
| (柳田真)
└────
10月13日(土)午後、さようなら原発1000万人アクションが日比谷公園で開
かれ6500人が集まりました。
主催者あいさつとしてはじめに作家の鎌田慧さん、次に高橋哲哉さん(哲学者
・東京大学)の話。福島から森園かずえさんの告訴団と疎開裁判の訴え、「あさ
こはうす」の小笠原厚子さんから大間原発建設再会反対の訴え。
大江健三郎さんは、中国の文豪魯迅の言葉「歩く人が増えればそこが道になる」
をひいて、「私たちが集まって行進をすれば、そこに大きな道が出来る。それは
希望をつくる」と述べました。閉会のあいさつは城南信用金庫の吉原毅理事長。
集会の後、東電本店前を通りデモ行進しました。
77才の大江健三郎さんがデモの先頭に立ち、解散地の常磐橋公園まで共に歩か
れました。ドラム隊がにぎやかに音を出し、行進を盛り上げました。
○たんぽぽ舎は入り口で11.10の再稼働阻止全国ネット結成への参加などを訴え
たビラを2000枚配り、デモ行進では反原発自治体議員・市民連盟、経産省前テン
トひろばの人々と共同でデモ隊列を組み、解散地では簡単な総括集会を行いまし
た。
【新聞記事から】
泊・大間原発反対/札幌では1万2000人
札幌市中心部の大通では十三日、北海道電力泊原発(泊村)の再稼働や、電源
開発(Jパワー)の大間原発(青森県大間町)の建設に反対する集会があった。
労働組合や市民団体が主催し、約一万二千人が参加したと発表した。
集会で原発問題後志住民の会の大石美雪さんは「国のあいまいな原子力政策を
変えたい。泊をすぐ廃炉にしてほしいと願っている」と訴えた。
大間原発訴訟の会の中森司副会長は「大間で大事故があれば(対岸の)道南地
方は壊滅的な状況になる。なんとしても建設を止めたい」と発言し、函館地裁で
係争中の裁判への支援を求めた。(東京新聞 10/14 より抜粋)
┏┓
┗■2.福島原発告訴団
| 告訴人受付け最終締切は10月31日に延長!
| 全国各地で告訴団の説明会が開催され、告訴人が続々増えています!
└────
「東電、そして原発推進政策をすすめてきた者たちを、自分たちの手で告訴・告
発することが、原発の再稼働を止め、国のエネルギー政策そのものを変える大き
な力になるのだ」 その想いが大きく広がっています。
原発事故によって無用の被曝に晒されている、私たち全国民が被害者です。
今こそ、大規模告訴で事故責任を追及していこうじゃありませんか。
みなさん、どうぞ、未来を変えるお一人になってください!
最終締切は10月31日(水)必着です。
※延長はあくまで緊急措置です。当初の締切(10月15日)を目指して、告訴
人となられるみなさまは、大至急お申し込みください(10月末までは書類を受
け付けますが、ギリギリのお申し込みは、事務作業が繁忙を極めることが予想さ
れます。何とぞ早急に書類を送ってください)。
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2012/10/blog-post.html
┏┓
┗■3.ゆったりとした空間で訴え続ける首相官邸「裏」抗議行動
| 木村雅英(再稼動反対!全国アクション)
└────
溜池山王駅近くの首相官邸「裏」からの首相への抗議行動も既に3ヶ月。今週
は木田節子さんが、福島の現状を切々と訴え、さらに「原発的でないモノ・コト」
を「足るを知る、手間暇かける、旬を味わう、想像力、身の丈の生き方」などを
パネルで紹介、参加者に一体感。さらに、いつも福島の新聞の読者Hさんが除染
後に高放射能ごみが生活の場に残された状況などあまり全国紙で報道されない福
島の現実を伝え、Aさんが規制人事反対・大間原発建設反対を訴え、Kさんが松下
政経塾の政治家がひどいと民自の政府を憂い、いっしょに辺野古基地建設の反対
をしてきたTさんが原発と基地の問題の共通性を確認しながらオスプレイ配備反
対運動を紹介した。東電不払い運動のOさんもかけつけてくれた。
とても1時間では終わらずこの日も15分延長した。少人数(今回40名程)なが
ら、ゆったりとした空間で官邸を目の前にして声が聞こえる歩道から、野田首相
や取り巻きに脱原発を訴え続けている。
┏┓
┗■4.<テント日誌 10/12(金)――経産省前テントひろば
| 398日目>
| テントひろばでの、歴史を刻む出会いと交流
| 内容の深かったテントTV あおぞら放送
└────
10月12日(金) 晴れ
金曜日はいつものテントTV あおぞら放送の放映日である。午後2時過ぎに
テントに着くと、もう何人かが忙しく準備を始めていた。
テントには和歌山からみかんが送られてきていた。早速箱を開けてみかんをい
ただくと、中に本(「原発を拒み続けた和歌山の記録」)と手紙が添えられてい
て、金曜行動に参加すべく3時半~4時頃にテントにお見えになる予定だという。
3時前に今日の出演者の木田節子さんが到着。しばらくすると大間の小笠原厚
子さんがお見えになる。お願いしていたが時間の都合がつくかどうかわからなか
っただけに、感激。そうこうしていると、みかんと本の送り主・和歌山田辺市の
