5.18沖縄シンポジウムのご案内
- 2013年 5月 6日
- 催し物案内
- 深沢一夫
5.18沖縄シンポジウムのご案内 深沢一夫(沖縄講座)
5月18日( 土)午後2時~ 自治会館ホール 那覇市旭町116-37(バスターミナル向い)
資料代:500円 主催:5月沖縄シンポ実行委員会(TEL;098-863-3523)
「復帰」40+1年&サンフランシスコ講和条約60+1年
発言Ⅰ 東アジア関係のなかの日本と沖縄 李鍾元(早稲田大学教授、国際政治)
発言Ⅱ 「尖閣」と「釣魚」のあいだで 丸川哲史(明治大学教授、東ア
ジア文化論)
発言Ⅲ 八重山の波濤 大田静男(八重山郷土史家)
発言Ⅳ 沖縄の自立の思想的拠点 仲里効(映像批評家)
コーディネーター 長元朝浩(沖縄タイムス論説委員長)
「抑止力」「中国の脅威」「島嶼防衛」「固有の領土」「主権回復の日」などな ど、沖縄の経験を置き去りにして、勇ましく飛び交う空疎なコトバたち。 いま、東アジアの領土や領海をめぐる緊張を通して、主権、国境という近代の枠組みが根本から問い直されようとしている。
サンフランシスコ講和条約60+1年――沖縄は分割され、アメリカのむきだしの統治下おかれた。
一方、日本の戦後社会はアメリカの傘のもとで「民主」と「経済成長」を遂げた。今 に至る二つの戦後がある。 そして、「復帰」40+1年――極東の軍事的な要石としての沖縄の位置は変ることなく、日米の軍事再編にさらされている。東アジアの分断の起源を解き放ち、新たな<1にすることはできるのか。終わらない占領と植民地主義から始まりのアジアへ、 歴史意識の深層の扉をこじ開け、<沖縄>を創り、<アジア>に繋ぐ思想は生まれなければならない。ここ沖縄から。
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