11月11日(日)国会・霞ヶ関を包囲し脱原発の意志を大道に
- 2012年 10月 29日
- 交流の広場
- 9条改憲阻止の会
2012年10月29日 連帯・共同ニュース第292号
■ 臨時国会では政局化(政党間抗争化)した選挙日程をめぐる神経戦が展開されている。どこまで続くぬかるみぞというべき政治的混迷だがそれは深まるばかりだ。選挙がどうなるか、これは予測のつかない事態であるが、こういう政党政治のていたらくの中で僕らは何をなすべきか。脱原発の運動を大きくは持久戦的な局面にあるという判断の下でしっかりと持続させることである。その中心は福島で現在も進む原発震災からの現地住民を守ることであり、また再稼働阻止である。そしてこの二つを軸に脱原発の運動を重層的に展開することである。行動としては経産省前テントの保持と首相官邸前包囲を楕円の輪のようにして持続することにほかならない。各地域での脱原発運動も活発化しているがこうした流れの中で根付かせていきたい。
■ 僕らの目の前には11月10日(土)再稼働阻止の全国ネットワークの結成と11月11日(日)国会議事堂前・首相官邸前・霞が関大占拠行動が当面の行動として提起されている。11月11日(日)の行動であるが午後1時~3時までは日比谷公園からのデモ、午後3時~19時それぞれの国会・霞が関周辺でのエリアでグループごとの集会やデモ、その中で午後5時から国会正門前に大結集。この主催は首都圏反原連で協力する団体が「さよなら原発1000万人アクション」・「経産省前テントひろば」・「脱原発世界会議」・「原発なくす全国連絡会」である。どの段階から参加してもいいが、これによって原発問題が現在の中心的課題であることを明瞭にし、脱原発と言う国民の声を響かせよう。オスプレイ配備問題などの重要な課題もこの中で主張しよう。尖閣諸島問題で変えられた政治的な空気や流れを再び脱原発を中心に呼び戻そう。この国会・霞が関一帯での意思表示は現在の政治の流れを変えることは間違いない。様々の工夫を凝らして参加を。
■ 11月10日(土)に行われる再稼働阻止全国ネットワーク結成にも参加し再稼働阻止闘争のより本格化を。8月18日・19日伊方での再稼働反対集会に結集した人たちで全国ネットの準備会ができたが、11月10日(土)に結成集会がある。午後1時~5時(たんぽぽ舎・全水道会館等で分散会)、午後6時より全体会議(文京区民センター》が開かれる。原発のある全国各地から再稼働阻止を闘っている人々が参加する。再稼働阻止とその展開下でのエネルギー転換の進展《再性エネルギー等への転換の具体化》は脱原発の攻防戦の焦点である。再稼働阻止の強固な陣形の結成し永続的に闘うことは脱原発を現実化させる。ネットワーク結成に参加を! (文責 三上治)
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