「石原都知事 「原発ささいなこと」 (10.27東京新聞より抜粋)」など-地震と原発事故情報
- 2012年 10月 28日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1629】
2012年10月27日(土)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.11月の学習会・講演・デモの日程 ★参加歓迎★
★2.新聞・雑誌より3つ
◆原発早期稼働を説明 (10.26東京新聞)
◆仏原発で放射能漏れ 点検中 外部への影響否定 (10.26東京新聞より抜粋)
◆石原都知事 「原発ささいなこと」 (10.27東京新聞より抜粋)
★3.<テント日誌10/25(木)-経産省前テントひろば411日目>
公表された放射能拡散予測図の衝撃
「福島原発事故と女たち-出会いをつなぐ」(Y・T)、
監視テント大阪(Q記)
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10/30(火)講演会にご参加を! 18:30開場 19:00開会
『原発と地球温暖化問題の癒着-その歴史-CO2と原発』
講 師:江澤 誠さん(環境アナリスト・博士(環境学))
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4階)
事前予約不要、直接会場の「スペースたんぽぽ」へお越しください。
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┗■1.11月の学習会・講演・デモの日程 ★参加歓迎★
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11/10(土)【再稼働阻止全国ネットワーク結成集会】
13時から「分散会」18時から「全体会(結成総会)」
主催:再稼働阻止全国ネットワーク準備会
※12時半から受付開始(スペースたんぽぽ-ダイナミックビル4F)
11/11(日)【反原発1000000人大占拠】
13時~霞ヶ関周辺デモ、15時~国会周辺抗議行動
17時~国会正門前大集会、国会包囲
主 催:首都圏反原発連合
11/13(火)【汚染された自治体 -問われる地域社会-】
講 師:門間ひで子さん(羽村市議)、布施哲也さん
18:30開場、19:00から21:00 参加費1000円
主 催:反原発自治体議員・市民連盟
11/14(水)【文科省・放射線副読本(中学生用)をみんなで考えるワークショップ】
講 師:金馬国晴さん(横浜国立大学 准教授)
18:30開場、19:00開会、参加費1000円(資料持参は800円)
11/17(土)【反原発なにかしたい人会議・11回目】
何かしたい…でも何をしたらよいか分からない人の相談会です。
18:00開場、18:30開会 参加費:500円
11/18(日)【劣化ウラン兵器禁止を求める国際行動デー】
講 師:山崎久隆さん(劣化ウラン研究会)
13:30~17:00 参加費:(前売り)800円(当日)1000円
主 催:劣化ウラン兵器禁止市民ネットワーク
11/21(水)【原子力発電と地球温暖化問題の癒着-その歴史-CO2と原発】
第2回 歴史<2>
講 師:江澤 誠さん
18:30開場 19:00開会 参加費:800円
11/22(木)【大間原発建設反対を訴える小笠原厚子さんをお迎えして】
講 師:小笠原厚子さん(あさこはうす)
18:30開場 19:00開会 参加費:800円
11/24(土)【原発を止めるために私達は何をすべきか-原発を止められない社会の
深層構造を歴史と経済から探る】<前編>
講 師:安部芳裕さん(作家)
13:30~16:30 参加費:800円
11/25(日)【第7回 隠ぺいされた福島原発事故の分析】
講 師:槌田 敦さん
13:00開場 13:30~16:30 参加費:800円
11/27(火)【第6回危険な原発・大解剖「大間原発と」六ヶ所核燃施設】
講 師:山崎久隆さん(たんぽぽ舎)
18:30開場 19:00開会 参加費:800円
11/28(水)上映会【原発についてみんなで観ようワンコイン上映会】
18:30開場 ※早く来た方へは特典映像あり 19:00開会 参加費:500円
11/29(木)【「チェルノブイリ原発視察&民間交流ツアー」を終えて】
お 話:黒田節子さん、青山晴江さん
18:30開場 19:00開会 参加費:800円
※学習会、講演会、上映会の会場は
「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)です。
★毎週金曜日18時~20時 首相官邸前抗議行動
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加)
★毎週金曜日16時~経産省前テントひろば「あおぞら放送UST」
毎週多彩なゲストがテントに来ます!
