テント日誌番外編 テント壁新聞(試用版)3
- 2013年 3月 21日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば壁新聞係
■ こんにちは、壁新聞係です。vol.2からだい〜ぶ間が空いてしまいました。
ご存知の通り、テントひろばに東京地方裁判所が、告示書を掲示して行きました。
告示書には「場所の占有権を裁判所が持ち、債務者であるテントひろば代表に使用を認める」と書いてあることから…現在テントひろばは裁判所に認められた状態に…。
これが果たしてどう影響するのか、分かりませんが、まあ、そろそろ外務省の横の桜も咲こうとしています。みなさま、お誘い合わせで、原発いらない座り込みにどうぞ!子供はマスクして来てね。(壁新聞係)
————今回の壁新聞は?———-
●.九州にもあるよ、原発とめよう拠点!
○.座り込み人の言葉
~たんぽぽ舎ボランティアの一石二鳥アクション
~関西から、東北とつながる
●.抵抗は文化に!
~φルリホコリφさんより~
○.「テントひろばから~」!
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■□■ 九州にもあるよ、原発とめよう拠点! ■□■
玄海、川内原発の再稼働をねらう九州電力の本店前(福岡市中央区渡辺通2丁目1-82 開設:平日10時~17時)でテントをはり、原発とめたい人たちと、さまざまな立場の人たちの交流の場となっているのが、「原発とめよう!九電本店前ひろば」です。3月20日でなんと第700日目を迎えます。
毎日、原発や放射能に関する情報(経産省前テントひろばの情報も)を掲載した報告メールが配信され、人々の拠点となっている様子が伝わって来ます。近くに住んでいるかたはモチロン、九州に旅行する際にも、ぜひ立ち寄りたいものですね!
次回からは、この九電本店前ひろばの報告からも、情報を転載させていただこうと思います。(「原発とめよう!九電本店前ひろば」報告メールより 壁新聞係)
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■□■座り込み人のことば■□■
~たんぽぽ舎ボランティアさんの場合~
「すいませーん、ここ道路なんでね、片付けてくださいね~」
「はーい。終わったら片付けて行きますよ~」
毎週火曜日のお昼に交わされる、たんぽぽ舎ボランティアと経産省役人の会話。
たんぽぽボランティアのみなさんがテントひろばの前で反原発の横断幕作りを始めると、すかさず役人が来ていつもの「ご挨拶」。火曜日のテントひろばはたんぽぽ舎の日!と決めて座り込みに力を入れている。でも、座り込むだけじゃ退屈だからと、ここで横断幕を作ることにしたのだという。「テントの前で、なるべく何かやってることが大事。あえてここで作る。」反原発のアピールグッズを作ること自体がアピールにもなるわけだ。「雨の日は外で作業できないから中止。お昼から始めて、横断幕が出来るまで作業。でも、寒くなったら途中で切り上げることも。臨機応変。」
出来たての横断幕はその日、テントの前を通過した「TPP反対」デモへの連帯を求める行動が初仕事となった。横断幕作りアクションはお天気次第の条件付きで毎週火曜日の正午から、どなたでも、10分程度でも、仲間に入れる。
~関西と東北をつなぐ~
上記の横断幕が活躍したTPP反対のデモを見つめていたのは、兵庫から来た古田さん。お友達からのクチコミでテントひろばのことを知ったという。
埼玉の方で、震災で被災した女性たちを支える取り組みの勉強会があり、そこに参加した帰りだった。関西のイベントで被災地の中高年女性の手作り品を売る企画を運営している。阪神淡路大震災を経験したことが今の東北支援に繋がっているということだ。東北では、とにかく中高年の女性の仕事が少ないのだと古田さんは言う。
彼女たちを支えながら繋がり続けていく取り組みを関西で続けている。
その古田さんから、テントひろばを訪れた一週間後、「京都で開いたカフェ企画が満員」という情報が届いた。詩と唄と、福島から避難している当事者のお話、そして支援の為のミニショップが企画の内容だった。忘れない、忘れさせない、孤立させないように、関西でも頑張っているのだ。
(壁新聞係)
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■□■抵抗は文化に!■□■
~φルリホコリφさんより、3.11に寄せて~
〇春の亡
有終を飾る桜に 添いたくも
厚顔無恥らの いつわりで
見えない、出来ない、わからない
ないないばかりじゃ 先もない
被曝日本の告知と余命
灯りをひっそり 点すとて
黄泉から 嘆きの 風乱舞
ボウボウ 亡々 怒怒怒怒どう
〇遺恨1
津波は天為 原発人為 作為の数字で 人も死ぬ
さ迷い果てる 命かな
〇遺恨2
人生が あの日のままで 進めない
涙流して停まっている
道を閉ざすは 詐りの 原発事故と放射能
3/11 φルリホコリφ
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■□■「テントひろばから~」!■□■
最近の放送では、菅元首相と鎌田慧さんの対談や、
30年前にはじめて原発下請け労働者の組合を作り、政府と電力会社に
20項目の要求を突きつけた斎藤征二さんが出演。
貴重な話が聞けた。しかし、「テントひろばから~」のすごい所は、やはりTVやラジオでは決して取り上げない、”著名とは言えないけれど決して折れずに動き続けている人々”の加工されない生の声が聞けることじゃないだろうか。
「福島から世界へ」のコーナーはいつも大事なことを思い出させてくれる。
過去の放送もいつでも視聴できます。思わぬ出会いがあるかも?
普段の情報収集にも、声を上げるのに疲れを感じた時にも、オススメです。
(壁新聞係 0.k)
<あおぞら放送「テントひろばから~」は
毎週金曜16時から生放送中。2012年9月14日の第一回からの全ての放送も
いつでも視聴することができます!>
http://www.ustream.tv/channel/tentcolor
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■■■■以下、テントひろば関連のWEBコンテンツ紹介と、この新聞の記事募集■■■■
《経産省前テントひろばブログ》
http://tentohiroba.tumblr.com/
《原発いらない女たちのテントひろば~福島とともにブログ》
http://fukusimatotomoni.blog.fc2.com/
**ご投稿大歓迎**
以下の要領で、ご投稿をお願いします。
【重要】担当者が異なりますので、このメールに返信する形では投稿できません。
投稿はこちらのアドレスにお願いします!→ tentnivoice@gmail.com
◇内容: 原発、放射能、そこからつながる多様な問題について
テントひろばで考えたことや、テントひろば日誌を読んでいる人に
知ってほしいことなど、コラム、川柳などお好きな形式で寄せてください。
放送中の「テントひろばから~」の感想もお待ちしております。
◇文字数:自由!
◆必須事項:文末にペンネームを必ず表記してください。
個人情報に当たると思われる箇所は、イニシャルにするなどの対応をお願いします。
*名前、住所が特定できてしまう情報など、不特定多数に発信される情報として、
責任を持ち兼ねる投稿は掲載できないことをあらかじめご了承ください。
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テントひろば壁新聞係
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