テントひろばへの経産省の排除訴訟(報道)
- 2013年 4月 10日
- 交流の広場
- テントひろばへの排除訴訟報道小倉利丸
すでに報道でご存知と思いますが、とりあえず、報道をい
くつか転載しておきます。
NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130408/k10013768741000.html
経産省 「脱原発テント」撤去求め提訴
4月8日 20時17分
経産省 「脱原発テント」撤去求め提訴
東京・霞が関の経済産業省の敷地に、テントを設置して原発の廃止などを求める活動を続けている団体に対し、経済産業省は、「不法占拠だ」として、土地を明け渡すよう求める訴えを東京地方裁判所に起こしました。
東京・霞が関にある経済産業省の北側の敷地には、市民団体が、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、おととし9月から、テントを設置し原発の廃止などを求める活動を続けています。
これに対し経済産業省は、「国有地を不法に占拠することは許されない」として、市民団体に対し、テントを設置しているおよそ90平方メートルの土地を明け渡すよう求める訴えを、8日までに東京地方裁判所に起こしました。
また、ことし3月までの土地の使用代金として1100万円余りを支払うことも求めています。
訴えについて、市民団体の代表の淵上太郎さんは「原発を推進する経済産
業省に抗議するためにテントを設置している。訴える手段を奪うやり方は、
極めて不当だ」と話しています。
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朝日
http://digital.asahi.com/articles/TKY201304080076.html?ref=comkiji_txt_end_kjid_TKY201304080076
産省前の脱原発テント、退去求め国が提訴 東京地裁
東京・霞が関の経済産業省前でテントを張って脱原発を訴えるグループの代表2人に対し、国が土地明け渡しを求めて東京地裁に提訴したことが分かった。
提訴は3月29日付。訴えによると、グループは2011年9月11日、同省北側の敷地内にテントを設置。椅子や机、発電機を持ち込んで原発再稼働などに反対する活動を始めた。同省は再三にわたって退去を求めたが、同年10月にはテント2張りが増設され、いまも無許可の占拠が続いている、としている。
同省は提訴について「詳細の説明は差し控える」。グループ代表の渕上太郎さん(70)は「反原発を訴えるのはこの場所以外にない」と争う考えだ。
この裁判のほかに、同省は今年3月までの使用料相当額として約1100万円の損害金の支払いを代表らに求めている。
茂木敏充経産相は3月中旬、「国有財産が長期間、不法占拠されている状況は許されない」と述べ、提訴の方針を示していた。
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産経
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130408/trl13040818220003-n1.htm
「脱原発テント」撤去求め提訴 経産省
2013.4.8 18:21
脱原発を訴える市民団体のメンバーらが経産省の敷地に設置しているテント=8日午後
脱原発を訴え、東京・霞が関の経済産業省の敷地にテントを設置している市民団体メンバーに対し、国が立ち退きを求める訴訟を東京地裁に起こしたことが8日、分かった。提訴は3月29日付。
メンバーの正清太一さん(75)は「原発について国民的議論をする重要な場だということを訴えていきたい」と話し、テントを撤去せず争う姿勢を示した。経産省は「法的手続きの話で、詳細は差し控えたい」としている。
訴状などによると、テントは、メンバーらが東京電力福島第1原発事故から半年後の平成23年9月11日、経産省北側の歩道に面した敷地に設置した。机やいす、発電機などが持ち込まれ、垂れ幕やのぼりも取り付けられて原発再稼働に反対する活動が始まった。同年10月には新たにテント2張りを設置。経産省は、再三退去を求めたが不法占拠が続いている、としている。
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西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/357237
経産省、脱原発テント撤去で提訴 市民団体争う姿勢
2013年4月8日 18:49 カテゴリー:社会
脱原発を訴える市民団体のメンバーらが経産省の敷地に設置しているテント=8日午後
脱原発を訴え、東京・霞が関の経済産業省の敷地にテントを設置している市民団体メンバーに対し、国が立ち退きを求める訴訟を東京地裁に起こしたことが8日、分かった。提訴は3月29日付。
メンバーの正清太一さん(75)は「原発について国民的議論をする重要な場だということを訴えていきたい」と話し、テントを撤去せず争う姿勢を示した。経産省は「法的手続きの話で、詳細は差し控えたい」としている。
訴状などによると、テントは、メンバーらが東京電力福島第1原発事故から半年後の2011年9月11日、経産省北側の歩道に面した敷地に設置した。
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読売
経産省前「脱原発」テント、国が撤去求め提訴
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130408-OYT1T01063.htm?from=ylist
脱原発を訴える市民団体が経済産業省前の国有地に設置しているテントについて、国が団体の代表者ら2人を相手取り、テントの撤去などを求める訴訟を3月29日付で東京地裁に起こしたことがわかった。
訴状などによると、テントは2011年9月に設営され、団体のメンバーが寝泊まりするなど常駐している。同省は再三、退去を要請してきたが、団体側は応じておらず、同省は「不法な占有であり、11年末にはテント内でボヤ騒ぎも起きるなど、周囲への被害も発生しかねない」と主張している。
また、同省は今年3月までの使用料として約1100万円の支払いを団体側に督促しており、訴状では「速やかに納めない場合、訴訟の中で損害賠償も請求する」とした。
(2013年4月8日18時46分 読売新聞)
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時事
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013040800686
反原発テントを提訴=国が明け渡し求め-東京地裁
反原発を訴える活動家らが経済産業省の敷地内にテントを設置し、不法占拠を続けている問題で、国が代表者2人を相手取り、土地の明け渡しを求める訴訟を東京地裁に起こしたことが8日、分かった。
提訴は3月29日付。国は土地の明け渡しとは別に、使用料に当たる約1100万円の損害賠償を求めており、これについても近く提訴する方針。
活動家らは2011年9月にテントを設置し、1年半にわたり占拠を続けている。茂木敏充経産相は「国有財産が長期間にわたり不法占拠されている状況は本来、許されることではない」として、法的手段を取る考えを示していた。(2013/04/08-18:21)
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