「金曜夜は霞ヶ関が音楽に込められた抗議の思いに包まれる」など-地震と原発事故情報
- 2013年 5月 20日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1839】
2013年5月20日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.金曜夜は霞ヶ関が音楽に込められた抗議の思いに包まれる
財務省上の交差点、官邸前、国会正門前、ファミリーエリアの4ヶ所
5月17日第55回首相官邸前の抗議行動報告
金子やよい (たんぽぽ舎 金曜行動ボランティア)
★2.メールマガジン読者からのお便り
◆CD(開拓の心は死なない)福島県南相馬の大地の怒りを同封
本(原発を拒み続けた和歌山の記録)を贈呈 寺井拓也(和歌山)
★3.新聞・雑誌より
◆経産省、民間提言に関与 原発再稼働求める 規制委批判も
(5月19日朝日新聞朝刊より抜粋)
★4.<テント日誌5/16(木)―経産省前テントひろば614日目―>
5/16~22 連続共同ハンスト始まりました
この日は、福島、大阪、富山、ザンビアでもハンストが行われました
(Toku-san)
━━━━━━━
※5/22学習会にご参加を!
『上関原発と漁業権』…海はだれのものか…
たとえ漁協総会が決めても、漁民が納得しなければ大丈夫
講 師:熊本一規さん(明治学院大学教授)(「脱原発の経済学」の著者)
日 時:5月22日(水)19:00より
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
資料代:800円
━━━━━━━
┏┓
┗■1.金曜夜は霞ヶ関が音楽に込められた抗議の思いに包まれる
| 財務省上の交差点、官邸前、国会正門前、ファミリーエリアの4ヶ所
| 5月17日第55回首相官邸前の抗議行動報告
└──── 金子やよい (たんぽぽ舎 金曜行動ボランティア)
○ 5月17日(金)、朝が肌寒かったので、夜の冷え込みが心配されたが、内幸町
の地下鉄出口から外に出ると爽やかな風が並木の青葉を揺らし、気持ちの良い夕
刻の一時だ、季節が確実に移り、木々の青さが空に映え、美しい。財務省上の交
差点で荷物を下ろし、ビラを配る用意をしていると、警官が近寄って来、ここで
横断幕を広げるのかと聞く、いつもここで、旗を立て横断幕を広げる事を告げる
と、何人ぐらい集まるのかなど聞き、いつもの立ち位置で、警備を始めた。ビラ
を配り始め気が付くと6時をまわっていた。
○ 官邸前方向からコールが、聞こえてくる、程なくここでもMさんがコールを
始める。暫く前からここでは、ドラム隊とMさんのコールのコラボが楽しみにな
っている。ドラム隊の無国籍なリズムとMさんのコールが絶妙のコンビネーショ
ンで、官庁街に響き渡るのがナントも楽しい。今日もそのドラム隊が、官邸前か
ら賑やかに下ってくる。リズムの嵐が押し寄せてくる、十分リズムを堪能したの
で、国会前とファミリーエリアの様子を見に行ってみた。
国会前へ向かう道は、韓国の太鼓演奏、ブブゼラ、清志郎の歌、キャンドルと
アコースティッル/ギターの演奏、とそのグループとグループの間、思い思いの
場所に座り、語り合い、歌を口ずさみ、あるいは静かに思いを巡らす、自由でゆ
ったりした空間になっている。
○ 国会前の交差点では、自転車隊が12名、手を振り走り抜けていった、ファミ
リーエリアに、着くと、30代位の男性がスピーチの途中だった。「今度の選挙に
立候補します。自分が立候補するとゆうことで、頑張ってくださいと言ってくれ
るが、僕ひとりが頑張るのでは、ダメ、全員参加、みんなでやりましょう」と締
めくくられた。ファミリーエリア隣でも、3~4人のグループが、譜面台を立て
演奏していた。
○ 金曜夜は霞ヶ関全体が、音楽に込められた原発反対の思いに包まれる。そん
なふうに思いながら、官邸前へ戻る道すがら、ぐみ坂の抗議の列の中に入り、一
人で声を上げる男性に声をかけてみた、ジャケットをはおり、60代だろうか、去
年の5月から、月に1~2度来ているそうだ、ここに来る様になって、様々な問
題が見えて来、今は、民主主義を守る事が大切と感じてる、と語られた。私が、
「自分の時間をさいてまで来られるのは、どんな思いが有ってですか?」と聞く
と「そんな、大層な事ではない、来られる時に来る、大仰にしていると、続かな
いからね」と優しく微笑まれた。
とかく、意気込みがちで、空回りしてしまう私に、とてもよいアドバイスを頂
いた気がした。
☆次回の首相官邸前の抗議行動は、5月24日(金)、第56回です。
┏┓
┗■2.メールマガジン読者からのお便り
| ◎CD(開拓の心は死なない)福島県南相馬の大地の怒りを同封
| ◎本(原発を拒み続けた和歌山の記録)を贈呈
└──── 寺井拓也(和歌山)
