「震災復興予算 原発輸出調査にも流用 インフラ関連 世界で85億円」など-地震と原発事故情報
- 2012年 10月 29日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1631】
2012年10月29日(月)その2地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.福島-いまだに汚染水が漏れ、どうにも出来ない
福島の子ども達を避難させる-国連人権理事会に訴えに行く
10月25日(金)の首相官邸前行動の報告
川上直子(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.新聞・雑誌から2つ
◆震災復興予算 原発輸出調査にも流用 インフラ関連 世界で85億円
(10/29東京新聞より抜粋)
◆英原発受注、日立が有力 事業会社買収 月内にも優先交渉権
(10/27日本経済新聞より抜粋)
★3.<テント日誌10/26(金)―経産省前テントひろば412日目>
たくさんの人々の出会いと交流~金曜夜のテントひろば~
監視テント大阪 10月26日(金)
(Y・T)、(Q記)
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┗■1.福島-いまだに汚染水が漏れ、どうにも出来ない
| 福島の子ども達を避難させる-国連人権理事会に訴えに行く
| 10月25日(金)の首相官邸前行動の報告
└──── 川上直子(たんぽぽ舎ボランティア)
○午後4時、テントひろばのあおぞら放送に、チェルノブイリから帰った黒田節
子さんや、世界ヒバクシャ展を開いている方々が出演。3組目は、柳田さんが、
11月10日の再稼働阻止ネットワークの結成に向けてアピール。
○6時過ぎから官邸前のシュプレヒコールとアピールが始まる。
二本松から来たお母さん…『甲状腺検査を受ける子どもの姿を見ていると胸が
苦しくなる。原発さえなかったら。でもここに来て福島に寄り添ってくれる人た
ちがこんなにいることがわかった。原発反対の声をあげ続けていきます』、
男性…『福島の過酷事故の後に大間の建設を再開するなど、国民の声を踏みに
じる野田内閣は暴挙内閣。大間の建設阻止に現地で100万人の集会を開こう!』、
『フタバから遠く離れて』の監督さん…『福一の現場で働いている東電社員の
人が、2週間に1日のオフにこの映画を見に来た。まだいまだに汚染水が漏れど
うにも出来ない。もう汚染水が敷地内に収容しきれない。セシウムの量が今も増
えていることはニューヨークタイムズにのった。双葉町から埼玉県に避難してい
る人達はまだ体育館で煮炊きができず、1年7ヵ月後の今も弁当を食べている』、
福島疎開裁判の柳原弁護士…『福島の子ども達を避難させろの声に何も野田は
答えない。ジュネーブの国連人権理事会に訴えに行く。来週の金曜日には帰って
報告する』
柏崎から元気な77歳の安久さん…『いまだ福島からの避難者16万人!人間だけ
じゃない。生きとし生けるものに60万年先までつけを回すこの国。原発をとめな
ければ、死ぬときにバカヤローといって死ななきゃならない。継続は力なり』頼
もしい人生の先輩。
官邸前の怒りの声は地の底から轟き、デモ規制の警官の声は秋のコウロギのよ
うにかき消された。
○3、40分も立ちっぱなしだと、長くこの身体を支えてこの頃老朽化著しい膝が
悲鳴を上げてくる。前にいた女性は後ろに下がってフェンス際に座り込む。私は
定位置を離れ、抗議の人たちと声を合わせながら、ぐるっと歩き回ってくる。い
つもは国会前から、ドラム隊にちょっとだけ入って一緒に盛り上がる。8時10分
か15分前に戻ってくる。今日は時間がなく、遠くはカット、財務省前の交差点で、
反原発の歌声が。たんぽぽ舎の仲間も一緒に歌っている。女性の声が耳に心地よ
い。ハイロ、ハイロ、ゲンパツハイロの替え歌は歌いやすく一緒に歌って盛り上
がった。
☆次回(第30回)の首相官邸前行動は、11月2日(金)です。
