【規制委、5年猶予問題で原発再稼働 !】
- 2013年 4月 6日
- 交流の広場
- 「5年猶予問題」原発再稼働寺島
4月5日の毎日新聞朝刊が1面で「事故対応施設 5年猶予」の見出しのもと、10日(水)の規制委本会合で「5年猶予」方針が了承される、と報じました。
電力事業者&規制委側は、原発再稼働を進めるために、5年猶予問題で特定安全施設など時間のかかる対策を先送りする目論見です。
事態は風雲急を告げています。末尾に満田夏花さん(FoE Japan)のメールを転送します。
再稼働阻止の、いきなり最大級のヤマ場が来ています。
この「5年猶予」という名の対策先送り(=ネグレクト!)は「5年間は地震や津波が絶対に来ない」との確証なしには成立し得ないものです。まさに、あり得な~い!
この新たな「安全神話」作りをつぶさなければ、「年内にも伊方の1基、川内の2基が再稼働する」(経産省幹部談)可能性が高いです。今ここが正念場です。
可能な方はぜひ10日(水)午前の規制委会合を傍聴しましょう。
そして、この週末から来週にかけて、規制委に対して、ファックス、メールで声を
届けてください。月曜以降は電話でも。新聞投書や、マスメディアにこの問題を取り上げるよう働きかけることも有効です。
やれることをやりましょう。ぜひツイッター、転送などでこの情報を広めてください。
◆原子力規制庁・広聴広報課
(FAX)03-5114-2175
(メール)規制委への質問・意見 https://www.nsr.go.jp/ssl/contact/
(TEL:月曜以降)03-5114-2105
———————– 以下、転送 ———————-
みなさま(重複・連投すみません。拡散してください!)
FoE Japanの満田です。
5年猶予問題ですが、電力事業者&規制委側は、原発再稼働を進めるために、特定安全施設など時間のかかる対策を先送りする目論見です。
逆にいえば、これを阻止できれば、再稼働のハードルをグンと上げることができます。
4/10の原子力規制委員会の開催通知がでました。
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/data/0002_00.pdf
ここで「5年猶予」方針が決定されるかどうかはまだわかりませんが、全力をあげて阻止したいところです。「行けるかも」という人は、とりあえず傍聴申込みをしてください。
終了後、規制委の入っているファーストビル前で抗議の記者会見も考えています。
決定し次第、お知らせしますので、そちらにもぜひ!
また、身の回りの方に広めてください。
—————ツイート文例
☆拡散☆ 「規制基準」(安全基準)、すでに骨抜き。特定安全施設など、時間がかかる対策は「5年猶予」。4月10日(水)午前の規制委本会議で正式決定か!?
(5日の毎日新聞朝刊の紙版参照)
みなさん、傍聴を!→http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/20130410kaisai.html
—————–5年猶予問題について
※「原発新基準対策 5年猶予撤回を」 市民団体、規制委に要望(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013032702000117.html
※原発新安全基準「5年猶予撤回を」:原子力規制を監視する市民の会が要請書提出
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-a50f.html
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<参考記事>
4月5日付毎日新聞朝刊1面「原発事故時施設5年猶予~新規制基準 有識者チームが方針」https://dl.dropbox.com/u/23151586/20130405_mainichi1.pdf
4月5日付毎日新聞朝刊2面「規制委長期停止を懸念:原発対応施設猶予」
https://dl.dropbox.com/u/23151586/20130405_mainichi2.pdf
→井野博満さんのコメントがのっています。
「原発をいそぐ電力会社に迎合したと言わざるをえない」。本当にその通りです。
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