「除染除染と除染神話の嘘と罪」など-地震と原発事故情報
- 2013年 2月 23日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1755】
2013年2月22日(金) 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.除染除染と除染神話の嘘と罪
足尾鉱毒時恵権の教訓=毒塚は証言する(乱鬼龍 川柳作家)
★2.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◇2/27(水)17:00~ 院内集会:どうなる「発送電分離」?!
~電力システム改革のゆくえ(主催 eシフト)
◇2/28(木)15:00~院内集会・記者会見(主催 被ばく労働ネット)
◇3/3(日)13時30分~ 明治大学リバティーホール
福島・首都圏の集い - 福島原発災害に学ぶ –
★3.新聞・雑誌から
◇電力9社、原電支援へ 破綻回避(資金繰り)へ1200億円超検討
(2月22日 東京新聞)
◇築地市場移転予定地近くで、ヒ素 基準の52倍検出
(2月22日 東京新聞)
★4.たんぽぽ舎の活動
1ヶ月の家賃60万円強―たんぽぽ舎の財政(柳田真)
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※あす23日(土)17時半から、学習会:第10回 隠ぺいされた福島原発事故
徹底分析「チェルノブイリ原発事故と福島第一原発事故」
講師 槌田敦さん、参加費800円
場所 スペースたんぽぽ(ダイナミックビル4F)、
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※24日(日)たんぽぽ舎第25回総会と記念講演
(第1部から第3部まで、たんぽぽ舎の会員以外の方も参加歓迎)
13時~ たんぽぽ舎総会(活動経過報告、財政報告、今後の方針案など)
15時~(参加費800円)
黒田節子さんのお話「福島の今を語る」
山崎久隆さんのお話「再稼働阻止するためには何が必要か」
17時半~懇親・交流会(参加費 2500円)
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┗■1.除染除染と除染神話の嘘と罪
│ 足尾鉱毒時恵権の教訓=毒塚は証言する
└────(乱鬼龍 川柳作家)
私の生まれ育ったところは、群馬県邑楽(おうら)郡というところで、今か
ら百余年前の日本の公害の原点といわれる「足尾鉱毒事件」被害の地元でした。
1970年、宇井純さんらの「公害言論」、そして、翌71年から鉱毒地一帯を巡
る「渡良瀬川公害シンポジウム(第1回は、群馬県館林市で開催)などを通じ
て学んできた者として、今日の福島県等における「除染」を巡っての問題は、
実に憂いべきものがある。
足尾鉱毒事件では、汚染された土の表土を削って土盛りした山を「毒塚」と
呼んだが、今日の福島の現状はまさに「毒塚」の山であり、いくら除染、除染
と声高に主張したところで、その「毒」は全く消え去ることはないということ
は、まったく、自明のことである。
かつての鉱毒事件ですら、今もその鉱毒は消え去ったわけではないというの
に、除染すればなんとかなるとか、帰郷できるなどというキャンペーンをはる
等ということは、今まで「原発は安全でクリーン!」という嘘を並べてきた原
発推進勢力の嘘と同様に、近い将来、確実に、それが全くの嘘であったという
ことが明らかになる日が、必ずや来るであろう。
そのときになって「実は除染という考えは、まったく間違いでした」と、誰
が、どのような面を下げて言い訳をするのだろうか。その時になってはあまり
にも遅い、遅すぎるのだ。
そんな事も判らない、あるいは判ったうえで「除染利権」という「現生利
益」のために、魂までも売り渡してしまったような連中のすべてを許してはお
けない。
もう、3・11から2年も経とうとしている。急がねばならないことを、
急いでやらなければならない、と思う(2013年2月21日・記)
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┗■2.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆院内集会:どうなる「発送電分離」?!~電力システム改革のゆくえ
http://e-shift.org/?p=2529
日時 2月27日(水)17:00~19:30
場所 衆議院第二議員会館 多目的会議室(永田町駅、国会議事堂前駅)
内容
1)経済産業省・電力システム改革専門委員会事務局 より報告
2)電力システム改革議論の現状共有とディスカッション
船津寛和氏 (環境エネルギー政策研究所)
大林ミカ氏 (自然エネルギー財団)
3)講演: 町田 徹氏 (経済ジャーナリスト)
2012年6月「東電国有化の罠」(ちくま新書)著者
4)質疑とディスカッション
資料代: 500円
主催 発送電分離プロジェクト、日本消費者連盟、eシフト
問合せ
eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)
電話 03-6907-7217 メール info@e-shift.org
発送電分離プロジェクト 電話 042-565-7478、fwnp7112@mb.infoweb.ne.jp
◆除染労働問題【環境省・厚労省交渉】【院内集会・記者会見】
危険手当のピンハネを許すな!労働者として扱え!
