「3月9日(土)明治公園へ、3月10日(日)日比谷公園野外音楽堂へみんなで参加しよう!」など-地震と原発事故情報
- 2013年 3月 6日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1766】
2013年3月6日(水)地震と原発情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.3月9日(土)明治公園へ、3月10日(日)日比谷公園野外音楽堂へ
みんなで参加しよう! 柳田真(たんぽぽ舎)
★2.3月1日金曜官邸前抗議行動に参加して
―安全な原発はない― 斎藤なぎさ(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.3月2日映画 「わすれない ふくしま」を観て…
渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)
★4.新聞・雑誌より
原発事故 再稼働より原因究明が先
基準順守なら運転延長
★5.テント日誌 2/27日経産省前テントひろば 536日目
あらためて吉岡史郎さんを偲ぶ会があった
★6.たんぽぽ舎の近況…首都圏反原発連合作成の無料リーフ配布中
小山芳樹(たんぽぽ舎)
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<お詫び>
3月5日発信メルマガ1765号の「原発ゼロめざす重点」(柳田真)文は、2月のた
んぽぽニュースにのせた原稿です。その時点ではパブコメの期間内でしたが、そ
れは2月28日で終了しました。故に3月5日時点では「パブコメが終わった段階」
と訂正して書くべきところを、そのまま2月の旧原稿でのせてしまいました。お
詫びしてパブコメ終了と訂正します。
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┗■1.3月9日(土)明治公園へ、3月10日(日)日比谷公園野外音楽堂へ
| みんなで参加しよう!
└──── 柳田真(たんぽぽ舎)
■3月9日(土)明治公園へ参加しよう!
『つながろうフクシマ・さようなら原発大集会』
・たんぽぽ舎集合:13:00
・全体開始14:00~、パレード15:15~
・場所:日本青年館の横のフジダナ
・目印:たんぽぽ舎の黄色のノボリ旗、誰でも参加できるデモのノボリ旗
■3月10日(日)日比谷公園野外音楽堂へ参加しよう!
『原発ゼロ☆大行動』
主催:首都圏反原発連合
・たんぽぽ舎集合:12:00
・集会開始13:00~、デモ14:00~
・場所:日比谷公園野外音楽堂(演壇に向かって左側の真ん中)
・目印:たんぽぽ舎の黄色のノボリ旗、テントを守ろうの白ノボリ旗
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┗■2.3月1日金曜官邸前抗議行動に参加して
| ―安全な原発はない―
└──── 斎藤なぎさ(たんぽぽ舎ボランティア)
茱萸(ぐみ)坂を官邸前に向かって歩いていくと、空には黒い雲が立ち込めて
いる。関東では「春一番」が発表された。夜には雨が降るという予報のためか、
7時ころには帰る人も多かった。だが、入れ替われに来る人もいる。一人で参加
している若い男性や二人連れの若い男性は、スパイラルノートやスケッチブック
を掲げて抗議している。大きなプラカードと異なり、通学や通勤のカバンに入り、
毎回違うメッセージを書き込むことができるこれらノートブックによる抗議スタ
イルも、さりげなくて良いなと思った。
安全を確保した原発から再稼働させると表明した安倍首相に対して、「安全な
原発はない」「再稼働という前に福島を何とかしろ」と非難するスピーチが多か
った。いうに及ばず、原発は即刻廃炉にすべきである。
「原子力資料情報室」の会員、田中一郎さんは、「福島事故の検証もしないで、
安全など確保できない」と指摘。『フタバから遠く離れて』の監督、舩橋淳さん
は「上関原発予定地の漁協が28日に、漁業補償金を受け取ると決定したが、先
立つものはお金ではない」と批判した。日本と異なり「ドイツでは倫理委員会を
作って、何を優先するかを決めている」と評価した。
安倍首相が各スピーチに耳を傾け、田中さんの「2つのパブリックコメントに
抗議する」というレポートを読み、舩橋さんのドキュメンタリーを見て、原発に
対する認識を改めることを切に願っている。
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┗■3.3月2日映画 「わすれない ふくしま」を観て…
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└──── 渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)
○四ノ宮監督は「静かなる映画」と表現する。 仮設住宅に住む家族の「日常生
活」、「日本一美しい村」と呼ばれていた飯舘村のかつての風景とその後、車に
走り寄ってくる2匹の犬、餌箱に首を突っ込んだまま餓死していったたくさんの
牛の死骸、新橋駅頭、一人で訴える酪農家、そして「原発さえなければ」と書き
残して自死した菅野重清さんの堆肥小屋、壁に書かれた文字、床…。
○初日舞台挨拶に四ノ宮監督と菅野さんの妻、バネッサさんが来て下さいました。
監督は「もっと来て欲しい、皆さん宣伝してください、お願いします」と2度、
訴えられました。確かに初日は…。
「この映画を観た方々の何かのきっかけになればいいと思って創りました」
問い合わせ:オフイスフォー TEL:042-646-0012 FAX:042-631-5185
○ バネッサさんは東電を相手どり、損害賠償の訴訟を起こしました。回答拒否
なら、東電前で監督と共に座り込みをするそうです。その時はもちろん私も!
