たんぽぽ舎から No.2003
- 2013年 10月 28日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2003】
2013年10月28日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.台風27号にも負けず、反原発の抗議スピーチが夜空に響き渡る
安倍首相は、原発再稼働よりも東電福島原発事故の収束に全力を!
暗黒国家の始まりとなる「特定秘密保護法案」に反対
10/25第77回金曜官邸前抗議行動に参加して
渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.三上元湖西市長ら呼び掛け、山本太郎ら出演
「朝日のあたる家」各地で上映…原発再稼働を考えさせられる映画
応援団(吉田 隆)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆11/9「福島県・双葉の今・・・」その現実と願い
お話 石丸小四郎さん(双葉地方原発反対同盟代表)
主催 戦争はいやだ!市川市民の会
◆11/14『福島第一原発の現状と未来~廃炉に向けて~』
第19回「むさしの市民平和のつどい」
場所:かたらいの道市民スペース
★4.新聞・雑誌より6つ
◆東電、除染費支払い拒否 74億円 国も黙認 2月時点
公費投入 責任棚上げ (10月27日朝日新聞1面トップ記事見出しのみ)
◆除染費負担を全面拒否 「賠償と二重払い」主張 東電
(10月28日東京新聞より抜粋)
◆東電責任逃れ 除染費用支払い拒否 賠償との重複は一部
(10月28日東京新聞より)
◆東電に迅速対応要請 立て替え除染支払い遅れ 環境省
(10月19日毎日新聞より抜粋)
◆10社販売電力量 2年ぶりの減少 今年度上半期
(10月19日毎日新聞より抜粋)
◆「原発輸出は犯罪的」 神学者の渡辺さん批判 都内でシンポ
(10月26日東京新聞より抜粋)
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※10/30学習会にご参加を!
『憲法の視点から読み解く原発~自民党改憲草案で
脱原発運動はどうなる?』
お 話:伊藤 真さん(法学館憲法研究所長)
日 時:10月30日(水)19時~21時(開場18:30)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円(学生400円)
予約者優先(10月28日現在、受付中です)
(たんぽぽ舎あて、電話かメールでご氏名と電話番号もお知らせ下さい。)
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┗■1.台風27号にも負けず、反原発の抗議スピーチが夜空に響き渡る
| 安倍首相は、原発再稼働よりも東電福島原発事故の収束に全力を!
| 暗黒国家の始まりとなる「特定秘密保護法案」に反対
| 10/25第77回金曜官邸前抗議行動に参加して
└──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
1)台風27号が接近する中、10月25日(金)、恒例の金曜首相官邸前抗議行動が行われました。台風の影響を考慮し、抗議行動は6時から7時30分まででした。
時折小雨が降る悪条件下でも、参加者の反原発、脱原発を願う心からの叫びが霞が関の夜空に響き渡りました。
・安倍首相は、原発再稼働よりも東京電力福島原発事故の収束に全力を注げ。
・東京電力は、福島原発事故の汚染水処理も対応できない中、柏崎刈羽原発の再稼働を進めるのは、正気の沙汰ではない。
2)また、当日は、自民党政権下で、国民の声を無視して秘密裏に進められている「TPP交渉」、及び暗黒国家の始まりとなる「特定秘密保護法案」、各々に抗議する集会が開催され、掛け持ちで抗議された参加者も多数いました。
東電福島原発事故で明らかになったことは、重要な情報が統制、隠ぺい、改ざんされた結果、住民避難に重大な影響を与え、かつ事故の原因究明を阻んでいることです。
「特定秘密保護法」により、原発関連情報が特定秘密に指定された場合には、反原発運動が大きく制約されることは明らかです。
3)東電福島原発事故を風化させないためにも、「特定秘密保護法案」に反対するためにも、私たちは抗議の声、知恵、力を出して行きましょう。
私たちは、“福島”を忘れない。
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┗■2.三上元湖西市長ら呼び掛け、山本太郎ら出演
| 「朝日のあたる家」各地で上映…原発再稼働を考えさせられる映画
└──── 応援団(吉田 隆)
国会では特別秘密保護法案が、全国の原発では再稼働が、大きな問題となっています。このような折に、原発事故時の情報秘匿や深刻な放射能被害をリアルに示す、映画「朝日にあたる家」の上映が全国で進められています。
三上元湖西市長らの呼びかけもあって、1000名を超える市民のボランティアや資金カンパにより風光明媚な浜名湖の地を背景に制作。
監督は太田隆文、山本太郎や並木史郎、斉藤とも子、平沢いずみ、橋本わかな、いしだ壱成、藤波心さんらも参画の感動的映画です。
第2のフクシマで悔いないために、是非、多くの方のご鑑賞を。
*9月から一般公開されていますが、全国の上映劇場などは次をご覧らんください。
*公式HP http://www.asahinoataruie.jp/