寺井さんがお見えになった。1989年に結成された「脱原発わかやま」の代表
をされていた方であり、県内5ヵ所で持ち上がった原発建設計画に反対して闘っ
てこられ、それらをすべてストップさせた闘いの記録を最近本として出版された
のである。
寺井さんと小笠原さんはメールや手紙でずっと交流されていたそうで、その意
味では旧知の間柄でもあり、感激の対面であった。また寺井さんの話の中に、旧
知の間柄である小林圭二さん(熊取の6人の長老格)の名前も出てきて、一気に
身近に感じられた。
あおぞら放送で、今週の「国会議員に原発を問う」インタビューは、北海道の
紙智子議員(共産党の参議院議員)であった。即時原発ゼロを強調する紙議員は、
「北電は泊3号機の定検停止後、『電力不足』を演出するために苫東の火力発電
(70万kw)を停止させている」ことも暴露された。そして今北海道では、富
良野の小水力発電をはじめ豊かな自然エネルギーによる電力自給の動きが澎湃と
して起こってきていることを話された。
「福島から世界へ」は木田節子さん。富岡町から転々と避難し、その間沢山の
原発関連の本を読みあさり、漸く水戸に落ち着いて東海村の村上村長との出会い
から反原発の活動を開始された木田さんは、同時に原発労働者の母親でもある。
彼女の話はいつ聞いてももその体験、リアルさ、東電や原発労働者の状態につい
ての知識や、そして鋭さで胸に迫るものがある。
今日は最後に、ある人にあてたメール(それはたんぽぽ舎のメルマガNo16
01に掲載されている)を読み上げ、それを引用したビラを戸別配布して大きな
反響があったという伊方からの便りを報告された。今、この木田さんのメールは
全国各地でビラに引用され、まかれているそうだ。
小笠原さんの話の中では、経産相が大間原発の建設再開を認めるやいなやすぐ
さま現地で工事再開に動き出したそのあまりの素早さに、驚き、あきれ、深い憤
りを吐露されていたことが印象的であった。あさこハウスへのハガキを郵便配達
が届けに来る、その回数の多さが励みであり、かつあさこハウスに通じる道を監
視カメラで見張っている相手に対する抗議と圧力になるのだ、という訴えは胸を
打つ。
ドキュメント「フタバを遠く離れて」を制作された舩橋淳監督のインタビュー
時、双葉町から都内に避難されている亀屋さんと互いに会釈されていたことが印
象的だった。来週には亀屋さんに出演を依頼している。(尚、「フタバを遠く離
れて」の高橋哲哉さんによる映評が今週の週刊朝日に掲載されている。)
最後に、テント通りすがりの人として前記寺井拓也さんがインタビューを受け
た。本とみかんを前にしてであった。みかんは早速その場でギャラリーに配る。
この本は7人による執筆で、札幌の寿郎社から出版されている。
50名ほどのギャラリーに囲まれた、内容の深いテントTV あおぞら放送、
脱原発の人々の出会いと交流、世界に向けた情報発信として、育てていきたい。
終了後テントの中で反省会をしていると、浪江町希望の牧場の吉澤の力強いア
ピールが届いてくる。
( Y・T )
★テント全体会議 10月17日(水) 午後7時 スペースたんぽぽ
★福島原発告訴、第2次告訴の締め切りは10月30日となりました。(必着)
まだの方は是非ご提出下さい。どうしても陳述書を書けない場合は、委任状
だけでもご提出下さい。
──────────
【編集部より】
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
「集会・デモ・講演会のお知らせ」に関しては、タイトル及び内容を400字
以内で、またその他投稿に関しては400~800文字以内でタイトル及び内容を
お送り下さい。宛先は、magazine@tanpoposya.net です。
なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙面の
都合上すべてを掲載できない場合があります。予めご了承ください。
──────────
◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページをご参照下さい。
◆電子メール(Eメール)送ります
たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」を発信しています。
ご希望の方はご自身のEメールアドレスと氏名をたんぽぽ舎あてに件名を
「メルマガ希望」として送ってください。
登録できしだい発信致します(無料)。
たんぽぽ舎のアドレス: nonukes@tanpoposya.net
◆携帯への送信は、1回の容量が多いためか配信されない例があります。
──────────
たんぽぽ舎 たんぽぽ舎は、月曜~土曜
13:00~20:00のオープンです。
日曜・休日は、お休みです。
〒101-0061
東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
HP http://www.tanpoposya.net/
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。