たんぽぽ舎から No.2047
- 2013年 12月 17日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2047】
2013年12月16日(月)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「集まろうストップ再稼働!12・15in川内」の報告
テント日誌 12月15日(日) その2より (K.M)
★2.年末の呼びかけ&週刊ダイヤモンドの紹介 広瀬 隆
★3. 金曜官邸前行動のお知らせ (1、2月) 首都圏反原発連合
★4.新聞より
◆原発新設資金 8割温存 検査院の削減指摘 エネ庁軽視
検査院は680億円金(税金)を減らせるとしてきたのに・・・・ (12月15日 東京新聞より抜粋)
★5.雑誌の紹介
◆ 原発事故避難者3年目の冬―6つの小文
裏切りとウソにまみれた伊方原発の再稼働は許されない
週刊金曜日12月6日号の原発特集の紹介(柳田真 たんぽぽ舎)
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※12/18(水)学習会にご参加下さい。
槌田ゼミ:徹底解析福島原発事故18「なんでも水素爆発の大合唱」3号は核・水蒸気爆発、4号は核暴走
日 時:12月17日(火) 18:30開場 19:00開会
講 師:槌田 敦さん(物理学者)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) 参加費800円
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┗■1.「集まろうストップ再稼働!12・15in川内」の報告
| テント日誌 12月15日(日) その2より
└──── (K.M)
経産省前テントひろば 827日目 商業用原発停止 92日目
この日午前には、地元の方々の車に分乗して川内原発に行き、ゲート前で「再稼働するな!」と訴えた。池を隔てて向かい側にあるPR館前で4団体(川内つゆくさ会、さよなら原発いのちの会、かごしま反原発連合有志、再稼働阻止全国ネットワーク)の連名で<川内原子力発電所再稼働に対する抗議文>を読み上げて館長に提出した。ここのPR館でも、福島原発事故の惨状を説明する展示は一切無い。原発から少し離れた丘に茶色い山肌とクレーン車が見えたがこれが免震重要棟の建設工事だという。
昼からは薩摩川内市内の向田公園で「集まろうストップ再稼働!12・15in川内」。ライブコンサートを聴きながら、地元の安全な食品を使った料理をほおばったり有機コーヒーを飲んだりしていると、いよいよ集会プログラムが始まる。福島、伊方、玄海、南大隅(町長が核ゴミ最終処分場誘致)、阻止ネットなどからどれも非常によくまとまって説得力あるアピールが話された。元宮崎大学長の藤原宏志氏が火砕流の痕跡なしと全くのウソの報告をする九電の会社体質を責め、弁護団から「原発なくそう!九州川内訴訟」への参加が呼びかけられたことも忘れられない。
3時からはパレードで、薩摩川内市や鹿児島市はもちろん全九州・全国から集まった1800人(主催者発表)が、薩摩川内市内の大通りを歩いた。川内はもちろん伊方、玄海、南大隅の現地の方々と、全国から集まった人々と、再稼働阻止の一点で繋がり、これからの厳しい闘いへの決意を新たにできた。
◆1-2 記事より紹介
「原発再稼働阻止へ集会 薩摩川内市、1800人が参加」西日本12月16日 03時00分
⇒http://qbiz.jp/article/29087/1/
記事「原発の再稼働阻止に向けた集会『集まろう ストップ再稼働12・ 15in川内』が15日、九州電力川内原発が立地する鹿児島県薩摩川内市で開かれた。地元の川内原発建設反対連絡協議会など県内の反原発団体が実行委員会をつくり開催。会場の同市向田公園には福島県や東京都など全国各地から約1800人(主催者発表)が集まり、反原発運動の連帯を確認した。集会では同協議会の鳥原良子会長が『全国の人が再稼働反対を訴えてくれれば、声を上げにくい市民も声を上げようと(反原発行動が)芽生えてくれる』と訴えた。
愛媛県の反原発団体代表らが『ともに闘おう』などと呼び掛けた後、『使用済み核燃料は誰も処理できない人類の負の遺産。再稼働によって、さらに増やしてはならない』などと訴える集会アピールを採択した。集会後、参加者は『原発ゼロへ』『再稼働は犯罪』などと書いたパネルやのぼりを掲げ、市中心部をデモ行進。『再稼働反対』『原発要らない』などと声を張り上げた。」
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┗■2.年末の呼びかけ&週刊ダイヤモンドの紹介
└──── 広瀬 隆
全国のみなさま 広瀬隆です
○ 今年も一年、大変な年でした。みなさまの積極的な活動・言動によって、とりあえず原発ゼロで新年を迎えることができました。しかし、 まったく油断ならないのが、来年です。また共に力を携えて、新たな反撃に出ましょう。
12月22日に、国会包囲デモが企画されています。
北朝鮮の無気味な恐怖政治に、同じ穴のむじな、ファシズムの日本政府が余計な行動に出ないよう、これから一層、市民の監視を強めなけれ ばなりません。
