テント日誌12月1日(その2) 経産省前テントひろば813日目…商業用原発停止78日目
- 2013年 12月 2日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
「NO NUKES えひめ 福島を忘れない! 伊方を稼働させない!」速報
日曜夜にテントに着いたら、高校生4人がテントに来た話で盛り上がっている。夕方男女2人ずつの高校生が首相官邸前で秘密保護法反対の声を上げた。その後テントで歓談して帰ったそうだ。頼もしい。
この日、伊方では「NO NUKES えひめ 福島を忘れない! 伊方を稼働させない!」のために朝から松山の城山公園に集まり、午後に約8千人が市内をデモした。ミサオさん、橋本あきさん、木村俊雄さん、山本太郎さ、三宅洋三さん、広瀬隆さん、鎌田慧さん、秋山豊寛さん、野党国会議員他が、原発再稼働反対と秘密保護法への怒りを強く訴えた。あいにく、鯛めし等の美味しい昼食を食べている昼前に激しい雨になり、一時は雨中の集会になったが、デモ出発頃には小雨になり、松山市内に「伊方原発再稼働反対」の声を轟かせた。
驚いたのは南北2コースに分かれたサウンドデモは歩道通行! 東京では歩道を歩くと車道のデモ隊内に入れといつもうるさい警官が、ここでは車道を歩くと執拗に歩道に戻れとデモ参加者を「補導」する。往復2車線道路が多いとはいえ、表現の自由の権利行使の観点で少々残念だった。
夜の再稼働阻止全国ネットワークの交流会にも多数が参加し、伊方現地に住まいを確保して住民との対話を開始し何としても伊方再稼働を止める決意をしたYさんのアピールで盛り上がった。なお、この日に『原発再稼働 絶対反対 -再稼働阻止全国ネットワーク編-』(金曜日 出版 ソフトカバー 126ページ 本体800円+税)を発行、全国の原発現地の現状(原発の危険性)をほぼすべて網羅した本を集会・デモ・交流会の参加者が持って帰った。
この日は、瀬戸内海を死の海にする伊方再稼働をさせないとの集会決議とともに、原発再稼働を止める勢いで秘密保護法を止める、そんな硬い決意を皆が胸に抱いた。 (K.M)
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