「電気料金の過払い返還請求行動を開始します」など-地震と原発事故情報
- 2013年 5月 24日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1844】
2013年5月24日(金)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.脱原発テント訴訟 「撤去は権利乱用」
口頭弁論で被告側 (5月23日東京新聞より抜粋)
★2.電気料金の過払い返還請求行動を開始します
原発の電気料金負担を拒否する会 代表 槌田 敦
★3.新聞・雑誌より
◆原発反対全国ネットワーク 柏崎で集会 「再稼働許さない」
(5月19日新潟日報より)
◆風力発電 落下事故続く 金属疲労や設計ミスか
検査・認証制度づくり急務 (5月22日朝日新聞より抜粋)
★4.テント日誌5月19日(日)その2経産省前テントひろば617日目
テントのハンスト-大阪から車椅子で参加されているFさん
連続共同ハンストも4日目だ
柏崎刈羽再稼働阻止応援ツアー 長い闘いの歴史を学ぶ
(I.K)、(K.M)
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※5/25(土)報告会にご参加を!
日 時:5月25日(土)13:00~16:30
憲法と脱原発テント-経産省前テントひろばの「被告」ってどんな人?-
報 告:正清太一さん(経産省前テントひろば共同代表)
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:500円
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┗■1.脱原発テント訴訟 「撤去は権利乱用」
| 口頭弁論で被告側
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(前略)
メンバー側は「テントは民主主義の実現に重要な機能を果たしている。格別の
損害も生じていないのに撤去を求めるのは訴訟を起こす権利を乱用する違法なも
ので、却下されるべきだ」などとする答弁書を提出。全面的に争う姿勢を示した。
被告の淵上太郎さん(70)は「テントは国民的な怒りの表明。原発推進の中心で
ある経産省に立てて抗議の意思を示す必要があった」と意見陳述した。
地裁周辺では、多数の支援者が集まりデモ行進。法廷に入れなかった人たちが
大きな法廷での開廷を求め庁舎内の廊下に座り込む場面もあった。
(5月23日東京新聞より抜粋)
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┗■2.電気料金の過払い返還請求行動を開始します
└──── 原発の電気料金負担を拒否する会 代表 槌田 敦
1.「過払い電気料金返還請求および明細書」を集める。(用紙はFAXで送りま
す)。
2.集めた請求書に「表書き」をつけ、東京電力にまとめて請求する。
3.東京電力に対して「文書回答を求める事項」を提出し、回答を求める。
4.さらに、東京電力に訪問して上記文書回答につき、説明を求める。
文書回答を求める事項
(1) 返還請求書に書いた当方の主張について、東京電力の見解を述べよ。
(2)特に、「原発による損失は事業の失敗であり、消費者負担は筋違いであるか
ら、その補填は資産の売却などでおこなえ」に対して、詳しく見解を述べよ。
(3)2012年度電気料金値上げの認可に際し、その積算根拠とした下記項目につい
て、具体的な金額を明らかにせよ
a.原発関連人件費、b.福島第一発電所の経費、c.福島第二発電所の経費、
d.柏崎刈羽発電所の経費、e.原発関連他社への支払い、f.再処理関連費用、
g.現地寄付金、h.事故保障費、i.事故対策費用、j.その他原発関連費用
(4)2012年度において、実際に支出した下記項目の金額を明らかにせよ。
a.原発関連人件費、b.福島第一発電所の経費、c.福島第二発電所の経費、
d.柏崎刈羽発電所の経費、e.原発関連他社への支払い、f.再処理関連費用、
g.現地寄付金、h.事故保障費、i.事故対策費用、j.その他原発関連費用
なお、東電が電気料金の値上げにあたって根拠を示して請求し、またこれを徴
収した以上、東電には実際の支出内容を明らかにする義務がある。
(5)料金徴収に際して、東京電力は「送電停止」の脅しをおこなった。この脅し
は、憲法第25条1「すべて国民は、健康で文化的な最低限の生活を営む権利を有
する」を攻撃するものである。また、送電停止にあたって100w送電を通知した
が、現代社会において100w送電では「健康で文化的な最低限の生活」は不可能
である。憲法違反の送電停止の脅しを取りやめよ。
(6)東京電力は一部利用者に対して、郵貯払込取扱票の発行を拒否している。そ