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┗■4.新聞・雑誌より
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◆原発事故 再稼働より原因究明が先
東京電力福島第一原発事故からまもなく2年がたつ。しかし、その原因はいま
だにわからないことだらけなのに、国や電力会社、原子力の専門家らが原因を突
き止める動きは鈍い。一方で、新しい安全基準が進んでいる。この基準に適合す
れば、原発の再稼働が認められる。果たして、原因不明のままで良いのだろうか。
政府や国会など四つの事故調査委員会が昨年7月までにそれぞれ報告書を出し
た。いずれも追加調査が必要と自らが認めるものだ。
原子力規制委員会の田中俊一委員長は「できるだけ速やかに取り組みたい」と
国会で述べたが、具体的な計画はできていない。
専門的な立場から事故調査を進めていた日本原子力学会が、今月中に中間報告
を出す。これまで誰もできなかった事故の再現実験も期待されたが、予算がない
ことなどを理由に断念。結果的に東電の解析結果を追認する報告になる見通しだ。
再稼働に向けた安全基準の策定は進む。1月末に規制委が新安全基準案を示し
た。規制委は世界一厳しいと自賛する。世界水準を超えてさえいれば、原発は安
全だと言えるのか。原因究明が不十分なままでは「第二の安全神話」がつくられ
ようとしている、とも言えるのではないか。
地震の揺れで原発の重要機器が本当に壊れていなかったのか。福島第一原発は
想定を大幅に超える高さの津波が襲ったが、地震による揺れはほぼ設計想定の範
囲内だった。想定内にもかかわらず、大事故を引き起こす重要機器の損傷があれ
ば、国の安全基準そのものの信頼性が揺らぐ。(中略)
原発を動かす前に、事故原因を突き止めるのが先だ。
(3月5日 朝日新聞より抜粋)
◆基準順守なら運転延長 原発「40年で廃炉」規制委が方針決定
原子力規制委員会は27日、原発の運転期間を40年とする原則について、安全基
準を満たし続けられると判断できれば、最長20年まで運転の延長を認める方針を
決めた。4月までに具体的な要件を定めた政令・規則案を固め、7月に施行する
ことになっている。要件の定め方によっては「40年廃炉ルール」が骨抜きになる
恐れもある。
昨年6月成立の改正原子炉等規制法は、原発の運転期間は40年を原則としつつ、
例外的に最長20年まで延長を認めることを規定していた。この日の定例会で示さ
れた方針案は、事業者から40年超の原発の延長申請があった場合、老朽化の影響
を考慮しても、延長期間中に安全基準を順守した状態を維持できると規制委が判
断できれば、認可する。(後略)
(2月27日毎日新聞より抜粋)
☆20年延長は言語道断。許せない。大惨事の可能性を高めるぞ!(柳田真)
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┗■5.テント日誌 2/27日経産省前テントひろば 536日目
| あらためて吉岡史郎さんを偲ぶ会があった
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夕方にテントにつくと大学時代の友人の二人が待っていてくれた。1960年の安
保闘争の日々に共に隊列を組み国会前に詰めかけていた友人だ。闘争のさなかや、
また後に下宿などを訪ね泊り歩いた仲である。気がつけばもう僕らはいい歳にな
ってしまったのではあるが、テントのメンバーに紹介したりしながら友人の差し
入れの酒を飲み談笑をする。
1960年なんて言えば50年も昔で若い人にはそれこそおじいさんの「日露戦争」話
になってしまうのだが、あの頃は核実験に対する反対運動が大きな政治課題だっ
た。ソ連《当時》や中国の核実験は社会主義国の核実験だから正しい、いやそれ
はおかしいというので喧々諤々の議論をしていたのを思い出す。僕らはあらゆる