日時 2月28日(木)
場所 参議院議員会館B107会議室
内容 13:00~ 環境省・厚労省交渉、15:00 院内集会
【省庁交渉・院内集会参加希望の方へ】
・いずれも公開で行います。参加希望の方は、12:30以降に参議院議員会館
入口にいる担当者より、入館証をお受け取りください。
・担当者が見当たらない場合は、受付を通してB107会議室に連絡するか、
被ばく労働を考えるネットワークの電話までご連絡ください。
【追加情報】
・翌3月1日には、除染事業のおけるピンハネ危険手当の支払いを求め、当該
労働者が業者の社前行動を行います。詳細・取材要請はお問い合わせくだ
さい。
問い合わせ:被ばく労働を考えるネットワーク
〒111-0021 東京都台東区日本堤1-25-11山谷労働者福祉会館気付
電話 090-6477-9358(中村)、Eメール info@hibakurodo.net
◆福島・首都圏の集い - 福島原発災害に学ぶ –
日時 3月3日(日)13時30分~17時(13時開場)
場所 明治大学リバティータワー1階 リバティーホール
主催 現代史研究会、経産省前テントひろば、たんぽぽ舎、
福島原発事故緊急会議、反原発自治体議員・市民連合
協賛 フォーラム平和・人権_環境、首都圏反原発連合
問い合わせ 経産省前テントひろば(070-6473-1947)
東電福島第1原発の大事故から、2年が経過しようとしています。今でも5
万人以上の母と子を中心とする人々が県外避難を余儀なくされています。福島
に残った人々も放射能と将来の生活を巡って恐怖と不安の中での生活が強いら
れ、30万人以上の人々が仮設住宅や借り上げ住宅での生活です。
放射線量は福島 の大部分で東京の10倍以上、「放射線管理区域」に該当す
る地域が福島の3分の2です。帰宅困難区域や居住制限区域への帰還は5年~
30年先のこととされています。
経産省前テントは「福島原発大事故・災害」の原点に還りつつ、脱原発、反
原発の持続的な闘いの共同のひろばとしての役割を果たしていきたいと改めて
決意しています。福島を忘れてはならい、福島を風化させてはならいと思いま
す。
私たちは原発災害の原点に立ち返り、福島の現実を理解することが重要だと
思います。福島県外への避難者、仮設住宅・借り上げ住宅の方々、福島の農・
漁民の方々など「福島の現実」に生き抜く人々の様々な声を真剣に聞きたいと
思います。(詳細)http://2011shinsai.info/node/3623
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┗■3.新聞・雑誌から
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◆電力9社、原電支援へ 破綻回避(資金繰り)へ1200億円超検討
(2月22日 東京新聞)
沖縄電力を除く9電力会社は、原発専業の日本原子力発電が資金繰りに行き
づまらないよう支援する方針を固めた。1200億~1300億円規模の債務
保証や資金支援をする方向で調整している。敦賀原発(福井県)など3基の原
発を動かすめどがたたないため、銀行から融資を受けられないおそれがあるか
らだ。しかし、電力会社は相次いで電気料金値上げを決めており、業界内の支
援にお金を使うのは利用者の反発をまねくおそれがある。(中略)
日本原電も資金を確保するため、必要のない不動産を売るなどリストラを進
める。原発が止まっているため、すぐに必要ではない核燃料「ウラン」を売る
ことも検討している。ただ、手元の資金を手厚くするには足りない。このため、
日本原電が持つ日本原燃(青森県六ケ所村)の株式を9電力で計200億~300億
円分買い取り、資金支援する。(後略)
<3面から>原発維持、支え合い 費用=利用者負担も
・・・では、なぜ支援するのか。日本原電の経営が行き詰ると、各電力につけ
が回ってくるからだ。電力魚介は日本原電の株主であり、5電力は電気も買っ
てきた。出資金は返らず、廃炉などの費用を負担させられる恐れもあるのだ。
(中略)原発事故で実質国有化された東電は今回、債務保証には加わらない。
(中略)電力会社幹部は「方針が決まらないと再稼働のための投資も、廃炉の
決断もできない。展望がないまま、お金が出ていく」と嘆く。
◆築地市場移転予定地近くで、ヒ素 基準の52倍検出
(2月22日 東京新聞)
築地市場(東京都中央区)の移転予定地に近い江東区豊洲六の土壌から有害
物質のヒ素が最大で国の基準値(1リットル中0.01ミリグラム)の52倍の濃
度で検出されたと土地を所有する東京ガス子会社が21日発表した。(中略)
国の示している目安では、基準の10倍を超える場合は自然由来とは考えに
くいとされている。予定地では、これまでにもベンゼンやヒ素が検出され、都
が対策工事を進めている。(中略)
豊洲地区への移転に反対している日本環境瓦解の畑明朗前会長は「50倍を
超える濃度は依然由来とは考えにくい。地下水は動くので、市場予定地に影響
を及ぼしかねない」と問題視。築地市場の関係者は「驚くというより、やっぱ
りという感じ。予定うぃお含む埋立地は汚染の懸念があり、市場を移転する計
画時税に無理があった」と切って捨てた。
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┗■4.たんぽぽ舎の活動
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1ヶ月の家賃60万円強―たんぽぽ舎の財政
会員の会費と講座開催とパンフ普及でやっと…
○たんぽぽ舎の1ヶ月の家賃は、事務室のある5階と(30万円)、講座専用室
の4階(33万円)と本や諸資料を預けている分室(借料2万円)の3つで、
合計が65万円になる。5階と分室は創立以来の25年弱、4階は3・11福島大
事故後の2年弱である。
○これを賄うのは主に3つ:(1)たんぽぽ舎会員の会費、(2)4階の講
座・学習会を主とした収入プラス貸し会議室収入(3)小冊子(パンフ)や
DVDなどの作成、普及の収益だ。他にいくつものカンパがかなり寄せられる
(夏、冬のボーナス時が多い)。たんぽぽ舎はどこの政党からも、また国や
市の行政からも、一銭の援助も受けていないので、全くの自立財政である。
当然「一定の赤字」が出るが、それは事務局数人でかぶって支えている。
(パンフ、本が普及すると収入がかなり増える)。
○年間財政は、5階が1000万円、4階が400万円、分室が25万円、他に独立財
政として、原発現地支援のツアー=5~600万円(1年に12回、行き先=昨
年は3月福島へバス2台、大飯へ数回、伊方3回、東海村など多かった)で
合計2000万円程(1年間)
○なお5階と4階の運営はたんぽぽ舎として、当然一体だが、財政上は設立の
経緯から別々(独立財政)になっている。
○たんぽぽ舎は多くのボランティアの熱意と行動、そして財政負担によって、
24年間支えられてきた。感謝!(柳田真)
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【編集部より】
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