の理由は金額修正が可能である為だが、この金額修正の行為は違法ではなく払込
者の自由である。東京電力の行為は不当であり、差別的扱いを取りやめよ。
原発の電気料金負担を拒否する会
連絡先:たんぽぽ舎気付 FAX 03-3238-0056
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┗■3.新聞・雑誌より
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◆原発反対全国ネットワーク 柏崎で集会 「再稼働許さない」
東京電力柏崎刈羽原発がある柏崎市では18日、原発再稼働に反対する集会が開
かれた。立地地域や大都市圏の市民団体でつくる「再稼働阻止全国ネットワーク」
(事務局・東京)の「応援ツアー」の一行が来県し、同原発に反対する地元3団
体のメンバーらと「協力して再稼働を許さない」と連携を確認した。
同ネットワークは昨年11月にできた。応援ツアーは反対の機運を高める狙いで、
東京や福島県、青森県などの住民ら約100人が参加した。
集会は地元3団体が主催し、約20人でツアーを歓迎。3団体共同代表の矢部忠
夫柏崎市議が「東電福島第一原発事故の現実から目を背けず、原発に頼っては駄
目という視点を市民と共有しなくてはならない」と訴えた。
同ネットワークの柳田真共同代表は「今後は現地の活動を孤立させず、全国で
連携し、互いに応援したい。再稼働を許さないことが原発ゼロに近づく道だ」と
呼びかけた。
一行は19日、柏崎刈羽原発周辺を視察する。(5月19日新潟日報より)
◆風力発電 落下事故続く 金属疲労や設計ミスか
検査・認証制度づくり急務
この春、風力発電の風車が大破する事故が、京都府と三重県で立て続けに起き
た。発電機やギアなどを収める心臓部(ナセル)が落下するのは異例の事態で、関
係者に衝撃が走っている。対策を急がなければ出遅れている日本の風力発電の普
及が、いっそう遅れることになりかねない。
京都府北部の丹後半島の山間部にある府営太鼓山風力発電所。4月中旬に現地
を訪ねると、長さ約25メートルのブレード(羽根)が砕け、回転軸の部分にあった
ナセルは地面に深くめり込んでいた。計45トンもの巨大な構造物が、高さ50メー
トルの支柱からもげて無残な姿をさらしていた。(中略)
経済産業省は事故を深刻にとらえ、全国の事業者に保守点検の徹底を促した。
検査・認証制度づくり急務 (中略)
風車の事故では、過去最大級の台風で想定を超える大きな力がかかって複数の
風車が支柱ごと折れるなどした03年の沖縄宮古島のケースが有名だ。(中略)
東京大の石原孟教授(耐風工学)によると、事故は宮古島のようなケースのほ
か、京都のような「風車の寿命を超えて金属疲労を起こすケース」と、三重の例
が当てはまるとみられる「メーカーの設計・製造ミス」の3パターンに分類され
る。いずれも「解決策はある」と強調する。
定期的に事故や故障のリスクをチェックする「車検」のような制度があれば、
金属疲労による事故は未然に防げる。製造ミスは、風車がきちんと製造されてい
るかを第三者機関などが認証する制度で避けられると指摘する。
(須藤大輔・川田俊男) (5月22日朝日新聞より抜粋)
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┗■4.テント日誌5月19日(日)その2経産省前テントひろば617日目
| テントのハンスト-大阪から車椅子で参加されているFさん
| 連続共同ハンストも4日目だ
| 柏崎刈羽再稼働阻止応援ツアー 長い闘いの歴史を学ぶ
└──── (I.K)、(K.M)
○ 10時ごろテントに着くともうハンスト中の人たちが勢ぞろいして座り込んで
いました。いつもの日曜日とガラッと違う雰囲気!法被姿は目立ちますね。
天候に恵まれてか通り過ぎる観光バスの乗客も多く、手を振って下さる方がたく
さんいて嬉しかったです。それだけテントの存在が目立ったのですね。
昼ごろ伊勢原市から山羊さんも応援に駆けつけてくれハンストの人たちをなごま
せてくれました。
霞ヶ関ビルは何処ですか?と尋ねた2人の女性、最初テントを見て驚いた様子、
いわき出身だとか、同郷のハンスト者と懐かしそうに会話してハンストしてくだ
さることになりました。テントは時に道案内所なのです。
私は大阪から車椅子で来てハンストに参加されているFさんのお話に感動しま
した。脳性まひをもちながら3人のお子さんを育て、ポジティブに活動されてい
ます。彼女は40年前から障害者も街に出ようという活動をはじめデパートへ行っ
たり、喫茶店へ行ったりしていました。素晴らしいですね。
今は 「あってはならない人間などいない」と出生前診断が容易にされた事と
原発事故の関係を憂えて母体血検査に反対の運動をしているとのこと、私は身近
