テント日誌2/17日経産省前テントひろば526日目…招かれざる客の来訪 原子力規制委員会をしっかり監視しよう
- 2013年 2月 19日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
薄ぐもりで寒い朝、でも風がない分昨日よりはましだ。
昨夜は寒かった!と言う泊まり番の人、本当にお疲れ様でした。
午前中に神戸からご夫婦が訪れSさんなどと会話して記念写真を撮って帰られた。カメラをぶら下げた男の方が遠慮深くテントを眺めていたので声をかけたら中学校の先生だそうで、子供たちに教えたいからと写真を撮っていかれました。原発の事をちゃんと教えてくれるといいなあ!
2時少し前招かれざる客が来て一騒動。
第2テントで川柳の会が開かれるので参加者が集まってきていたが皆テントの中に籠って立ち去るのをじっと待つ。約20数分いつものように矛盾だらけの罵声をあげ、テントを揺するなどして引き上げた。
川柳の会はなかなか盛会だったようです。
お題は“愛”“テント”“原発”とか
どんな句が読まれたのかな (I.K)
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「原子力ムラ」出身者で占められた原子力規制委員会は2月15日にやっと国会同意を得た。が、日曜夜に泊まったテント住人は「不同意」だ。
規制委員会は重要な局面で何ら結論を出さないばかりか事業者との癒着体質を保安院・資源エネルギー庁などから引きずってきている。
次の3つの実績が規制委員会の危険性を明白に示している。
(1) 活断層調査は、大飯も敦賀も引き伸ばしばかり
(2) 名雪審議官処分は臭いものにふたして終わらせる
(3) 国会事故調での東電の隠蔽工作を容認し調査促進しない
このように、事業者との癒着体質が明らかになってきている規制委員会・規制庁は信用できない。幸い核問題を除いて情報公開は改善されていて、委員会や検討チームをパソコンで在宅傍聴でき過去の議事資料や議事録も見ることができる。今実施されている新安全基準骨子案のパブコメに対して上記批判の意見を出し、より一層原子力規制委員会の監視を強めることが必要だ。
比較的暖かい夜だったが、早朝から冷たい風が吹いて皆トイレが近くなった。
(K.M)
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