たんぽぽ舎はいつものようにボランティアの皆さんと共に参加します。
当日、13:00~15:30にたんぽぽ舎へ集まり、諸作業の後16:00頃出発、17時頃
「経産省前テントひろば」で皆と合流して、17時30分頃、首相官邸・国会議事堂
正門へ向かいます。
ボランティア可能な方はご連絡いただけると助かります。
電話 たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035
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┗■2.新聞・雑誌から2つ
| ◆震災復興予算 原発輸出調査にも流用 インフラ関連 世界で85億円
| ◆英原発受注、日立が有力 事業会社買収 月内にも優先交渉権
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◆震災復興予算 原発輸出調査にも流用 インフラ関連 世界で85億円
東日本大震災の復興予算の不適切使用問題で、2011年度三次補正予算に盛り込
まれた復興予算のうち5億円を、経済産業省がベトナムへの原発輸出に関する調
査事業費として支出していたことが本誌の取材で分かった。被災地復興と関係な
い海外の原発推進事業にまで流用されていたことで、復興予算のずさんさがあら
ためて浮き彫りになった。(後略)(10/29東京新聞より抜粋)
◆英原発受注、日立が有力 事業会社買収 月内にも優先交渉権
英国が計画する原子力発電所2カ所の建設を日本勢が受注する見通しとなった。
日立製作所と、東芝系の米ウエスチングハウス(WH)が最終候補に残っており、
現時点までに日立が最有力に浮上。英当局は月内にも現地の事業会社を買収する
優先交渉権を与える見通し。東京電力福島第一原発事故後、停滞する原発輸出に
は追い風だが、運営する電力会社選びなど実現までにはなお課題も残る。(後略)
(10/27日本経済新聞より抜粋)
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┗■3.<テント日誌10/26(金)―経産省前テントひろば412日目>
| たくさんの人々の出会いと交流~金曜夜のテントひろば~
| 監視テント大阪 10月26日(金)
└──── (Y・T)、(Q記)
10月26日(金) 晴れ
マスメディアは昨日から石原のことで大騒ぎしている。「中国と戦争をしたい。
戦争をできる国にしたい。」ということだけが生き甲斐のような暴走老人の猿芝
居に、マスメディアの騒ぎ振りには本当に辟易させられる。苦々しい気分でテン
トに出かけた。
テントの前では既にあおぞら放送の準備が進んでいた。開始時刻間際に、急遽
お願いした本日の国会議員の姫井由美子議員(国民の生活が第一)が到着。以前
から「徐々に原発依存を減らしていく」と言っておられて、即時廃止というテン
トの主張とは一定の隔たりがある。それでもテントTVに出演された潔さには敬
意を表したい。今日のインタビューでもこの溝は残されたままであった。
しかし原発輸出については、ヨルダンの人々が断固拒否した態度に教えられて、
以前は承認していた自身の誤りを認め考えを改め、今は反対であると率直に表明
された時、ギャラリーからは拍手が起こった。
「福島から世界へ」で黒田節子さんがチェルノブイリ視察報告をおこなった。
第2世代の子ども達に被曝の影響が出ていること、チェルノブイリではみんな避
難させられたがそれでもこの現実であり、翻って日本では、国と県によって高線
量地域に連れ戻され押し込められていることを強く訴えた。尚、この報告会は1
1月29日(木)、スペースたんぽぽで予定されている。
「反原発でいこう」のコーナーは、たんぽぽ舎の柳田さんが、2週間後に迫っ
た「再稼働阻止全国ネットワーク」結成集会に向けて、その目的や結成への経過
や、当面の課題等について語り、安在さんが世界の脱原発運動についての紹介を
おこなった。
通りすがりの人も多士済々で、様々な行動のあり方と運動への思いを聞くこ