に障害を持つ人がいないこともあり、今まであまり障害を持つ人の気持を考えな
かったこと、そして今何故出生前診断を容易にすることになったのかまで考え及
ばなかった事も反省しました。
午後から第2テントで川柳の会もあり、人が多くいたので安心して早めにテン
トを去りました。(I.K)
○再稼働阻止全国ネットワークの「柏崎刈羽バスツアー」参加報告
18日-19日の標記バスツアーに参加したので簡単に速報する。
18日午後に柏崎市ワークプラザで「原発再稼働阻止応援ツアー受け入れ集会」
(地元3団体主催)。地元の柏崎刈羽原発に対する長い闘いと、福島、大間、東
海、志賀、大飯、東京他の闘いのお話を聞き、全国の原発の再稼働を許さないこ
とを確認しあった。参加は約120人。地元新潟日報の朝刊にはカラー写真入りで
集会模様が報道された。
挨拶の記録メモから…
★ 矢部忠雄柏崎市議:07年の中越沖地震による柏崎刈羽原発事故の原因追及を
きっちりやっていればフクイチ事故が無かったかも知れない。ベントを付けるな
ら住民の合意を得てからに。福島原発事故の実態を知ったら住民に役立つ防災計
画はできない。
★ 桑山史子さん(プルサーマルを考える柏崎刈羽市民ネット):フクイチの恐ろ
しさをいやと言うほど知った、涙が出ないくらいショック。昨年7月20日から金
曜行動を開始し、毎週8人~30人が行動している。
★ 中道雅史(大間原発反対現地集会実行委員会):むつ中間貯蔵施設が10月
から稼働予定で、8月には柏崎刈羽原発から使用済核燃料が運ばれる。プルトニ
ウムを燃やすためのフルMOX大間原発は完成度38%程だが工事は進んでいない、
新規制基準ができれば完成度は下がる見込み。
★ 木幡ますみ(大熊町)さん:東電社員がこの原発はまだ百年持つと言ってい
たが、一週間後に3.11が起こり地震で配管が壊れた。東電社員は先に逃げた。
高血圧・糖尿病の人が薬なしで逃げて倒れて死んだ。2年経ってまだ何の解決も
していない。私たちはモルモットか?
明くる19日には、近藤容人刈羽村村議会議員の案内で、柏崎刈羽原発周辺を
バス2台と乗用車数台で案内してもらった。断層の跡形が残った砂浜を前に米山
―妙高―立山の雪化粧が残った山々や弥彦山と270度の美しい景観。海にはみ
出した原発の赤白の塔の林立が異様だ。
東電柏崎刈羽原発のPR館に入ったところ、停電のために展示館は見学できない
と笑うに笑えぬ東電の説明。どうも我々を恐れたらしい。「5月19日(日)は作
業停電のため、展示館はご見学いただけません。見学会のみの実施となります。」
とサイトにも掲示されていた。
交付金で造られた立派な建物の片隅に木造2階建ての命を守る会の「団結小屋」
があり長い闘いの歴史を感じさせる。さらに道路を隔てて向かい側には床暖房と
全天候型スポーツ施設を備えた中学校。柏崎刈羽の状況を象徴的に現わしている
と感じた。最後に原発に近い荒浜で原発再稼働反対の抗議のシュプレヒコールを
上げた。バス内でも柏崎刈羽の闘いのDVDを観ながら、菅井益郎さんの詳しい解
説をお聞きした。柏崎刈羽の長い長い闘いの歴史と今を学びながら沢山の人たち
との連帯を得ることができた。再稼働阻止の闘いの新たな決意を胸に抱いて帰途
についた。(K.M)
◇「脱原発テントといのちを守る闘い」テントからのお願い◇
★「土地明け渡し請求訴訟取り下げ署名」への協力・拡散のお願い>
現在、テントひろばでは、「土地明け渡し請求訴訟の取り下げを求めるための
署名」を経産省前テントひろば受付と、インターネットでお願いしております。
「土地明け渡し請求訴訟」取り下げを求める請願署名
http://tentohiroba.tumblr.com/post/48968694817
署名への協力、ツイッター、フェイスブック、メーリングリスト、ブログなどで
の拡散も宜しくお願いします。
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【編集部より】
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
「集会・デモ・講演会のお知らせ」に関しては、平等に掲載するため
日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを400文字
以内で、またその他投稿に関しては400~800文字以内でタイトル及び
内容をお送り下さい。
宛先は、magazine@tanpoposya.net です。
なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙面の
都合上すべてを掲載できない場合があります。予めご了承ください。
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