2013.10.13日比谷公会堂集会とデモに参加しての記（三輪祐児さんの動画つき）

2013年 10月 14日
評論・紹介・意見
山川哲

＜山川　哲：ちきゅう座会員＞

連日の真夏を思わせるような猛暑にもかかわらず、この日の集会、デモには大勢の人々が参加されていました。会場の日比谷公会堂に入りきれない人たちが大勢、公園内のあちらこちらで集会をやり、楽器演奏などで気勢を上げていました。

この日、私たちは、四ツ谷駅からわざわざ国会議員会館、国会前を徒歩で通り抜けて、経済産業省前のテントひろばまで行きました。途中の道は、既にすごい数の警官によってあちらこちらに検問所が設けられていました。そしていちいち「どちらへ行かれるのですか」「ご用件は何ですか」とうるさく問われます。ここは公道のはずで、国民が自由にどこへ行こうが全く勝手なはずなのですが…。ある警官は、こちらが何も答えていないのに、「観光の方ですか」などととぼけたことを言い出す始末でした。「いいえ違います。日比谷公園に行くのです」「通ってはいけないのですか」といいますと、あわてて「どうぞお通り下さい」とのこと。

何しろユニーク車まで何台か動員して、国会周辺にしめ縄ならぬ、「デモ隊締め出し縄」を張り巡らしているのですから。この過剰警備にかかる費用はどのくらいになるのだろうか？また数千人に及ぶ警官動員に要する手当（多分臨時手当などであろうが）は、どれくらいかかるのだろうか？おそらく一億円では利かないだろう。数億円？それで、この不必要なお金は、だれが払うのだろうか？「税金」。こんな無駄なカネがあるのなら、福島や東北の復旧資金に回すべきではないのか。「アベノミクス」などという社会的弱者切り捨て政策によって、彼らの生活はまさに緊急を要しているのではないのか。こんなことを考えながら、テントひろばまでやってきました。そして、なけなしのお金で、とりあえず「テントひろば応援団」の賛同者に加えてもらいました。

その後日比谷公園に向かったが、公園周辺や公園内は既に多くの人たちによって埋め尽くされていた。もちろん会場内には入れない。仕方なく、会場の外でデモの始まりまで待機する。運よく「テントひろば」裁判被告の渕上太郎さんと会う。しばらく彼と話をした後、「テントひろば」の幟のある隊列に加わる。見知った顔の人たちが何人かいて、旧交を温める。2時20分に始まったデモが、公園を出るまでに1時間半以上も待たされ、寸断され、しかもデモの途中でも、何度か信号待ちで寸断。それでもこの日の参加者はくじけずに最後までデモ行進を続けていました。参加者は主催者の公式発表で、約四万人だったとか。

こういう集会やデモをこれからも継続していきたいものだと強く感じました。デモに初めて参加したという若い女性が、「すごい数の人がいるのに驚いた」と喋っていたのが印象的でした。詳細は、以下のUPLANの動画でご覧ください。また、今後の活動に是非ご参加いただきたいと思います。この闘いは他人事の闘いではなく、あくまで自分たちの闘いであることを忘れてはならないと思います。下に、「テントひろば応援団」賛同人のお願いに関する連絡先と振込先を書いておきます。是非ご賛同をお願いいたします。

20131013 UPLAN 【集会・手話付】No Nukes Day 原発ゼロ☆統一行動-福島を忘れるな・再稼働を許すな-

三輪祐児さん撮影動画から許可を得て転載しました。

http://www.youtube.com/watch?v=I7YkolmydZY (集会)

http://www.youtube.com/watch?v=d05LuDUXdKY&feature=c4-overview&list=UUhjEbWVGnGHhghoHLfaQOtA (デモ)

テントひろば応援団・賛同をよろしく

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