核実験に反対という立場だったが、同じ政治グループでも対立していて議論は白
熱していた。ただ、当時の核問題は専ら核兵器の問題で原発のことは討議の俎上
に上らなかった。当時の私たちの思考が現在から見れば多くの制約の中にあった
ことを物語るが、その時点で考えていたことを現在の中で考えてみるのは意味の
あることだと思う。過去に考えていたことを見直すことで現在の視界が開かれて
くること、ヒントのようなものをつかめることはあるのではないか。
友人の帰った後はいつもの泊りのメンバーの話になった。話に飽きた頃にテン
ト前ではちょっとした演奏が始まっていて私も参加した。もう電車の本数が少な
くなる時刻だが道を急ぐ人もちらっと眺めて行く。更けゆく夜の霞ヶ関に静かな
音が流れる。明日の吉岡史郎さん追悼の会のために大阪から上京していたKさん
も交えてのことだがこんな風な演奏も楽しいものだ。
昨年の12月に亡くなった吉岡史郎さんを追悼の会は既にテントでも、大阪でで
も行われてきたが、テントのメンバーがきちんとした場所でやろうとい提案があ
り偲ぶ会として開かれた。彼の人柄か、各地からも多くの人が参集しての会にな
った。彼は経産省前のテントの常連として頑張っただけでなく、大飯や大阪でも
テント村をつくるべくその先頭で活動していた。多くの人がその人柄を偲んであ
りし日のことを述べていたが、おのずと面影が浮かんでくるようだった。彼とは
「9条改憲阻止の会」からの付き合いであるが、よく飲みに行った。会議よりは
後の飲み会が楽しみだったし誘えばまずは断らなかったが、それも今では懐かし
い思い出だ。月並みではあるが僕らの所業を最後まで見守っていてもらいたい。
(M/O)
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┗■6.たんぽぽ舎の近況…首都圏反原発連合作成の無料リーフ配布中
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└──── 小山芳樹(たんぽぽ舎)
首都圏反原発連合作成のリーフレット『NONUKES MAGAZINE』
vol.01Basic編「結局、原発なくてもだいじょうぶ?」ほんとはどっち?
たて13.5cm、よこ13cm(4ツ折りで開けば、よこ52cm)で、カラー印刷。8頁。
大見出しの紹介
1.いま日本で動いている原発の数は?
2.原発がなくなると停電するって本当?
3.原子力って本当に経済的?
4.原子力のかわりになるエネルギーは?
5.放射能汚染の現状は?
6.なぜ「即時廃止」を主張するのか?
☆無料配布です。たんぽぽ舎に在庫があります。
発送希望の方は、下記の反原連「NO NUKES MAGAZINE」の
申し込み先に(送料-メール便の範囲-は無料)お願い致します。
以下のサイトです。
http://coalitionagainstnukes.jp/?p=2551
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【編集部より】
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
「集会・デモ・講演会のお知らせ」に関しては、平等に掲載するため
日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを400字
以内で、またその他投稿に関しては400~800文字以内でタイトル及び
内容をお送り下さい。
宛先は、magazine@tanpoposya.net です。
なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙面の
都合上すべてを掲載できない場合があります。予めご了承ください。
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