テント日誌1/27日経産省前テントひろば―504日目…日比谷で行われたオスプレイ配備反対東京行動、多くの人がテントに来てくれました
- 2013年 1月 29日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
今朝は幾分温かく感じられる朝でした。テントに着いたらYさんがテント前で正座して居られたのでびっくり!背筋が伸びて良いんですとのこと。11時ごろ静岡から女性が、テントが撤去されるのではと心配して来てくださった。彼女は上京するたびテントに来てくださるようで何人かのスタッフとは顔なじみのようでした。
午後から日比谷の野音で沖縄から全41首長が上京しての「オスプレイ反対 東京行動」があったため、それに参加するために神戸、高松、水戸などから上京してきたというたくさんの方たちが寄って下さり嬉しかったです。印象的だったのは沖縄大学の学生さんたち、手作りのきれいなポスター(?)と安倍首相とオバマ大統領への「オスプレイ配備撤回・米軍基地撤去」を求める要請文を携えての上京。スタッフのSさんが彼らにテントのことなど丁寧に説明して下さり、最後に記念撮影をして野音へと向かわれた。若い人たちの行動参加を力強く思いました。野音の方角からは右翼の街宣と思われる声が響いてきて少し心配のなか留守番を残してテントのスタッフも集会に参加。原発も基地も根は一緒ですから。
集会の後やはりテントが心配でと戻ってきて下さった方たちが居たので私は安心して帰宅しました。陽は長くなりましたが、4時すぎたら風も冷たく寒かったです。 (K.I)
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この日は、オスプレイ反対東京行動のデモに参加する為に出発時刻の15時45分位に日比谷野音に着いた。ちょうどデモ出しが始まるところだったが、デモ隊の先頭にはドラム隊のメンバーが陣取り、ドラムの音や三線の音が野音周辺に賑やかに響いていた。
今回の集会参加者は主催者発表で4000名強と言う事だが、参加していた何人かの方は5000人はいると仰っていた。梯団の間隔をとったためか、デモ隊が日比谷公園を出発するのに物凄く時間がかかっていたが、途中の高江の梯団に加わって、日比谷公園を出発した。三線の音色や沖縄民謡の明るいメロディーと一緒に、ヘリパッド建設反対、オスプレイ配備反対をシュプレヒコールで沿道に訴えた。途中、数寄屋橋交差点から銀座一丁目あたりにかけて、排外主義者の団体の300名くらいがデモ隊を待ち受けており、参加者に向けて汚い言葉の罵声を浴びせていたが、「オスプレイ配備賛成」というコールに対して、笑顔で「オスプレイ配備反対」と応えるデモ隊に沖縄の人達の強さを感じた。
デモ終了後に、排外主義者がテントに来る事も予想されたが、テントへ戻ると、多くの人がテント前で警戒に当たっていた。12日にテントを壊された事もあり、その後弁護士事務所と相談を重ねているが、今後はテントへの破壊、スタッフへの嫌がらせに対しては、法的な対抗措置も講じる事になると思う。この日は、泊まり当番だったが、風邪が治りかけだったのでTさんが代わってくれる事になり、23時過ぎにテントを後にして帰路に着いた。この日もまだ寒い。泊まりのメンバーは風邪をひかないように注意して欲しい。 (Toku-san)
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