*視聴アドレスは http://www.ustream.tv/channel/tentcolor
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┗■2.新聞・雑誌より3つ
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◆原発早期稼働を説明
民主党の輿石東幹事長、安住淳幹事長代行は26日、経団連の米倉弘昌会長らと
懇談した。民主党側は「2030年代に原発ゼロ」を目指す方針を説明したうえで、
停止中の原発の早期再稼働に取り組む考えを伝えた。(10.26東京新聞)
◆仏原発で放射能漏れ 点検中 外部への影響否定
フランスの原子力安全局(ASN)は二十五日、フランス北部フラマンビルの原
子力発電所で二十四日夜(日本時間二十五日午前)、小規模な放射能漏れが発生し、
約6時間後の二十五日朝に食い止めたことを明らかにした。被ばくした従業員は
おらず、環境への影響もなかったとしている。
放射能漏れを起こした原子炉は点検や燃料交換のため七月末から停止しており、
再稼働に向けた作業の最終段階で放射能漏れが起きた。ASNによると、原子炉
の熱を下げる冷却水に圧力をかけた際に放射能漏れが起きたという。(後略)
(10.26東京新聞より抜粋)
◆石原都知事 「原発ささいなこと」
知事辞職を表明し、新党結成を目指す東京都の石原慎太郎都知事は二十六日、
都庁での定例会見で(中略)
「永田町にいる人間は視野が狭い。原発をどうするかはささいなこと。もうちょ
っと大きな視点で考えられないか」と苦言を呈した。(後略)
(10.27東京新聞より抜粋)
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┗■3.<テント日誌10/25(木)-経産省前テントひろば411日目>
│ 公表された放射能拡散予測図の衝撃
│ 「福島原発事故と女たち-出会いをつなぐ」
│ 監視テント大阪
└────(Y・T)、(Q記)
10月25日(木)曇り
もう半月後となった、「再稼働阻止全国ネットワーク」結成集会に向けた準備
の討論と作業のために、たんぽぽ舎に出向いて行った。その場で話題となったの
はやはり、規制委が公表した福島級の事故が起きたら―の全国16原発の放射能拡
散予測であった。
昨日の夕刊、そして今日の朝刊で地図の図面入で大々的に報じられていた。3
・11を経験しているだけに、大変生々しい。それに30km圏外も放射能高線量
となる地域が4つもある。本来なら原発を造る前に住民に見せるべきものであり、
それを「絶対安全」といって見せずに原発を進めてきたのだと、新聞も指摘して
いる。そしてこの公表された予測図が、各地の原発近隣地域の人々に大きな衝撃
を与え、原発と暮らす不安をあらためて思い起こさせていると報じている。
防災計画といってもそれは困難を極める。大飯では幹線道路が渋滞となりそこ
に高濃度の放射性物質が降り注ぎ、柏崎では避難ルートの道路は雪が積もり通行
止めになり、東通では避難路が原発のそばを通るという。東海村の村上村長は
「避難計画もたてられない原発は廃炉にするしかない」と訴えている。
実際、「原子力過酷事故の防災は無理である。巨大な放射能放出と戦える生物
はいない。武器はない。一番の防災は超危険物をやめることだ。もとから断つこ
とだ。原発を廃炉にすることである。これが唯一、安心の道である。」とたんぽ
ぽ舎の柳田さんは強調する。
ここへきて、30km圏内の自治体で電力会社に安全協定の締結を求める要求が
広がっているそうだ。それぞれの市町村の生殺与奪を決めるような再稼働が、自
分たちの意思を無視して頭越しになされるのは許せない、というのは当然の思い
だ。この広がりは電力会社を包囲し、再稼働をできないように追い込んでいくだ
ろう。それは「再稼働阻止全国ネットワーク」の課題とつながっていく。
大飯原発を止め、再稼働を許さず、原発全廃へと進めていくこと、今回の公表
予測図ははからずも、あらためて私たちにそれを迫っている。
先日、金曜行動の日にテントの前で近藤和子さんから「福島原発事故と女たち
―出会いをつなぐ」という本をいただいた。近藤さんはグリーナムの女たちと深
い関わりを持ちながら日本に紹介され、30年間、六ヶ所や祝島等、反原発運動
に関わってこられた方だそうだ。6・30-7・1大飯現地行動にもバスでご一
緒した。
近藤和子さんと大橋由香子さんが編集して、福島のたくさんの女性たちが3・
11体験を綴っている。テントをはじめ、様々な行動で顔見知りになっている方
も多く、それだけに身近に感じられ、3・11体験の生々しさ、原発災害の恐ろ
しさ、転々と避難していく苦労、その中で新たに起ちあがっていく怒りと思い、
出会いと人々への眼差し、等々が語られて、3・11の実感、生の言葉が伝わっ
てくる。
とくに宇野さんの避難と障がいについて語られていた一節、そして武藤類子さ
んのお母さんの十三子さんの、戦中から戦後へと波乱の中を生き抜いてきた果の
3・11という、本当に淡々と歴史を感じさせてくれる一文には、じっくりした
感銘が湧いてくる。大橋さんの論考には、とくにフェミニズムと障がいをめぐる
ところで深く考えさせられる。
本は第2テントでも扱っているそうで、ご一読ください。(Y・T)
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10月24日(水)監視テント大阪
いよいよ、瓦礫焼却阻止、橋下市長更迭のための、監視テント大阪も、二週間
経過しようとしています。日本第二の大都市の大阪府、その市庁舎南面に建てた
テント、初発4張から、今、14張となりました。東北大震災、福島原発第一事
故に罹災した瓦礫の焼却処理を、この大経済圏で決行することは、大なり小なり、
ヒバクのおそれのないところが、日本列島から消滅することになるという危機意
識と不安の増大を、橋下が消し去ろうとしている。結局、放射能安全神話の復興
です。
そうした力の政治に冒された在特会が、テントの掃除を買って出るという告知
が、在特会「カレンダー」に出、監視テントは緊急支援をツイッターその他で訴
えました。当日、予告一時間前に、100人ほど、結局、130人を超える支援者が集
合し、在特会は、ビデオ撮影屋ひとり潜入させることしかできず、4時には、会
らしい行動は、無いに等しいことで、お集まりいただいた方々も拍子抜けする惨
めな「掃除」作業の体たらく。
夜、ワゴンで乗り付け、本番は28日だからなと悔し紛れの捨て台詞を吐いて立
ち去りました。本質的な時代の危機を、チンピラの喧嘩沙汰に、解消しようとす
るこの情けない連中との闘いに消耗しているわけにはいきません。
今後、テント日誌にて、実況ご報告致しますので、川崎さんの救援ともども、
ご支援のほど、よろしくお願いします。(Q記)
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