『再稼働反対運動もつぶす「秘密保護法」』その他
- 2013年 9月 21日
- 交流の広場
- 「秘密保護法」寺島
安倍内閣が秋の国会で成立を図る「秘密保護法」問題から、新聞労連が 架空記事で警鐘をならす!
安倍さんの本命である明文改憲の露払いとして、9条改悪反対や再稼働反対などの市民運動を押さえ込むこと。
つまり、国会で秘密保護法の設立→内閣が集団的自衛権の承認→本命の9条改憲へ!「政治主導」の段取りが明確になった。
秘密保護法の設立で、再稼働に反対する全国の市民を押さえ込む段取りで事は進んでいる。
(安倍は全てみんな左翼と言って右翼を激励する)
①「架空新聞+秘密保護法案概要 発表後の各団体声明や新聞社説など」
②「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク・設立宣言」その詳細
記者会見
日時:9月25日(水)12.00~13.00
場所:新大久保
③「東海村長・村上達也さん退任前インタビュー」
私は、3.11からまだ日が浅い頃、議員会館で東海村長・村上達也さんの講演を聞いている。
他の集会でも多くの講演者や市民でも言わなかった中で、今でも強く印象に残っているのは、
東京電力を破産させ廃炉のために国有化を含む主張をされたことだ。
利益追求をさせておいて、まともな事故対応や廃炉はできない、と断言されていた。
安倍の嘘は国際的な恥だけれど、汚染水がこんなに流れ出すより前に、安全な事故対応や廃炉のための精算会社化を早く実行すべきだった。
ほんとに悔やまれる。
臨界事故とその対応を体験された村長だからの主張でした。
④「福島第1原発の放射能汚染水の危機打開のための緊急提言」2013.9.17日本共産党
上記の意味で、私は緊急提言の4項に着目します。
(4)東京電力を「破たん処理」し、「コスト優先・安全なおざり」を抜本的にただす
東電には「事故対応力」も「当事者能力」もないことは明らか
もう一度言おう。
汚染水は3.11の直後から流れ出していた。
東電は、世論が大きく取り上げないレベルで小出し、本当のことは隠していた。
安倍自民党の勝利になった選挙直後に、実は大量に漏れていたと言いだし、税金ぶんどりにも成功。
古館キャスターは、選挙後に汚染水情報を出す出し方に憤慨していた。
このユーチューブ動画は、何故か見当たらない。
また、汚染水処理の不手際とおかしさを指摘し率直に異議を述べた、
みのもんた氏の家族の事件の立検の近時の報道もあった。
「不思議」と言っておこう。
事故前、私たち大多数は3.11前に「原発安全神話」に騙されていました。
事故後、
私たち大多数は、安全な後始末を“もうけ”を使命の第一にする民間会社でも可能と思い込む「後始末の安全神話」になったのか?
2年以上、汚染水を垂れ流し、自民党勝利の選挙後に公表することで、東京電力の会社存続と、その下での税金投入に道を開き、「原子力ムラ」も温存する。
地盤工事も安上がりに手抜き・タンクもボルト張り。応急対策と分かっていながら、
何故、東電は2年半も放置したままなのでしょうか?
何故、東電は柏崎原発の再稼働を言い続けるのでしょうか?
何故、「原子力ムラ」に片寄らない精算会社にしないのでしょうか?
この問題については、慶応大学経済学教授で「破たん処理」専門家、金子勝さんの解明が非常に参考になります。
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。