タンポポ舎 御中
初めてお便りさせて頂きます。
貴メルマガを欠かすことなく拝見し、いつも得がたい知識と勇気とを与えても
らっています。
ところで、同封のCDをお届けさせて頂きます。皆様大変お忙しいこととは存
じますが、もし、お時間のある時にでもお聴き頂けましたらうれしく思います。
「開拓の心は死なない」というタイトルのこの歌は、福島県南相馬市小高地区
が舞台です。福島第一原発事故で失われた大地の悲しみと怒りの歌です。先祖代
々の土地が、ただ単に、一坪いくらで補償すれば解決するようなものではないこ
とを、この歌とその解説(同封添付)で知りました。
フクシマを風化させようとする勢力が力を増すなか、それに抗して、悲しみと
怒りを全国に拡げる一つの手段・ツールとしてこのCDにも一役買ってほしいと
思っております。
なお、このCDは、現在いわき市に在住の新田目 建さんという方から、見ず
知らずの私にあるルートを経由してお届け頂くことになったのですが、多くの方
々に知って頂きたく、貴舎へお送りさせていただく次第です。
突然のぶしつけの手紙で失礼致しますが、よろしくお願い致します。
追伸
また私は、昨年発行された『原発を拒み続けた和歌山の記録』の共著者の1人で
ございます。拙い記録ではありますが、この機に合わせて1冊謹呈(同封)させ
て頂きます。
(編集部より:次号でその本の内容を紹介します)
┏┓
┗■3.新聞・雑誌より
└────
◆経産省、民間提言に関与 原発再稼働求める
電力会社や原発メーカーのトップらでつくる「エネルギー・原子力政策懇談会」
(会長・有馬朗人元文部相)が2月に安倍晋三首相に渡した「緊急提言」づくり
に経済産業省資源エネルギー庁がかかわり、手助けしていたことがわかった。提
言は原発再稼働や輸出推進を求め、原子力規制委員会の規制基準や活断層評価を
批判している。民間の提言を使い、経産省が原発を動かしやすい環境づくりに動
いている。
規制委批判も
提言は「責任ある原子力政策の再構築」と題し、有馬会長を発起人とする有志
名で出した。有志に電力会社トップはいないが、日立製作所など原発メーカーや
大手商社のトップ、元経産次官の望月晴文氏(日立製作所社外取締役)ら29人
が名を連ねる。(中略)
エネ庁幹部は朝日新聞の取材に対し、原子力政策課の職員が提言のもとになる
文書をつくったことを認めた。提言をつくる会議に課長や職員が出席したほか、
提言をまとめる過程で、職員が懇談会事務局と電子メールなどでたびたび連絡を
取り合ったという。
懇談会関係者は「昨年暮れに事務局と元経産次官の望月氏で骨子をつくり、経
産省職員がパソコンでまとめた。首相との面談も経産省が手配した」と明かした。
望月氏は「有志の意見を事務局と私が集約した」と話している。(中略)
□「緊急提言」の主な内容
・福島に廃炉技術の国際研究開発センターを設立
・放射線の正しい理解を可能とするため、初等・中等教育の充実
・(原子力規制委員会の安全規制について)わが国最高水準の英知と最大限の情
報を活用した検討が実現していない
・わが国の原子力関連技術に対する世界各国からの期待が大きく、原発輸出に対
する政府の姿勢を明確化するべきだ
・政府は徹底した安全性の確保を行い、停止中の原発の再稼働を図るべきだ
(5月19日朝日新聞朝刊より抜粋)
┏┓
┗■4.<テント日誌5/16(木)―経産省前テントひろば614日目―>
| 5/16~22 連続共同ハンスト始まりました
| この日は、福島、大阪、富山、ザンビアでもハンストが行われました
└──── (Toku-san)
「脱原発といのちを守る裁判」の初公判5月23日(木)まで一週間となったこ
の日、テントひろばでは、「5/16~22連続共同ハンスト」が始まりました。
この日の霞ヶ関は、午前から昼過ぎまでは五月晴れのよい天気、夕方から雨が
降るあいにくの天気となりましたが、テント関係3名、男性3名(福島出身の方
1名)、原発いらない福島の女たちの2名を含む女性3名、合計9名の方がハン
ストに入りました。福島出身の男性と最高齢の82歳のSさんは7日間のハンスト
を予定されています。
また、テントひろばの連続共同ハンストに参加出来ない方達も、テントひろば
の<テントでハンスト/ どこでもハンスト>の呼び掛けに応じ、この日は、福島、
大阪、富山、ザンビアでもハンストが行われました。
午前10時にテント前で行われた集会・記者会見では、ハンスト責任者のFさん
からハンスト宣言が読み上げられ、この日のハンストに参加された方から、決意
が表明されました。
集会の模様は、こちらの映像でご覧いただけます。
http://twitcasting.tv/showering00/movie/12894660
<東京新聞記事>
