映画「飯舘村―放射能と帰村―」のご案内
- 2013年 4月 27日
- 催し物案内
- 土井敏邦飯館村
「異国に生きる―日本の中のビルマ人―」の上映が昨日、終了しました。 劇場に足を運んでくださった方々、上映にご協力いただいた方々に心からお礼を申し上げます。 1ヵ月に及ぶ上映を終えたばかりですが、今度は、1週間後の5月4日からは「飯舘村―放射能と帰村―」(HP/http://doi-toshikuni.net/j/iitate2/)を東京・新宿の「K’s cinema」(10:00 AMより)で劇場公開します。 原発事故という、パレスチナと同じ“人災”によって故郷を追われることになった「飯舘村」を「日本の中の“パレスチナ”」という視点から断続的に2年に渡って取材をし続けてきましたが、本作は、昨年春、完成した「飯舘村 第一章・故郷を追われる村人たち」と異なり、「人にとって“故郷”とは何か」というテーマに加え、「放射能に汚染されたあの村に、“除染”によって住民は帰れるのか」「誰のために、何のために莫大な予算をかけて除染事業を進めるのか」という新たな疑問を追いかけたドキュメンタリーです。 前作の劇場公開の終了直後なのに、本作の公開をこれほど急ぐのは、この春以降、福島の「除染作業」が本格的に始まる前に、私の取材の結果を報告し、「除染とは何か」を社会に問いたいと考えたからでした。 【ゲストトーク】(いずれも私が聞き手です)5月4日(土) 志賀正男・ミエ子ご夫妻(本作出演) 5日(日) 渡辺えりさん(俳優) 6日(月) 菅野哲さん(本作出演) 11日(土) 森住卓さん(写真家) 12日(日) 長谷川健一・花子ご夫妻(本作出演) 18日(土) 鎌田慧さん(ルポライター) 19日(日) 纐纈あやさん(映画監督) 25日(土) 伊勢真一さん(映画監督) 26日(日) 根岸季衣さん(俳優) この映画を1人でも多くの人に観てもらうために、広報やチケットの販売に力を貸していただけないでしょうか。 チケット〔上映協力券・1000円(当日券は1500円)〕の「買い取り」または「委託販売」で、ご協力をいただければ幸いです。「委託販売」では何枚か預かっていただき、売れた分の代金と余ったチケットを、首都圏での上映終了後、返送していただけけば結構です。 たび重なるお願いで恐縮ですが、もしご協力いただけるようでしたら、ご希望のチケット枚数と送り先(住所)をメール(doitoshikuni@mail.goo.ne.jp )でお知らせいただけないでしょうか。 またチラシ配布にご協力いただける方も、送り先と枚数をお知らせください。 どうぞよろしくお願いします。 草々 4月26日 土井敏邦
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。