「全国で再稼働反対・『規制委への申請抗議』の活動」など-地震と原発事故情報
- 2013年 7月 10日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1895】
2013年7月10日(水)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.全国で再稼働反対・「規制委への申請抗議」の活動
九州で、四国で、東京で集会や抗議文の申し入れ
柳田 真(たんぽぽ舎)
★2.九州電力鹿児島支店前で、抗議集会と九電へ抗議文
川内原発再稼動反対、14団体、40名以上の参加
鹿児島反原発連合 松元成一
★3.原発NO 「すぐ撤回を」若者ら事故不安訴え
「伊方再稼働申請」四電前で抗議 松山
★4.東京・原子力規制委のビルの前にて
「原発、絶対の安全ない」 再稼働申請 地元・被災者ら抗議
★5.再稼働申請 「この国は何も変わらない」
古里追われた避難者 福井県敦賀市
★6.新潟県知事と東電社長の会見模様
県は審査事前了解願いの受け取りを拒否
OurPlanet-TVがノーカットで放送する
「新潟県知事が東電社長と面談-柏崎刈羽原発の再稼働」45分
山崎久隆(たんぽぽ舎)
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☆「経産省前テントひろば」が、東京地裁へ要求していた「大法廷を」の要求が
通り、7月22日(月)の第2回口頭弁論は大法廷となった。多くのご参加を!
日 時:7月22日(月)13時より東京地裁前抗議行動、
14時より第2回口頭弁論
16時より弁護士会館クレオAで裁判報告集会
連絡先:「経産省前テントひろば」 TEL 070-6473-1947
☆茨城県東海村村長村上達也氏の夫人・禎子(さだこ)氏(67)が
7月4日亡くなられました。
心からおくやみ申し上げます。
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┗■1.全国で再稼働反対・「規制委への申請抗議」の活動
| 九州で、四国で、東京で集会や抗議文の申し入れ
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
7月8日(月)、全国各地で「電力会社の再稼働申請」に反対し、抗議する集会
が開かれた。とりあえず、■2.九州(鹿児島)、■3.四国(松山)、■4.東京
(六本木-規制委員会ビル前)、■5.福井(敦賀)の4つを報告する。
この他にも、北海道や関西やその他でも行われているので、現地からの文・原
稿が届き次第、掲載します。
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┗■2.九州電力鹿児島支店前で、抗議集会と九電へ抗議文
| 川内原発再稼動反対、14団体、40名以上の参加
└──── 鹿児島反原発連合 松元成一
7月8日午前、九州電力が規制庁へ川内原発再稼動申請を真っ先に出した事に
対し、九州電力鹿児島支店前で抗議集会を実行し、九電へ抗議文を手渡しました。
抗議集会には県内外の14団体、約40名以上の参加がありました。旗や横断幕、
プラカードで「川内原発再稼動反対」の意を示し、14団体がそれぞれに抗議のア
ピールを述べました。
13時から九電ロビーにて広報課長に抗議文を手渡し読み上げました。抗議文
は、鹿児島県の運動を代表し「反原発・かごしまネット(代表;橋爪健郎)」の
『川内原発1・2号機の「再稼動」申請に抗議する』でした。そして、8団体も
抗議文を簡単な表明とともに手渡しました。
大まかな趣旨は
1.福島第一原発のメルトダウン、水素爆発、一連の事故の原因究明が未だ出来
ていない
2.高濃度放射能汚染地下水の対策は全くできていない
3.使用済み燃料棒などの核廃棄物の処理のメドは全くない
4.15万人の方々が今なお避難生活を余儀なくされている
5.東電の経営に巨額な税金を投入され国民が多大な負担を強いられていること
が、九電とは関係ないのか
6.原発の安全神話は完全に崩壊したのに何を根拠に安全な運転ができるという
のか
7.川内原発を取り巻くかのように走る無数の活断層の存在を無視するのか
8.再生可能な発電事業の開発に努力し脱原発にしっかり取り組むべき
9.我々は協力を惜しまない
10.再稼動申請を取り下げる英断を
以上の内容でした。果たしてどの様な反応があるのか不明ですが、鹿児島の反原
発運動は結集して「川内原発再稼動」を断固阻止します。
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┗■3.原発NO 「すぐ撤回を」若者ら事故不安訴え
| 「伊方再稼働申請」四電前で抗議 松山
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「今すぐ申請撤回を」「福島と同じことを伊方で起こすな」―。四国電力が原
子力規制委員会に伊方原発3号機の再稼働を申請した8日、松山市の四電原子力
本部前では若者からお年寄りまで県内外の約50人が抗議の声を上げた。
寄せられた申し入れ書や抗議文は約60通。全員が一度に敷地内に入るのを拒ま
れたため、一人ずつ四電担当者と向き合った。「八幡浜・原発から子どもを守る
女の会」の斉間淳子さん(69)は「事故が起きれば故郷を失うのは私であり子であ
り孫かもしれない。不安が日々大きくなっている」と声を震わせた。
若者らでつくる「伊方原発を止めまっしょい☆若者連合」のメンバーも横断幕
やプラカードを掲げて参加。呼び掛け人の女性(23)=松山市=は「また安全神話
にがんじがらめにされてしまう。若い人に原発をもっと知ってほしい」と訴えた。
一部のメンバーは全国知事会議が開かれている松山市のひめぎんホール前へ。
新規制基準を批判した新潟県の泉田裕彦知事に向け拍手を送り、全国の知事にも
「地域住民の声をしっかり受け止め反映する県政を求めている。周辺の知事も再
稼働を真剣に受け止めた議論をしてほしい」と県外から呼び掛けた。
(7月8日愛媛新聞より抜粋)
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┗■4.東京・原子力規制委のビルの前にて
