国連・憲法問題研究会講演会 レイシズムと安倍政権 -なぜ隣人を「憎む」のか
- 2013年 11月 30日
- 催し物案内
- 繁山
講師
安田浩一さん(ジャーナリスト)
日時
2014年1月18日(土)午後6時半~9時
※12/15から変更になりました。
会場
文京シビックセンター地下1階学習室 ※変更になりました。
(後楽園駅・春日駅・水道橋駅)
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html
参加費 800円(会員500円)
国連・憲法問題研究会
連絡先 東京都千代田区内神田1-17-12勝文社第二ビル101研究所テオリア
TEL・FAX 03-6273-7233
http://www.winterpalace.net/kkmk/
peaceberryjam@gmail.com
レイシズムと安倍政権-なぜ隣人を「憎む」のか
■いま日本社会では在日外国人を攻撃する言動・ヘイトスピーチが、インター ネット・街頭にあふれ
ています。「憎悪」の対象として攻撃されるのは、隣国(中国・韓国・北朝 鮮)、公務員、生活保護
利用者、沖縄、「反原発」などへ拡大しています。
安倍は「ヘイトスピーチ」について、「他国の人々を誹謗(ひぼう)中傷し、 まるで我々が優れて
いると認識するのはまったく間違い。結果として自分たちを辱めている」(5月 7日)という認識を
示しました。
だが、隣国との軍事対決を想定して「戦争ができる国づくり」を進め、領土問 題などで隣国との緊
張・対立を煽り立て、朝鮮学校の無償化からの排除など在日外国人への差別を続 け、侵略戦争・植民
地支配を正当化し続けているのは、安倍を筆頭とする政治家たちです。2012年 「復活」した安倍政権
は「ネット右翼」の強い支持を集めています。
10月ヘイトスピーチを人種差別で違法とする判決が京都地裁で出されました。 だが、判決を批判す
るヘイトスピーチがインターネット上であふれているのが、日本社会の現実です。
安倍自身さえ認めざるを得なかったように、ヘイトスピーチは許されないもの であり、レイシズム
そのものです。なぜ日本社会でレイシズムが拡大してきたのでしょうか。そし て、安倍政権との「共
犯関係」をどう見るのか。レイシズムを克服するヒントはどこにあるのか。 「ネット右翼」・「在特
会」を取材してきた安田浩一さんのお話をうかがい、共に考えたいと思います。
安田浩一さん。やすだ・こういち。ジャーナリスト。著書に『外国人研修生殺人 事件』(七つ森書館
)、『雇用崩壊』〈共著、アスキー新書〉、『ネットと愛国――在特会の「闇」を 追いかけて』(講
談社)、『安倍政権のネット戦略』 〈共著、創出版新書〉。『ネットと愛国』 で日本ジャーナリス
ト会議賞及び講談社ノンフィクション賞を受賞。
— ———————————-
繁山 im43wj@bma.biglobe.ne.jp
———————————-
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。