とができた。(放送終了後はアーカイブで見られます。
アーカイブのアドレスは http://www.ustream.tv/recorded/26273961
放送終了時はもうすっかり暗くなっていたが、テントの前には次々と遠方の顔
見知りの女性たちが現れてくる。今日は女の一票一揆の集まりがあったようだ。
いろいろと立ち話をしていると、テントの前で幼い子どもたちがライトを振りな
がら、「原発反対!子どもを守れ!」と盛んに叫んでいる。
実は、今日母子避難されているママネットの人たちが、子ども連れではじめて
官邸前から国会周辺を一回りし、テントへとやってこられたそうだ。お馴染みの
山羊の車がやってきて、子どもたちは山羊に触れたり、小さな荷台に乗って山羊
に引かれたりと、大喜び。
増子さんは、今日はテントで楽しく過ごせた、今後も集まりや情報発信の場と
して使わせてもらえないか・・・と。勿論大歓迎。テントはそういうことのため
にあるのだから。
昨日の日誌でも紹介した「福島原発事故と女たち――出会いをつなぐ」は、第
2テントの前で発売されていたが、持参されたものは完売となった。そして福島
原発告訴・第2次告訴は締め切り間近とあって、テントの前の説明&申込所で次
々と登録されていく。
いつまでも賑わったテントであったが、帰路につく福島の人たちを見送り、ま
た帰っていくママネットの子どもたちを見送りして、帰路についた。(Y・T)
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監視テント大阪 10月26日(金)
金曜日恒例の関電前包囲行動は、夕刻近く、それぞれのグループ有志が、準備
がてら参集する。終業後の方々が駆けつけて本格的となるが、この日は、1000人
ほどであったという。監視テントのQは、テントの留守番のように留まっていな
ければならなかった。理由は下にあります。
元の監視テント積極協力派のパオーんさんとムーさんは、パオーンさんのみの
関電前抗議行動参加。
大阪市庁舎脇、監視テントは、丁度、関電本社と天満警察の間にあり、再稼働
反対及び、脱原発の促進、原発ムラの居直りへの抗議であれば、関電周辺に集結
する。その事前の準備でも、監視テントは、お役にたてればよい。
一方、関電前抗議行動で、コロビ公妨によって拘留されていた方が、起訴され、
濡れ衣をきせられたまま、拘置となったことへの抗議行動もあった。23日の拘留
期間中、下地先生を中心とする抗議行動は、ほぼ連日と言っていいほどだったが、
その証人たちの抗議説得を無視した官憲への怒りは頂点に達した。
Nさんなどのジャンベ抗議団も2時間にわたって、総勢4-6人で、言語同断
の怒りの音響を轟かせた。市庁舎周辺でのQのジャンベの響きを煙たがった職員
は、やんわり「よく届きますな。ずっと向こうからきこえましたよ」と囁きに、
昼過ぎ来ていた。「風次第ですから、放射能より無害でしょう」と答えた。瓦礫
焼却と橋下の市政への抗議であることは、2週間を越えれば、理解済みのはず。
夜は、前日の府警警部の酒気帯び轢き逃げ事件と相まって、天満署への怒りは、
天井知らずとなった。
9時を過ぎて、監視テントは鈴なりとなり、ターフを拡げたものの道路上まで、
議論、情報交換の輪は広がり、ついに、暁闇まで終わらなかった。そして、監視
テントは、13張となり、男性用、女性用の仮眠緊急宿泊3-4人収容用のテント
も設置されている。
午前中、屈強な男性二人とヴィデオ担当、指揮者、男性4人が現れ、因縁をつ
けにきたが、監視テントの人々の体を張った阻止線によって排除されたといって
いい。28日には、殺してもいいよというツイッターを仲間に流しているという。
公然脅迫であるが、こちらも、また、シンパの人々への再結集を呼びかけている。
関西近隣にいらしている方は、午前10時頃に駆けつけていただきたい!
この脅迫は、在特会によって流布されているもの。彼らのデモの前後にくると
いう。(Q記)
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