4・13日本生物地理学会シンポジウム
- 2013年 3月 30日
- 催し物案内
2013年4月13日(土)午後,立教大学にて,無料一般公開のシンポジウム「次世代にどのような社会を贈るのか?」を開催いたします.アベノミクスによって,日本は経済と軍事に大きな変換が訪れようとしています.他国との武力による衝突は地球環境の破壊を導き未来の人類に大きい損失を与えます.資源,エネルギー,水が今後乏しくなるなかで世界がどのように共存するか大きな課題です.そのためには,生物としての生命すら維持できないような水準に特定の国家や個人を追い込んではならず,国際的な税の徴収が必要です.しかもその方法が“ロビンフッド”つまり“強盗”と言われない,誰もが納得できる方法で行われる必要があります.キプロスじゃないけれども,富裕者は同じ人間が餓死する,国家が滅ぶという状況においては生命を維持するに足る以上の富を分散する時代に入ったのかもしれません.しかしその理論は必要です.餓死しているからよこせでは強盗でしょう.我々日本生物地理学会が今回開催するシンポジウム「次世代にどのような社会を贈るのか?」では,グローバル・タックスの日本の権威である上村雄彦教授(横浜市大),「夜と霧」,「ソフィーの世界」,「世界が100人の村だったら」および反原発で著名なドイツ文学者の池田香代子さんをお招きし.グローバル・タックスの理論と人類の未来について縦横無尽にお話し頂きます.また会場参加者とのやり取りも積極的に行う予定です.<
ポスターPDFとポスターアドレスを添付いたします.
http://biogeo.a.la9.jp/meeting/2013/68mini.pdf
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