「国の撤去提訴に抗議 脱原発テント村 ハンスト」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013051602000220.html
<共同通信記事>
脱原発テント前でハンスト 撤去訴訟の取り下げ求め
http://www.47news.jp/CN/201305/CN2013051601001035.html
<MSN産経ニュース>
脱原発テント前でハンスト 市民団体メンバー「テント撤去反対」
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130516/trd13051611350014-n1.htm
※共同とMSN産経ニュースの内容は、ほぼ同じ内容、写真が共通なので、共同
通信配信だと思われます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
いつもテントひろばを取材してくれている大木晴子さんが、ご自身のブログ「明
日も晴れ」
http://seiko-jiro.net/modules/newbb/viewtopic.php?viewmode=flat&order=DESC&topic_id=1961&forum=1
で、昨日のテントひろばの様子を紹介してくださっています。
ご本人の承諾得て、ブログから転載をさせていただきます。
2013・5・16 経産省前テントひろばのようすです。
facebookに、アルバムで掲載しています。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.464232980331940.1073741859.100002357263171&type=1¬if_t=like
大木さんいつも素敵な写真をありがとうございます!これからも宜しくお願いし
ます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
テントひろばでは、テント前で実施する「5/16~22連続共同ハンスト」の
参加者、テントに来れなくても出来るところでハンストに参加する<テントでハ
ンスト/ どこでもハンスト>の参加者を募集しています。
詳細は以下のリンク先でご確認下さい。
http://tentohiroba.tumblr.com/post/50443323605/5-16-22
脱原発テントといのちを守る闘い」今後の日程
5月16日(木)~訴訟取り下げを求める連続共同ハンスト(22日正午まで)
5月22日(水)弁護団・応援団共同記者会見 14:00~ テント前
5月23日(木)10時~11時 東京地裁前抗議行動、
11時~第一回口頭弁論(地裁429号法廷)、
13時~報告集会(弁護士会館クレオA)
6月 3日(月)テント裁判を考える講演会 18:30~ 明治大学リバティホール
──────────
【編集部より】
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
「集会・デモ・講演会のお知らせ」に関しては、平等に掲載するため
日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを400文字
以内で、またその他投稿に関しては400~800文字以内でタイトル及び
内容をお送り下さい。
宛先は、magazine@tanpoposya.net です。
なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙面の
都合上すべてを掲載できない場合があります。予めご了承ください。
──────────
◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページをご参照下さい。
◆電子メール(Eメール)送ります
たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」を発信しています。
ご希望の方はご自身のEメールアドレスと氏名をたんぽぽ舎あてに件名を
「メルマガ希望」として送ってください。
登録できしだい発信致します(無料)。
たんぽぽ舎のアドレス: nonukes@tanpoposya.net
◆携帯への送信は、1回の容量が多いためか配信されない例があります。
──────────
たんぽぽ舎 たんぽぽ舎は、月曜~土曜
13:00~20:00のオープンです。
日曜・休日は、お休みです。
〒101-0061
東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
HP http://www.tanpoposya.net/
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。