*太田監督日記 http://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆11/9「福島県・双葉の今・・・」その現実と願い
お 話 石丸小四郎さん(双葉地方原発反対同盟代表)
日 時 11月9日(土)13:30~
場 所 八幡市民談話室(市川市)第4集会室
(JR本八幡駅北口下車徒歩2分)
資料代 500円
主 催 戦争はいやだ!市川市民の会
連絡先 菊池嘉久 090・6948・8998
◆11/14『福島第一原発の現状と未来~廃炉に向けて~』
第19回「むさしの市民平和のつどい」
講 演:『福島第一原発の現状と未来~廃炉に向けて~』
講 師:舘野 淳 (核・エネルギー問題情報センター事務局長)
日 時:11月14日(木)19:00~ (18:30開場)
場 所:かたらいの道市民スペース(三鷹駅北口 武蔵野市タワーズ1F)
参加費:500円
問合せ:090-4374-6549 松村
むさしの市民平和のつどい実行委員会
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┗■4.新聞・雑誌より6つ
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◆東電、除染費支払い拒否 74億円 国も黙認 2月時点
公費投入 責任棚上げ
(10月27日朝日新聞1面トップ記事の見出しのみ)
◆除染費負担を全面拒否 「賠償と二重払い」主張 東電
東京電力が、数兆円に上ると想定される福島第一原発事故による放射能汚染の除染費用を全面的に返済しない方針を政府に伝えていることが分かった。費用は政府が復興予算から立て替え払いし、東電が後に返済することが法律で定められている。しかし、東電は「家や土地に対する損害賠償に加え、除染費用まで払えない」などと主張。このまま返済が滞れば、復興予算に穴があく事態もあり得る。
東電は政府が4回にわたって請求した除染費用403億円のうち67億円しか払っていない。(後略) (10月28日東京新聞より抜粋)
◆東電責任逃れ 除染費用支払い拒否 賠償との重複は一部
「除染費は賠償に含まれているから、これ以上は払わない」。東京電力は、福島第一原発事故に伴う除染費用の支払いを拒否するため、こんな理屈を持ち出している。だが、費用が重複しているとの東電の主張が正しいとしても、それは除染のごく一部の話。それを根拠に、全体の責任を免れようというのは筋が通らない。
東電は、汚染された土地や住宅に対し、価値の目減り分の損害賠償を始めている。目減り分は、除染によってある程度回復するから、さらに除染費用も負担すれば、賠償した分が「二重払い」になるとの主張だ。
確かに、個別の家屋だけなら理屈は通るかもしれない。ただし、避難を強いられている住民たちが帰還できるかどうかは、公園や道路、公共施設、農地など生活圏全体の汚染が取り除かれてこそ。
大きな袋に詰められた除染廃棄物は各所に山積みになっており、その処分が終わって、初めて、除染が終わったといえる。
これらは不動産への賠償とは別の話で、東電はまだ責任を果たしていない。
たとえ家屋の除染が終わっても、周辺の山林や沢などが汚染されたままでは、家の中まで放射線が飛んできてしまう。一度除染しても、水の動きなどで再び汚染されてしまう事例もある。
国の最初の請求から1年近くたっても、東電が支払ったのはごく一部。万が一、東電の理屈が通るようだと、政府が予算を立て替えている除染費用は、政府が被害者に請求するおかしな事態にもなりかねない。(10月28日東京新聞より)
◆東電に迅速対応要請 立て替え除染支払い遅れ 環境省
東京電力福島第一原発事故で、国がいったん立て替えて東電に請求している除染費用について、東電による支払いが進んでいないため、環境省は18日、迅速な対応を東電に要請した。今後も支払いが進まない場合には、延滞金の支払いを求めることも視野に対応策を検討する。
除染は、国が事業を実施し、関係書類が整った段階で、環境省が順次、東電に支払いを求めている。これまでに404億円を請求したが、東電は「書類がそろっていない」などの理由から67億円しか支払っていない。(後略)
(10月19日毎日新聞より抜粋)
◆10社販売電力量 2年ぶりの減少 今年度上半期
電気事業連合会が18日発表した2013年度上半期(4~9月)の電力需要実績(速報)によると、電力10社合計の販売電力量は、前年同期比1.0%減の4181億5900万キロワット時だった。(後略) (10月19日毎日新聞より抜粋)
◆「原発輸出は犯罪的」 神学者の渡辺さん批判 都内でシンポ
シンポジウム「原発輸出問題を考える」(「原発メーカー訴訟」の会主催)が東京都新宿区の信濃町教会で開かれ、神学者の渡辺信夫さん(同会会長)が「(人間の思想史の中で)原発輸出は犯罪的な計画だ」と批判した。また同会が米GE、日立製作所、東芝を相手に提訴を予定している訴訟について島昭宏弁護士が説明し約100人の来場者に賛同を求めた。
基調講演で渡辺さんは「原爆や原発の製造は人間の思想史から言って、以前の人間が考えもつかなかったとんでもないことだ。この精神構造の違いを究明することが大きな課題になっている」とした上で、「原発を輸出する思想は有害なものを外へ持ち出すことで国内の資本が利潤を生む。危険で犯罪的な考えだ」と指摘した。(後略) (10月26日東京新聞より抜粋)
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