| 「原発、絶対の安全ない」 再稼働申請 地元・被災者ら抗議
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福島の事故から2年4カ月。全国5カ所の原発が8日、新たな規制基準のもと
で再稼働への一歩を踏み出した。原発の活用をうたう政権のもと、経営の立て直
しを急ぎたい電力会社。安全対策は十分なのか。住民の不安はぬぐえていない。
安全審査の申請は、原子力規制委が入る東京・六本木のビルで午前9時半から
始まった。初めに申請したのは、泊原発を持つ北海道電力。酒井修副社長は報道
陣に「安全対策は考える範囲で対応している。効率的な審査をしていただければ」
と話し、再稼働について「冬の前には、少なくとも1基と望みを語った。
ビルの外では、午前9時前から約80人の市民らが抗議の声を上げた。集まった
のはこの日申請した電力各社の地元で原発反対を訴えるメンバーら。「再稼働は
歴史的暴挙だ」などと声明を読み上げた。
北海道釧路市から来たというマシオン恵美香さん(51)は「防災対策が取られて
いない原発を動かすとどうなるか、ちゃんと考えてほしい」と話した。
(7月8日朝日新聞夕刊より抜粋)
※事故情報編集部より:なお、この記事には、ヨコ12cm、タテ12cmの大型の写真
=抗議集会の内容写真が一緒に掲載されています。
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┗■5.再稼働申請 「この国は何も変わらない」
| 古里追われた避難者 福井県敦賀市
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3・11から二年余り。原発再稼働に向け、新規制基準による安全審査の申請
受け付けが八日、始まった。東京電力福島第一原発事故で古里を追われた人たち。
避難先でも近くの原発が申請対象となり、やるせない思いと不安を抱えている。
「国に声が届かず、もどかしい」。嫁ぎ先の福島県南相馬市から日本原子力発
電敦賀原発のある福井県敦賀市に避難した主婦鈴木美紀さん(四四)はそう話す。
原発事故後、中学教諭の夫を福島に残して高校二年の娘と始めた避難生活だが、
もともと敦賀市の隣町で関西電力美浜原発がある福井県美浜町で生まれ育った。
それだけに、敦賀原発の先行きが見えないことで地元に漂う閉塞感はよく分かる。
一方、原発を動かそうとする国や電力会社に強いいら立ちを覚える。(中略)
申請された関西電力大飯原発3、4号機などが並ぶ”原発銀座”も近い。新規制
基準は原発の安全神話復活を導くのではないかと思う。「原発以外の道を探して」
と願っているのに、一向に声が届かない。「時間がたっただけで結局何も変わら
ない。この国も生活も」
安全審査申請を報じるテレビを見ながら次女が「どうせ私たちは切り捨てられ
て、原発を動かすんでしょ」と言った。突き刺すような言葉。鈴木さんは返す言
葉が見つからなかったという。(後略) (7月9日東京新聞より抜粋)
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┗■6.新潟県知事と東電社長の会見模様
| 県は審査事前了解願いの受け取りを拒否
| OurPlanet-TVがノーカットで放送する
| 「新潟県知事が東電社長と面談-柏崎刈羽原発の再稼働」45分
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
新潟県の泉田知事は、東電が「再稼働申請と事前了解願いを同時進行させる方
法で了承を」との申し出を拒否しました。
東京電力が持参した新基準に基づく審査事前了解願いを、柏崎市と刈羽村と新
潟県に手渡そうとしましたが、新潟県は受け取りを拒否したのです。その時の広
瀬東電社長と泉田県知事のやりとりです。
7月5日の泉田知事と東電社長の会談とその後の東電社長の記者会見が、計4
5分が掲載されています。
7月8日に原子力発電所の新規制基準が施行となり、電力各社の再稼動申請の
受付けが開始されますが、福島第一原発事故を起こした東京電力は株主総会が終
わるとさっそく新潟県の柏崎刈羽原発6・7号機の申請をすると記者発表しました。
しかし柏崎刈羽原発については、地元の新潟県を始め自治体や住民には何ら説
明もないまま、既にベント装置の基礎工事が始まっており、事実上の再稼働準備
工事と、新潟県は抗議をしていました。東電の広瀬社長は泉田知事に「申請・審
査と事前了解願いを同時に進行したい」と言います。しかし知事は「事前了解と
いうのは前もって願い出ること。」と同時進行などあり得ないと主張、既にベン
ト工事が始まり、その工事手法も中越沖地震の際に発生した3号機起動変圧器の
火災に関する説明と全く違うことを指摘して反論しました。
東電が審査の事前了解を取り付けようとした7月2日にもトリチウム汚染が確
認され、福島第一原発では地下水汚染と漏えいが起こるなど、事故の対応も出来
ないままでの再稼働申請に地元新潟県の泉田知事は強く反発しています。
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配信情報より
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NewsClips「東電、柏崎刈羽原発の再稼動申請へ~新潟知事は反発」
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東京電力は2日、柏崎刈羽原子力発電所6、7号(新潟)の再稼動へ向けて、
原子力規制委員会が原発の新規制基準を8日に施行した後、速やかに安全審査を
規制委に申請することを決めた。
新潟県の泉田裕彦知事は「立地地域との信頼関係を構築する意志がない」と東電
を強く批判するコメントを発表した。
配信日 2013年7月2日(火)
視聴URL http://ourplanet-tv.org/?q=node/1613
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【編集部より】
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