講師変更 「4.28主権回復の日」を問う~繰り返される「沖縄切り捨て政策」
- 2013年 4月 9日
- 交流の広場
- 沖縄問題野平
先日、お送りした下記の案内ですが、講師の進藤榮一さんから、
当日どうしても都合がつかなくなったとの連絡をもらいました。
そこで、「犠牲のシステム 福島・沖縄」(集英社新書)の著者、
高橋哲哉さんにお願いしたところ、同テーマでの基調講演をお引き受け
下さりました。
私たちは日本政府が式典の開催を取りやめることを求めます。少なくとも、こ
の式典開催について、国会の中で多くの異論・反論が噴出する状況をつくりたい
と考えています。式典が強行される場合は、一人でも多くの国会議員が式典に欠
席することを求めます。「4月28日屈辱の日」の痛みを日本全体の痛みとして日
本の世論と国会議員が受け止めるよう、この院内集会を開催します。
是非、ご参加ください。
【拡散希望】
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院内集会:「4.28主権回復の日」を問う~繰り返される「沖縄切り捨て政策」~
とき:4月17日(水)15:30~17:00
場所:参議院会館B109号室(地下1階)
基調講演:高橋哲哉(哲学者/東京大学大学院教授)
国会議員の発言、他
主催:ピースボート、沖縄一坪反戦地主会・関東ブロック、反安保実行委員会、
ピース・ニュース、日韓民衆連帯全国ネットワーク、
フォーラム平和・人権・環境
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こんなことが許されていいのでしょうか!?
日本政府はサンフランシスコ講話条約発効の1952年4月28日を「主権回復の
日」として政府主催で式典を行うことを閣議決定しました。4月28日は、日本が
米軍の占領統治から「独立」した日ですが、同時に沖縄、奄美、小笠原が日本か
ら分離され、日本の「独立」と引き換えに米軍の施政権下に置かれた日です。
1972年まで米国の軍政下に置かれた沖縄では、沖縄の人々が無憲法下で人間の尊
厳が奪われることが決定した日として、4月28日を「屈辱の日」として位置づけ
ています。その4月28日を「主権回復の日」として政府が祝うことは、過去の
「沖縄切り捨て政策」を政府が肯定することを意味します。さらに、74%の在日
米軍基地を押しつけ、すべての沖縄県市町村議会の反対決議を無視してオスプレ
イを強行配備するような沖縄差別政策を政府が今後も取り続けることを宣言する
に等しい行為です。
そこで、「犠牲のシステム 福島・沖縄」(集英社新書)の著者、高橋哲哉さ
んに、日本政府が4月28日を「主権回復の日」として政府主催で式典を行う
ことの問題点についてお話をしていただきます。
私たちは日本政府が式典の開催を取りやめることを求めます。少なくとも、こ
の式典開催について、国会の中で多くの異論・反論が噴出する状況をつくりたい
と考えています。式典が強行される場合は、一人でも多くの国会議員が式典に欠
席することを求めます。「4月28日屈辱の日」の痛みを日本全体の痛みとして日
本の世論と国会議員が受け止めるよう、この院内集会を開催します。
是非、ご参加ください。
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