さて、大晦日はまだですが、野宿を強いられている人たちには、すでに厳しい寒さの冬が始まっていますので、越年闘争へのご協力を呼びか けさせていただきます。東京では、たんぽぽ舎もさまざまな形で野宿者への支援をおこなっていますが、添付ファイルには、野宿者を支援して いるグループ「のじれん」からのカンパの要請があります。東京オリンピックの下準備として、ますます生活の場を追われる人たちが、猪瀬直 樹の都庁前で猛烈なオリンピック反対の声をあげています。
のじれん、へのカンパは、大金は無用です。われわれ貧乏人は、数が強みですから、みなで、1万円を超えないたくさんの支援が寄せられる と、野宿を強いられている 人たちに大きな励みになると思います。
※ 2013-14渋谷越年・越冬闘争実行委員会 070-6511-0639
○ 明日12月16日発売の12月21日号、週刊ダイヤモンドは、東電の大特集です。
一昨年の事故直後にかなり議論されていたことが、現在ではまったくテレビと新聞に出なくなったが、 福島第一原発事故の処理には、なんと国家予算を超える54兆円かかるという試算が出ている。それがすべて国民負担になることは必至だ。この金を 国民が支払え、というのが日本政府の方針だ。
いや、読んでいると、これが原発の宿命だという結論が、誰の頭にも浮かぶ。日本人の経済は断崖絶壁にある。
特に、この38頁~48頁に、すさまじい事故処理のおそろしい現実が列記されている。文中に「困難」や「課題」と書かれているのは、ほとんど 「不可能」という意味である。
これでも懲りずに、原発再稼働を唱える電力会社の幹部と、日本政府、経産省は、完全に頭のおかしな、狂った集団だということが、子供でも分る。
ろくでもない連中が、この大特集の前後に山のように登場しているが、そのゴミ人間はどうでもよい。
この重大事を議論しない国会議員は、即刻辞任だ。議員の資格はない。
政治生命が終ったのは、自民党・公明党と、「みんなの党」渡辺喜美だけではない。
クズを集めた国会が、日本人に必要なのか・・・
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┗■3.金曜官邸前行動のお知らせ (1月から)
└──── 首都圏反原発連合
1月は10日(金)からです。 1、2月は18:30-20:00となります
※編集部より:現在は18:00-20:00なので、30分短縮になります。
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┗■4.新聞より
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◆原発新設資金 8割温存 検査院の削減指摘 エネ庁軽視
検査院は680億円金(税金)を減らせるとしてきたのに・・・・
原発新設のため経済産業省資源エネルギー庁が積み立てている資金が、東京電力福島第一原発事故後に会計検査院から大幅削減を求められながら、現在も8割程度が残っていることが分かった。検査院の意見に法的拘束力はないものの、省庁は指摘に従って予算の使い方や制度を改めるのが通例。エネ庁は指摘を軽視し、資金を温存した。
「14基⇒3基分に」
問題の積立金は「周辺地域整備資金」。原発を新設する際、地元自治体への支払いに充てるお金。国民が電気料金を支払う際に納める電源開発促進税が財源になっている。
エネ庁は原発事故後の2011年度当初も新設する原発が14基あると見積もり、1231億円を積み立てた。(中略)
検査院は事故により原発新設を見直す動きがあることなどを理由に、資金は14基中3基分しか必要ないと主張。11年10月には、残りの731億円のうち、当面必要な額は73億円程度で、650億円余を減らせるとの報告をまとめた。
(中略)だが、13年度当初で資金は589億円も残り、検査院が求めた大幅な削減はできていない。
検査院が資金の必要な原発の選び方を見直すよう求めても、エネ庁は資金を使う対象となる原発の数を従来の基準で決めている。(後略)
(12月15日 東京新聞より抜粋)
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┗■5.雑誌の紹介
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◆ 原発事故避難者3年目の冬―6つの小文
裏切りとウソにまみれた伊方原発の再稼働は許されない
週刊金曜日12月6日号の原発特集の紹介(柳田真 たんぽぽ舎)
○原発特集号で6本の小文=原発避難者3年目の冬=が載っている。主なものを紹介する。
・押し付けられる20ミリシーベルト基準―福島人の帰還向けの危うい理屈⇒成沢宗男
・分断される旧警戒区域の避難者たち⇒山岡淳一郎
・公的支援からこぼれ落ちる自主避難者=1年中利用できる保養所を札幌に⇒加藤やすこ
・対談:まだ帰れない土地へー30年後を見据え、したたかに闘う⇒市村高志・赤坂憲雄
○なお12・1のNO・NUKES 愛媛の約8000人の写真と文が載っている
(20頁目)
たんぽぽ舎作の横断幕、ノボリ旗、広瀬隆さん、阻止ネットやたんぽぽ舎のノボリ旗も写っている。
○11月29日号は「巨大地震が迫る伊方原発と再稼働」と題して、編集部の伊田浩之記者が3頁にわたって述べている。その小目次を紹介する。
・平然とウソをつく体質(四国電力)・最新の知見を無視・規制庁が四電に助け舟・汚染の危機
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