世界人類放射能汚染救済対策国際安全基準設置100万年計画
- 2013年 7月 17日
- 交流の広場
- 廣瀬亜紀
欧州各地に歴史の流れと共に点在する王家の城には、国王の部屋があり、そこには必ず小さい引き出しの沢山付いた棚やライティングデスクなどがあった。
引き出しの中身は様々な毒薬であったというのは、有名な話である。
各国同志、政略結婚をし身内となった上、更に覇権争いをし宗教等を表面上の理由にして、親族間も含んで暗殺しあった殺戮の歴史は欧州の歴史に繋がる。
つまり、王家に生まれるとは、ある意味、生まれながら悪魔的に生きる運命を背負わされて、生まれるということなのかも知れない。
お伽噺の王子様とお姫様ではなく、本物の歴史、王家に生れ落ちる人間の性を、欧州の人々が知っているからこそ、ユーロディズニーランドは失敗したのだろう。
現代、世界中の人々が、水、空気、国土、食など生活環境全てに関する共通の放射能汚染安全対策が保障されていない。
大気も海も衣食住に関る流通も全て繋がっているというのに・・・
SPEEDIも、安全基準を保障する危機管理レベルには程遠い事が実証され、
原発=核開発を納得させる言い訳ツールでしか無かった事が証明された。
10 万年とも100万年とも言われる期間、放射能(毒)汚染対策をしなければならないというのに為す術も無いまま僅か数十年で途轍もない量の毒を作り出し、日 本は更にそれを撒き散らし続けている。にも拘らず、世界共通の放射能汚染安全対策取り決めを国連に働きかける国も無い。
「核不拡散と武器の取り決めをしても、実際、核汚染はバンバン拡散して垂れ流しちゃってるんですけど・・・」
原発とはトイレの無いマンションと言われて久しい。
原発=核兵器開発は、欧米で次々事故を起こした後、地球の裏側の日本に核兵器開発の拠点として、或は、アジアの時限爆弾として白羽の矢が立ったのだろうか?
花の都と呼ばれ世界貴族の憧れであったパリには、社交界のステータス欲しさに貴族らがこぞって住み着いたと言うヴェルサイユ宮殿がある。
こ のヴェルサイユ宮殿にもなんと!トイレが無く、御付の者が高級オマルを持ち歩きお世話していたそうだ。だから、オマルに座っていても気付かれないドレスの スカートの形になったのであり、香水も発達し、庭園にも各人ワンちゃんのように落し物をしていくので、裾が汚れない様にハイヒールが流行したそうだ。
ヨーロッパ貴族はトイレの無いマンションが昔からお好き?
そ の後、不衛生な環境のため、貴族庶民の区別無く集合住宅形式に住む人々を中心に多くの伝染病が蔓延し、死者多数を出す社会問題となり、対策が研究され、上 下水道が発達した。現代でも、唾を吐く等許されないマナーなのも当時の苦~い経験から衛生管理に敏感になった国民性が表れているのだろう。
それでは、(仮)世界人類放射能汚染救済対策国際安全基準設置100万年計画プロジェクトを、国家安全保障と同等に国連で議論し、多国籍企業によるコーポラティズムの横槍で、世界人類共通生存権が脅かされない恒久安全を保障してもらうにはどうしたら良いのだろうか?
歴史から学ぶとすれば、原発関連施設を保有していた
各国中枢並びに王室の建物の中心に使用済み核燃料のドライキャスク保管場所を設置して、話し合うのが近道ではないだろうか?
利権に群がり東電福島第一原発事故後も被災者を見捨てたまま漁り続けようとする、原発村と世界特権階級が対策に本腰を入れなければ、世界人類は滅亡していくしかないのかもしれないから。
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